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「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉
PROGRAM公演・イベント

自主事業

終了

レパートリーの創造

松田正隆 海辺の町 二部作
「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉

2023年2月22日(水)~ 2月26日(日)

演劇ノースホール
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2023年02月20日更新|全公演当日券を販売いたします。詳細はこちら
  • 松田正隆 海辺の町 二部作 「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉

    Illustration: Fuyuki Kanai

  • 松田正隆 海辺の町 二部作 「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉

    「シーサイドタウン」Photo: Toshiaki Nakatani

  • 松田正隆 海辺の町 二部作 「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉

    「シーサイドタウン」Photo: Toshiaki Nakatani

  • 松田正隆 海辺の町 二部作 「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉

    「シーサイドタウン」Photo: Toshiaki Nakatani

  • 松田正隆 海辺の町 二部作 「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉

    「シーサイドタウン」Photo: Toshiaki Nakatani

  • 松田正隆 海辺の町 二部作 「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉

    「シーサイドタウン」Photo: Toshiaki Nakatani

  • 松田正隆 海辺の町 二部作 「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉

    「シーサイドタウン」イラストレーション:カナイフユキ

松田正隆書き下ろしによる劇場レパートリー作品の連続上演
ある海辺の町に 住まう人たち

ロームシアター京都では、劇作家・演出家の松田正隆による“海辺の町”二部作として、2021年1月に初演された「シー サイドタウン」と新作「文化センターの危機」、いずれもロームシアター京都の「レパートリーの創造」から生まれた二作品を上演します。

松田は長らく京都で活動した後に拠点を東京へと移し、自身が主宰するマレビトの会での作品創作などを通して、演劇の 上演についての様々な試みを続けてきました。「シーサイドタウン」は、自身の故郷・長崎を思わせる「海辺の町」に生きる人々を描きつつ、物語を演劇として上演することの本質を考える取り組みでもありました。

ロームシアター京都の「レパートリーの創造」シリーズは、劇場で作品を創り、劇場で上演を行います。「シーサイドタウン」は、ロームシアター京都ノースホールで長期間の創作過程を過ごし、その場所で上演されました。リハーサルを通して俳優たちがノースホールに“住み成す”プロセスと、彼らが演じる劇世界の中の「海辺の町」の住人たちの〝暮らし〟の風景が、現実世界と劇世界のあいだで、多層的に折り重なり、わたしたちの目の前に立ち上がってくるものでした。

「シーサイドタウン」の続編ともいえる「文化センターの危機」は、「シーサイドタウン」に初演から出演する俳優6名に、新たにオーディションで選ばれた俳優1名を加えて演じられます。「海辺の町」を舞台とする二つの物語が、同じ場所で、同じ俳優たちによって演じられます。ぜひ両方の上演をご覧いただき、それぞれの物語をお楽しみいただくとともに、演劇をめぐる問いかけにも触れてください。

開催日時・会場

2023年2月22日(水)~ 2月26日(日)

会場:ノースホール

  22日(水) 23日(木・祝) 24日(金) 25日(土)

26日(日)

13:00

 

 

 

 

上映会〇

14:00

 

 

「文化センターの危機」☆

 

「シーサイドタウン」☆

 

16:00

 

 

 

 

「文化センターの危機」☆

18:30

 

「シーサイドタウン」☆

 

「文化センターの危機」★

 

19:00

「文化センターの危機」

 

「シーサイドタウン」

 

 

 

☆託児あり。詳細は下欄「託児サービス」をご覧ください。
★終演後にアフタートークを行います。
〇「シーサイドタウン」初演時の稽古場を撮影した記録映像(ディレクション:村川拓也、撮影:米倉伸)の上映とトークを行います。(入場無料・予約不要)

全上演回(上映会をのぞく)で、日本語・英語対応字幕タブレットの貸出を行います。(要事前予約・定員あり)

公演・作品について

作・演出:松田正隆(劇作家・演出家・マレビトの会代表)

出演:生実慧、鈴鹿通儀、大門果央、田辺泰信、中川友香(「文化センターの危機」のみ)、深澤しほ、横田僚平

照明:藤原康弘・杉本奈月(N2 / 青年団)
音響:合田洋祐(ロームシアター京都)
演出助手・稽古場記録:福井裕孝
舞台監督:川村剛史(ロームシアター京都)
イラストレーション:カナイフユキ
宣伝美術:南 琢也
撮影:中谷利明
制作:齋藤 啓・木原里佳(以上、ロームシアター京都)
広報:松本花音・山形ゆき(以上、ロームシアター京都)
プログラムディレクター:小倉由佳子(ロームシアター京都)

あらすじ

「文化センターの危機」
文化センターの職員である吉村、辻井、中野の三人は不安な日々を送っていた。来年度から運営が民間に移行するのにともない、職員が解雇されると告げられていたからだ。そんな時、中野の大学時代の友人がイベントの下見で文化センターを訪れる。週末をキャンプで過ごすために職員たちは山に行き、焚き火をする。一方、コンビニでバイトをしている高校生の里岡は美術部顧問の教師、神長から、土曜の夜に流星群が見えると教えられ、心をときめかせる。港の岸壁では、密航者を監視する男が佇んでいる。冬の海辺の地方都市、その週末、三日間のスケッチ。

「シーサイドタウン」
この国の西の果て、海辺の町。一軒の空き家に一人の男(シンジ)が住みはじめる。シンジは東京で職をなくし行き場を失い、故郷に帰ってきた。荒廃していく地方の町では凡庸なるファシズムが横行し、シンジは戸惑いながらもその流れに馴染んでゆく。相変わらず地縁・血縁のしがらみも絡みつく。日々の生活の中で「何かの兆し」は常に現れ、起こるべくして起こった事件がシンジのもとに報告される。

プロフィール

松田正隆

松田正隆Masataka Matsuda

劇作家・演出家・マレビトの会代表
1962年、長崎県生まれ。96年『海と日傘』で岸田國士戯曲賞、97年『月の岬』で読売演劇大賞作品賞、99年『夏の砂の上』で読売文学賞を受賞。2003「マレビトの会」を結成。主な作品にフェスティバル・トーキョー2018参加作品『福島を上演する』など。2012年より立教大学現代心理学部映像身体学科教授。2021年1月「シーサイドタウン」をロームシアター京都で初演し、10年ぶりに自身の演出作品を京都で上演する。また、ロームシアター京都「劇場の学校プロジェクト」では3年続けて講師を務めている。

生実 慧Satoshi Ikuzane

1986年、石川県生まれ。
近年、出演・参加した作品に、マレビトの会『福島を上演する』(2016-2018)、ワワフラミンゴ『くも行き』(2019)、ダダルズ『QPQの地点』(2022)などがある。

鈴鹿 通儀Michiyoshi Suzuka

中学高校時代に日本ハムファイターズの私設応援団員として全国の球場を飛び回るなどしていたら、大学受験に失敗。2年間に渡るプー太郎生活を過ごしたのち日本大学芸術学部演劇学科に進学。卒業後活動を本格化し、中野成樹+フランケンズ,ままごと,劇団子供鉅人,ピンク・リバティ,財団、江本純子,スペースノットブランク,フェスティバル/トーキョー,京都国際舞台芸術祭など舞台を中心に出演。4月にゆうめい『ハートランド』(東京芸術劇場 シアターイースト)を控える。

大門 果央Kao Daimon

京都府出身、大学生。
シーサイドタウンが初出演作です。
2回目ですが頑張ります。

田辺 泰信Yasunobu Tanabe

1997年-2001年劇団維新派に所属。国内及び海外公演に参加した後、作業療法士免許取得のため活動休止。2013年頃より映像分野を中心に活動を再開。主な出演作は濱口竜介監督「ハッピーアワー」、いまおかしんじ監督「れいこいるか」、野原位監督「三度目の、正直」、NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」、今年1月放送の「探偵ロマンス」がある。近年の舞台参加は第19回AAF戯曲賞公演「ね-」、akakilike「捌くーSabaku」(東京芸術祭2022)など。

中川 友香Yuka Nakagawa

1999年、松本生まれ。俳優。主な出演作に、関田育子「浜梨」、新聞家「弁え」、オル太「ニッポン・イデオロギー(仮)」、篠崎誠監督『きみの面影をいまだ夢みる』『ひかりのなかでよむ』。2022年、俳優2人組のユニット「再演企画」を始動し「ここから発つ」を上演。

深澤 しほShiho Fukasawa

演劇カンパニーヌトミックにて、俳優・スタッフとして活動。近年の主な舞台出演作に、福名理穂作・演出『柔らかく搖れる』(第66回岸田國士戯曲賞受賞)、映画出演作に、杉田協士監督作『春原さんのうた』(第32回マルセイユ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門にてグランプリ他多数受賞)などがある。

横田 僚平Ryohei Yokota

オフィスマウンテンのメンバー(主宰 山縣太一)、2016年「ドッグマンノーライフ」で初参加、数年後入る。
他に犬飼勝哉、円盤に乗る派、グループ野原、サンプル、七里圭、新聞家、ダダルズ、玉城大祐、ロランコロンなどの作品に参加。
今年6〜7月にこまばアゴラ劇場でオフィスマウンテン「ホールドミーおよしお」に出演。

福井 裕孝Hirotaka Fukui

1996年京都生まれ。演出家。2017年にマレビトの会『福島を上演する』に演出部として参加。2018年から個人名義での作品の発表を始める。近作に『インテリア』(2020)、『デスクトップ・シアター』(2021)、『シアターマテリアル』(2020,2022)など。下北ウェーブ2019選出。ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム“KIPPU”選出。2022年度よりTHEATRE E9 KYOTOアソシエイトアーティスト。

チラシ

松田正隆 海辺の町 二部作チラシデータはこちら(PDF)

レパートリーの創造について

ロームシアター京都が、2017年度から取り組んでいるプログラムで、劇場のレパートリー演目として時代を超えて末永く上演されることを念頭に、公立劇場が主体的に作品製作に取り組む事業です。また、作品創造のプロセスを通じて、俳優、ドラマトゥルク、制作者等の専門家人材の育成や観客育成のための関連プログラムを企画し、レパートリーの創造から各地域における劇場文化をつくることを目指します。

レパートリー作品特設サイト

これまでの「レパートリーの創造」
木ノ下歌舞伎「心中天の網島―2017リクリエーション版―」(2017年10月)
木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」(初演2019年2月、再演2020年10-11月)
ジゼル・ヴィエンヌ エティエンヌ・ビドー=レイ 『ショールームダミーズ #4』(初演2020年2月、再演2021年11月)
ロームシアター京都開館5周年記念事業 松田正隆作・演出「シーサイドタウン」(初演2021年1月)
市原佐都子/Q「妖精の問題 デラックス」(初演2022年1月)

新型コロナウイルス感染症の感染予防に関する対策、留意点

新型コロナウイルス感染症の感染予防に関して、ロームシアター京都における対策、留意点をまとめています。必ずご一読ください。
新型コロナウイルス感染症対策に伴うお知らせ

企画製作:ロームシアター京都
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
協賛:京都信用金庫
令和4年度文化資源活用推進事業
後援:京都新聞

お問い合わせ

ロームシアター京都 チケットカウンター  TEL:075-746-3201

チケット購入・予約

チケット料金

[「文化センターの危機」「シーサイドタウン」共通]
全席自由
一般3,500 円、ユース(25 歳以下)2,000 円、18 歳以下1,000 円
2公演セット券:一般6,000 円、ユース(25 歳以下)3,500 円、18 歳以下1,500 円
※チケットは各公演ごとに必要です
※2公演セット券はロームシアター京都オンラインチケット、ロームシアター京都チケットカウンター、京都コンサートホールチケットカウンターのみ取扱。

先行発売日

2022年11月19日(土)
※フレンズ会員(オンライン会員)、Club 会員(京都コンサートホール・ロームシアター京都共通の会員制度)・京響友の会会員

一般発売日

2022年11月26日(土)

チケット取扱窓口

  • ロームシアター京都オンラインチケット
  • ロームシアター京都チケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-746-3201(10:00~17:00、年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)]
  • 京都コンサートホールチケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-711-3231(10:00~17:00、第1・3月曜休 ※祝日の場合は翌日)]
  • チケットぴあ

    Pコード:516-046
    ※2作品共通通(セット券の取扱なし)

託児サービス

下記の申込要領をご確認の上、Eメールかお電話にてご予約ください。

委託先 :㈱ウィズグループ京都オフィス(全国保育サービス協会会員)

開催日時:①2023年2月23日(木・祝) 「文化センターの危機」13:00~終演15分後まで
     ②2023年2月23日(木・祝) 「シーサイドタウン」17:30~終演15分後まで
     ③2023年2月25日(土) 「シーサイドタウン」13:00~終演15分後まで
     ④2023年2月26日(日) 「文化センターの危機」15:00~終演15分後まで

申込締切:①、②2023年2月16日(木) ※電話受付は18:00まで
     ③2023年2月18日(土) ※電話受付は18:00まで
     ④2023年2月19日(日) ※電話受付は18:00まで
     
託児人数:託児スペースの関係上、お預かりできる人数に限りがあります。
定員になり次第、受付を終了させていただきますので、予めご了承ください。
対象年齢:3か月~就学前まで
料金:有料 1,000円(税込) /1公演/お子様1人あたり
※公演当日、託児会場にてお支払いください。
※キャンセルの場合は必ずご連絡をお願い致します。
※実施日1週間前を過ぎてのキャンセルの場合、ご利用料金が発生致しますので予めご了承下さい。

◆Eメール⇒メールアドレス:kyoto-office☆with-g.com(☆を@に変えてお送りください)
件名 ⇒
①、④2/23・26「文化センターの危機」ロームシアター京都 託児室希望
②、③2/23・25「シーサイドタウン」ロームシアター京都 託児室希望

本文 ⇒ 保護者様氏名(ふりがな) 
緊急連絡先(携帯電話など)
お子さまのお名前(ふりがな)
性別・年齢(生年月日)
託児希望日時(上記、開催日時①~④のいずれかをご記入ください)
その他、アレルギーや健康状態など託児上の注意点
※お申込が完了しましたらメールにてご連絡差し上げます。数日お時間を頂戴する可能性もございますのでご了承ください。申込締切日までに返信メールが届かない場合は、お手数をお掛けしますが、お電話にてご連絡ください。
(お電話でのお問い合わせ:下記「◆お電話」に記載の番号にお願い致します)

◆お電話⇒0120-470-077(フリーダイヤル)または075-343-6787
上記と同内容をお尋ねします。
※電話受付時間:平日・土曜日 9:00~18:00

※集団保育でお過ごしになる際のお子様のご様子で気になる点など、特に「アレルギーや医師からの診断事項等留意点、集団保育でお過ごしになる際のお子様のご様子で気になる点」については、託児を行う上で重要となりますので、必ず事前にお知らせください。

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