PROGRAM公演・イベント
2020 年に製作したレパートリー作品をふたたび上演。
描かれるのは、ある海辺の町に住まう人たち
2020年度のレパートリー作品として、松田正隆が書き下ろした「シーサイドタウン」。長らく京都で活動した後、現在は東京を拠点にする松田にとって、京都で自身の演出作品を上演するのは約10年ぶりのことでした。戯曲に立ち返りながら、マレビトの会で積み重ねた作劇方法を発展させ、物語を上演することの本質に迫ったこの作品は、大きな反響を呼びました。待望の再演です。
開催日時・会場
2023年2月22日(水)~ 2月26日(日)※同じ期間中に「文化センターの危機」も上演します。
会場:ノースホール
公演・作品について
作・演出:松田正隆(劇作家・演出家・マレビトの会代表)
出演:生実慧、鈴鹿通儀、大門果央、田辺泰信、深澤しほ、横田僚平
演出助手:福井裕孝
あらすじ
この国の西の果て、海辺の町。一軒の空き家に一人の男(シンジ)が住みはじめる。シンジは東京で職をなくし行き場を失い、故郷に帰ってきた。荒廃していく地方の町では凡庸なるファシズムが横行し、シンジは戸惑いながらもその流れに馴染んでゆく。相変わらず地縁・血縁のしがらみも絡みつく。日々の生活の中で「何かの兆し」は常に現れ、起こるべくして起こった事件が報告される。
プロフィール
レパートリーの創造について
ロームシアター京都が、2017年度から取り組んでいるプログラムで、劇場のレパートリー演目として時代を超えて末永く上演されることを念頭に、公立劇場が主体的に作品製作に取り組む事業です。また、作品創造のプロセスを通じて、俳優、ドラマトゥルク、制作者等の専門家人材の育成や観客育成のための関連プログラムを企画し、レパートリーの創造から各地域における劇場文化をつくることを目指します。
新型コロナウイルス感染症の感染予防に関する対策、留意点
新型コロナウイルス感染症の感染予防に関して、ロームシアター京都における対策、留意点をまとめています。必ずご一読ください。
新型コロナウイルス感染症対策に伴うお知らせ
企画製作:ロームシアター京都
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
協賛:京都信用金庫
令和4年度文化資源活用推進事業
お問い合わせ
ロームシアター京都 チケットカウンター TEL:075-746-3201
チケット購入・予約
チケット料金
[「文化センターの危機」「シーサイドタウン」共通]全席自由
一般3,500 円、ユース(25 歳以下)2,000 円、18 歳以下1,000 円
※チケットは各公演ごとに必要です
※ 2 公演セット券を発売予定、料金未定
[11 月発売開始予定]
チケット取扱窓口
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