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PROGRAM公演・イベント

自主事業

終了

前売券完売

レパートリーの創造

市原佐都子/Q「妖精の問題 デラックス」

2022年1月21日(金)~ 1月24日(月)

演劇ノースホール
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2022年01月19日更新|各回当日券を販売します。詳細はこちら 
・本公演の客席には靴をぬいでご入場いただく予定です。
・上演時間は約130分になります。チラシで90分(予定)とご案内しておりましたが変更になりましたので、ご了承ください。
  • 市原佐都子/Q「妖精の問題 デラックス」

  • 市原佐都子/Q「妖精の問題 デラックス」

  • 市原佐都子/Q「妖精の問題 デラックス」

直近の岸田戯曲賞を受賞し、注目を集める新世代の劇作家・演出家、市原佐都子。
代表作のひとつ「妖精の問題」を、京都で新たなメンバーとともに、“デラックス”版として上演します。

時代を超えて末永く上演される劇場のレパートリー演目を製作することを念頭に、2017年から継続して取り組むプロジェクト「レパートリーの創造」。第五弾となる今回、鋭い感性と確かな筆力を高く評価され、第64回岸田國士戯曲賞を受賞した、才能あふれる新世代の劇作家・演出家のひとり、市原佐都子の代表作「妖精の問題」の再創作をプロデュースします。
「妖精の問題」は2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件をきっかけに創作されたもので、社会においてタブーとされていることを真正面から取り扱った作品です。自虐や偏見に満ち溢れた世界をコミカルに描きながら、観客を捉えて離さない強烈なメッセージが潜んでいます。
「妖精の問題 デラックス」では、初演で1人の俳優が演じた登場人物を、出演者公募/オーディションで選出された才能あふれる7人の俳優が演じます。また、ドラマトゥルク、音楽、舞台美術、衣裳、照明・・・と、多彩なスタッフを交え、パワーアップした“デラックス”版を生み出します。

新型コロナウイルス感染症拡大により、社会のゆがみが顕在化・深刻化するいま、あらためて市原の代表作に対峙すべく、公演だけでなく、多様な意見を交換する場を設けます。
動画

開催日時・会場

2022年1月21日(金)~ 1月24日(月)

1月21日(金)19:00
1月22日(土)14:00 ☆/18:00 ★
1月23日(日)14:00 ☆
1月24日(月)14:00 ★/19:00
★アフタートークあり
登壇者:22日(土)18:00の回 市原佐都子・木村覚、24日(月)14:00の回 市原佐都子・額田大志
☆託児サービスあり。詳細は下欄「託児サービス」をご確認ください。
※開場時間:開演の30分前
※全ステージ、多言語字幕タブレット貸出あり。詳細は下欄「多言語タブレット貸出サービス」をご確認ください。
※本公演の客席には靴をぬいでご入場いただく予定です。

会場:ノースホール

上演時間:約130分 ※チラシで90分(予定)とご案内しておりましたが変更になりました。

公演・作品について

キャスト・スタッフ

作・演出:市原佐都子(Q)

出演:
[第一部]朝倉千恵子・筒井茄奈子
[第二部]大石英史・キキ花香
[第三部]廣川真菜美・富名腰拓哉・緑ファンタ

音楽:額田大志(東京塩麹/ヌトミック)
演奏:秋元修、石垣陽菜、高橋佑成、額田大志
舞台美術:dot architects
衣裳:南野詩恵
照明:魚森理恵
音響:稲荷森健
映像:小西小多郎
舞台監督:川村剛史(ロームシアター京都)
ドラマトゥルク:木村覚
演出助手:山田航大
制作助手:寺澤聖香
制作協力:山里真紀子(Q)
チラシデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)
イラスト:狩野岳朗

企画製作:ロームシアター京都
京都芸術センター制作支援事業

あらすじ

一部「ブス」
作品世界でマイノリティとされる「ブス」の女学生二人。もうすぐ選挙が行われる。最近、存在感を増している「不自然撲滅党」候補者の政見放送を二人は見る。

二部「ゴキブリ」
ラーメン屋の近くに住む貧困夫婦は、家に生息する「ゴキブリ」に悩まされている。ある日、夫は大量の害虫駆除剤を焚く。異常なゴキブリが発生する。妻は妊娠しており、不意にその煙を吸ってしまい…。

三部「マングルト」
自分自身の体内常在菌を利用して作る食べ物「マングルト」。その創始者である小室淑子の意思を引き継いだ礼子による「マングルト」についてのセミナー。

「妖精の問題」上演歴

2017年 こまばアゴラ劇場(東京)/初演
2018年 TPAM2018フリンジSTスポットセレクション STスポット(横浜)
2018年 KYOTO EXPERIMENT 2018公式プログラム京都芸術センター(京都)
2018年 Japan Playwrights Project 2018 Martin E. Segal Theater Center
2020年 オンライン版
2021年 中国にて上演記録のオンライン配信
    インドネシアにて現地の俳優と創作したオンライン版の上演
    「ソウル・マージナル・シアター・フェスティバル」で韓国の俳優による上演

プロフィール

市原佐都子

© Flavio Karrer

市原佐都子Satoko Ichihara

劇作家・演出家・小説家・城崎国際アートセンター芸術監督。1988年大阪府生まれ福岡県育ち。桜美林大学にて演劇を学び、2011年よりQ 始動。人間の行動や身体にまつわる生理、その違和感を独自の言語センスと身体感覚で捉えた劇作、演出を行う。2011年、戯曲『虫』にて第11回 AAF 戯曲賞受賞。2017年『毛美子不毛話』が第61回岸田國士戯曲賞最終候補となる。2019年に初の小説集『マミトの天使』を出版。同年『バッコスの信女 ─ ホルスタインの雌』をあいちトリエンナーレにて初演。同作にて第64回岸田國士戯曲賞受賞。公益財団法人セゾン文化財団セゾン・フェロー|アーティスト。

額田大志

©︎コムラマイ /タカラマハヤ

額田大志Masashi Nukata

作曲家、演出家。1992年東京都出身。8人組バンド「東京塩麹」、演劇カンパニー「ヌトミック」主宰。「上演とは何か」という問いをベースに、音楽のバックグラウンドを用いた脚本と演出で、パフォーミングアーツの枠組みを拡張していく作品を発表している。舞台音楽の作曲家としてQ、パスカル・ランベール、岩渕貞太、コンプソンズなどに参加。最近は、目的のない集まりを開催することに精を出している。

dot architects(ドットアーキテクツ)

dot architects(ドットアーキテクツ)

建築家ユニット。2004 年設立。大阪・北加賀屋にて、アート、オルタナティブ・メディア、アーカイブ、建築、地域研究、サークル、NPOなど、分野にとらわれない人々や組織が集まる「もうひとつの社会を実践するための協働スタジオ」コーポ北加賀屋を拠点に活動。設計、施工のプロセスにおいて専門家・非専門家に関わらず様々な人との恊働を実践している。設計だけに留まらず、現場施工、リサーチプロジェクト、アートプロジェクトなど様々な企画にもかかわる。代表作はUmaki camp(2013、小豆島)、千鳥文化(2017、大阪)など。現在のメンバーは家成俊勝、赤代武志、土井亘、寺田英史、宮地敬子、池田藍、石田知弘の7名。2021年、第2回小嶋一浩賞を受賞。

朝倉千恵子

朝倉千恵子Chieko Asakura

東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。フリーランスで関東を拠点に活動中。チェルフィッチュ『三月の5日間』リクリエーション(2017年~2019年)、ジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ『ショールームダミーズ#4』(2020年)、ロロ『いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校』(2021年)に俳優として参加。また自身でもパフォーマンスや映像作品を制作している。

筒井茄奈子

筒井茄奈子Kanako Tsutsui

1994年生まれ。ピッコロ演劇学校本科33期・研究科33期生で演劇を学ぶ。在学中より自主公演や関西小劇場に出演。その後関西だけでなく、さまざまな劇団やカンパニーに出演。映像にも積極的に参加を始め、現在全国で公開中の内田伸輝監督作品・映画『女たち』に出演。

大石英史

大石英史Eiji Oishi

1987年大阪生まれ。俳優。フリーで活動している。2015年から2020年までdracomに登録メンバーとして参加。過去には、お寿司、akakilike、努力クラブ、ブルーエゴナク、THE ROB CARLTON、劇の虫、庭劇団ペニノ、維新派、新聞家、トリコ・Aプロデュース、ソ・ヒョンソク演出作品、sons wo:、村川拓也演出作品、藤田貴大作・演出作品などに出演。また、国内外の演劇祭に多数参加している。

キキ花香

キキ花香Hanaka Kiki

88年1月27日生まれ。水瓶座。大阪府交野市出身。2009年より劇団子供鉅人に入団。現在は東京を中心に俳優として活動するかたわら、舞台や映画の衣装スタイリスト、KI.pharmacy名義で服や小物の製作や販売など色んな角度から自分の形を追求している。

廣川真菜美

廣川真菜美Manami Hirokawa

大学卒業後に俳優を志し俳優の運転手を経て、小松台東やろりえ、桃尻犬といった話題の団体に参加。小劇場の舞台を中心に活動しながら、近年では足立紳監督「喜劇 愛妻物語」瀬々敬久監督「な り ゆきな魂、」等の映画、タニノクロウ秘密倶楽部「Marzo VR」、webCMなどの映像作品にも出演するなど活動の場を広げている。

富名腰拓哉

富名腰拓哉Takuya Funakoshi

2000年生まれ。日本大学芸術学部映画学科演技コース在学中。18歳の頃からエキストラや小さな役で舞台・ドラマに出演し、最近は自主制作映画で主演を務める。俳優という仕事を「社会に対して訴えることができない人たちの代弁者」と捉え、今後は様々な作品に関わりながら、舞台や映画などジャンルを問わない活動を目指している。明るく人見知りのない性格。

緑ファンタ

緑ファンタFanta Midori

京都府生まれ。大阪を拠点におもに小劇場にて舞台出演。1993年より社会人劇団<満員劇場御礼座>に所属し、現在も年一回ペースの公演に参加している。2014年より、シアターコクーン「プレイタイム」(2020)を手掛けた美術家/演出家・梅田哲也氏の「O才」「5つの船」「7つの船」他に出演。タイ・バンコクで、子どもたちとのストリートパフォーマンス「なんだこれ?!サークル」(2016)にも参加した。

秋元 修

秋元 修Shu Akimoto

札幌出身。2014年、洗足学園音楽大学ジャズコース首席卒業。Wacken Open Air 2013 にMysterious priestessとして、Montreux Jazz Festival Japan 2017に菊地成孔プロジェクトとして出演。2020年、単身渡氷。DC/PRG, Song-XX, Klehe等に参加。

石垣陽菜

石垣陽菜Haluna Ishigaki

神奈川県出身。洗足学園音楽大学ジャズコース卒業。
Mike Stern氏、Randy Brecker氏、日野皓正氏、渡辺香津美氏らと共演歴をもつ。自身のバンド「TAMTAM」ではカナダツアーやFUJIROCKに参加し、昨年5月に発売したアルバム「We Are the Sun!」では鎮座DOPENESS氏と共演。その他、多くの作品に携わる。

高橋佑成

Photo by Eiji Kikuchi

高橋佑成Yusei Takahashi

1994年東京生まれ。明治学院大学文学部芸術学科卒業。
13歳の頃からジャズに興味を持ち独学でジャズを始める。その後中学生対象の世田谷ドリームジャズバンドに加入。日野皓正氏を始めとしたジャズミュージシャンに触れ音楽を学ぶ。
現在は世田谷トリオ ( 岩見継吾(b)、吉良創太(ds) )、 m°fe ( 松丸契(as) , 落合康介(b) ) 、日野皓正Quintet 、自身が主宰する音楽ユニット”秘密基地“、トラックメイカーのSTUTS氏のバンドに参加などジャズに限らず多岐に渡って活動している。

チラシデータ(JPEG)

チラシ

チラシ

レパートリーの創造」について

「レパートリーの創造」は、ロームシアター京都が、2017年度から取り組んでいるプログラムです。劇場のレパートリー演目として時代を超えて末永く上演されることを念頭に、公立劇場が主体的に作品製作に取り組みます。また、作品創造のプロセスを通じて、俳優、ドラマトゥルク、制作者等の専門家人材の育成や観客育成のための関連プログラムを企画し、レパートリーの創造から各地域における劇場文化をつくることを目指します。

これまでの「レパートリーの創造」
木ノ下歌舞伎「心中天の網島―2017リクリエーション版―」(2017年10月)
木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」(初演2019年2月、再演2020年10-11月)
ジゼル・ヴィエンヌ エティエンヌ・ビドー=レイ 『ショールームダミーズ #4』(初演2020年2月、再演2021年11月)
ロームシアター京都開館5周年記念事業 松田正隆作・演出「シーサイドタウン」(初演:2021年1月)

多言語タブレット貸出サービス

全回、日本語・英語に対応した多言語タブレットの貸出サービスがあります。
ご希望の方は「oubo@rohmtheatrekyoto.jp」まで、以下をご記入のうえお申込ください。

件名 ⇒ ロームシアター京都『妖精の問題 デラックス』多言語タブレット貸出希望
本文 ⇒ ①氏名(ふりがな)②鑑賞する公演日時 ③希望する言語(日本語または英語)④ご連絡先(携帯番号など)

締切:2022年1月19日(水)

新型コロナウイルス感染症の感染予防に関する対策、留意点

新型コロナウイルス感染症の感染予防に関して、ロームシアター京都における対策、留意点をまとめています。必ずご一読ください。
新型コロナウイルス感染症対策に伴うお知らせのページ

主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

お問い合わせ

ロームシアター京都チケットカウンター TEL.075-746-3201

チケット購入・予約

チケット料金

全席自由
一般3,500円、ユース(25歳以下)2,000円、18歳以下1,000円
※推奨年齢中学生以上、未就学児入場不可。
※「ユース」「18歳以下」は要証明書提示。

先行発売日

2021年10月16日(土)
※ロームシアター京都フレンズ会員(オンライン会員)、Club会員(京都コンサートホール・ロームシアター京都共通の会員制度)・京響友の会会員

一般発売日

2021年10月23日(土)

チケット取扱窓口

  • ロームシアター京都オンラインチケット
  • ロームシアター京都チケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-746-3201(10:00~17:00、年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)]
  • 京都コンサートホールチケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-711-3231(10:00~17:00、第1・3月曜休 ※祝日の場合は翌日)]
  • チケットぴあ

    Pコード:508-799

  • e+(イープラス)

託児サービス

下記の申込要領をご確認の上、Eメールかお電話にてご予約ください。

委託先 :㈱ウィズグループ京都オフィス(全国保育サービス協会会員)

開催日時:①2022年1月22日(土) 13:20~終演15分後まで。
     ②2022年1月23日(日) 13:20~終演15分後まで。
申込締切:①2022年1月15日(土) ※電話受付は18:00まで
     ②2022年1月16日(日) メール受付、2022年1月15日(土)18:00まで電話受付

託児人数:託児スペースの関係上、お預かりできる人数に限りがあります。
定員になり次第、受付を終了させていただきますので、予めご了承ください。
対象年齢:3か月~就学前まで
料金:有料 1,000円(税込) /1公演/お子様1人あたり
※公演当日、託児会場にてお支払いください。
※キャンセルの場合は必ずご連絡をお願い致します。
※ご利用料金については、キャンセルの場合も発生致します事、予めご了承下さい。

◆Eメール⇒メールアドレス:kyoto-office☆with-g.com(☆を@に変えてお送りください)
件名 ⇒ 1/22・1/23ロームシアター京都 託児室希望
本文 ⇒ 保護者様氏名(ふりがな)
緊急連絡先(携帯電話など)
お子さまのお名前(ふりがな)
性別・年齢(〇歳〇ヵ月まで記入ください)
希望託児時間(開催日時①②のいずれか)
その他、アレルギーや健康状態など託児上の注意点

◆お電話⇒0120-470-077(フリーダイヤル)または075-343-6787
上記と同内容をお尋ねします。

※集団保育でお過ごしになる際のお子様のご様子で気になる点など、特に「アレルギーや医師からの診断事項等留意点、集団保育でお過ごしになる際のお子様のご様子で気になる点」については、託児を行う上で重要となりますので、必ず事前にお知らせください。

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