若手アーティストの発掘と育成を目的に、ロームシアター京都と京都芸術センターが協働して行う創作支援プログラム“KIPPU”。8年目となる今回、2025年度の参加アーティスト募集を行い、選考の結果、下記の3団体に決定いたしました。来年度行われる、ロームシアター京都ノースホールでの上演にご期待ください。
※詳細は決まり次第、ロームシアター京都、京都芸術センター、各アーティストの公式HPなどで告知いたします。
【参加アーティストおよび公演時期 *上演順に掲載】
幻灯劇場(げんとうげきじょう)<京都>/2025年9月
演劇作家や映像作家、ダンサー、写真家など多様な作家が集まり、よってたかって演劇をつくる集団。Aぇ! groupとコラボした音楽劇『鬱憤』や、日本センチュリー交響楽団とDJ・水野蒼生とタッグを組んだフィジカルシアター『Play is Pray』を上演するなど、ジャンルを越え様々なアーティストたちと作品をつくっている。
https://gentou-gekijou.themedia.jp/
餓鬼の断食(がきのだんじき)<奈良・京都>/2025年12月
2021年に川村智基が立ち上げ。 団体名はことわざ。意味は『あたり前のことなのに、特別なことをしているかのように人前をつくろうことをたとえ』。
本公演にあたる『vol.シリーズ』、既製戯曲を基に他分野のアーティストとコラボを行う『戯れシリーズ』、身体表現を模索する『企みシリーズ』の3軸で活動を展開する。
https://gakinodanjiki.jimdosite.com/
トレモロ<兵庫>/2026年3月
2010年、東京で結成。全作品の演出を早坂彩が手がける。
利賀演劇人コンクール2015『イワーノフ』にて優秀演出家賞・観客賞受賞。テキストレジの巧みさと空間のレイヤーを生かした演出を評価される。
2024年、活動拠点を兵庫県神戸市に移す。近作にSCOTサマー・シーズン2022×豊岡演劇祭2022『新ハムレット』(作・太宰治)、『新ハムレット』京都・東京二都市ツアー、『Port-見えない町の話をしよう-』(作・久野那美)大阪公演など。
https://ayahayasaka.amebaownd.com/
会場:ノースホール