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PROGRAM公演・イベント

自主事業

終了

ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム”KIPPU”

オル太 『超衆芸術 スタンドプレー』

2020年2月8日(土)~ 2月11日(火)

演劇ノースホール
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2020年03月31日更新|高嶋慈氏、能勢陽子 氏による公演評を公開しました。
  • オル太 『超衆芸術 スタンドプレー』

    スタンドプレーvol.1(2018年、川崎能楽堂/神奈川県川崎市)写真:井上佐由紀

  • オル太 『超衆芸術 スタンドプレー』

    スタンドプレーvol.2(2018年、BWA Awnagrada/ポーランド、ヴロツワフ)

  • オル太 『超衆芸術 スタンドプレー』

    スタンドプレーvol.3(2019年、大阪市此花区)

日常を記録し、再現することであぶり出される都市の無意識。

滑稽かつ批判的な眼差しから日常を切り取り、都市における無意識の振る舞いを人・物になって自在に演じてきたオル太が、2020年東京オリンピックを目前に、京都で初となるスタンドプレーを上演します。
2017年から展開する『超衆芸術 スタンドプレー』は、パイロン*やペットボトル、賭け事などの集団における行為、信号機や防災無線などの機能やそれらの環境での人々の身振りと会話によって物語を創出するvol.1、競技とメディアを通じてつくられるイメージの模倣を映像とパフォーマンスで構成するvol.2、そして観客と大阪此花区の路上観察を行いスタンドプレーを収集するvol.3と続いてきました。
本公演ではゲストに新井麻弓、タカハシ 'タカカーン' セイジ、玉木晶子、山本悠を迎え、京都での滞在制作によってこれまでの作品をアップデートし、オムニバス形式で披露します。
新国立競技場の構造モデルから設計したスタジアムをロームシアター京都ノースホールに再現し、「自らが演じること」と「演じることを観ること」が演者と観客、都市と劇場のなかで入れ子構造で立ち上がり、人間の共存に結びついてきた行為を問いかけます。

*パイロン:(商標名の「カラーコーン」の名で呼ばれることが多い。)
日々の稽古の様子を、Twitterにて公開中!
動画

開催日時・会場

2020年2月8日(土)~ 2月11日(火)

会場:ノースホール

  2/8 (土) 2/9 (日) 2/10 (月) 2/11 (火・祝)
14:00       ●★
15:00      
18:30      
19:00      

★託児サービスあり
*受付・開場は開演の30分前
※一部広報物に2/10(月)19:30開演としておりましたが、正しくは19:00開演となります。お間違いのないようお願いいたします。

公演・作品について

『超衆芸術 スタンドプレー』とは

日常の中で出会う笑いを引き起こす現象を調査し、都市生活の中で生まれる無意識の身体の動きや、人為的に仮設された街頭のオブジェがもたらす無作為の状況について明らかにしていく。群衆と物質や情報を含めた集合を「超衆」と名付け、都市の環境や機能によって私たちが演じていると気づく事柄や場所をシミュレーションする。

スタンドプレーのInstagram: @stand_play

出演・スタッフ

作・演出:オル太
演出統括:Jang-Chi

出演:新井麻弓、井上徹、川村和秀、斉藤隆文、タカハシ ‘タカカーン‘ セイジ 、玉木晶子、長谷川義朗、メグ忍者、山本悠
クリエーション協力:新井麻弓、タカハシ ‘タカカーン‘ セイジ 、玉木晶子、山本悠

舞台美術、衣装:オル太
舞台設計:井上徹、長谷川義朗
CGデザイン:長谷川義朗
サウンドデザイン:井上徹
映像編集:メグ忍者
イラストレーション(映像):井上徹、斉藤隆文
キャラクターデザイン(映像):斉藤単勝
チラシデザイン、イラストレーション:山本悠
衣装協力:南野詩恵
制作:上村絵梨子

テクニカルスタッフ
照明:藤本隆行
音響:加登匡敏
映像:武部瑠人
映像技術協力:時里充
アシスタント:大和由佳

出演者

オル太、新井麻弓、タカハシ ‘タカカーン‘ セイジ 、玉木晶子、山本悠
※出演予定だったYukoNexus6は健康上の理由により、出演を見送ることになりました。今回の出演者変更に伴うチケットの払い戻しはございません。 何卒ご理解頂き、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

オル太OLTA

東京を拠点とする表現活動集団。メンバーは井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chiの 6 名。2009 年結成。いずれも多摩美術大学絵画学科油画専攻出身。人間の根源的な欲求や感覚について、 自らの身体を投じたパフォーマンスを通じて問いかけている。

ウェブサイト

新井麻弓

1988年、ニューヨーク生まれ。2013-15年、ウィーン応用芸術大学写真専攻にて学んだ後、2016年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。現在、同大学博士後期課程在籍。様々な土地の人々とともに、トランスフォーメーションや自己の中の他者性をテーマに、写真・映像/演劇・パフォーマンスの領域で学際的な活動を行う。2015年よりスイス人振付家Nina Willimannと、Willimann/Araiとしても活動。近年の主な活動に、2019年「臺北美術獎」(Taipei Fine Art Museum/台北)、「Werkschau」(Haus Konstruktiv/チューリッヒ)ほか。

タカハシ 'タカカーン' セイジTAKAHASHI 'Takakhan' Seiji

「アール・ブリュット」その創作過程、スペース「FLOATとの出会いから、企画やパフォーマンス、障害福祉分野での創作支援等現在に繋がる活動開始。主な活動:「無職・イン・レジデンス」(2014〜)、「『芸術と福祉』をレクリエーションから編み直す」、スペース「世界」(2017〜)、京都芸術センターにて「京都レクリエーションセンター〜施設のための試演〜」発表(2019)。認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ「たけしと生活研究会」レジデンス・プログラム招聘(20192020)。一貫する関心は個人の表現欲求や尊厳(いる、ということ)、人が関係しあうことで発露する創意、連鎖的な創作性を様々を集いの中にみる。

ウェブサイト

玉木晶子

1983年生まれ。東京都を拠点に活動。2016年東京藝術大学大学院映像研究科修了。イメージの持つあやうさについて「見る」という経験から問い直す表現活動を行っている。主な活動歴に、「エマージェンシーズ!038 『A Pile of Coins』」(NTTインターコミュニケーションセンター[ICC]、東京、2019)、「OPEN SITE 2018-2019『ブレイク タイム No.6』」(トーキョーアーツアンドスペース、東京、2019)、など。

山本悠

1988年与野市生まれ。2012年多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。良い心を持っているイラストレーター。イラストレーションを中心に、展覧会、出版物、広告、音楽作品などの分野で活動する。近年の主な発表に、角銅真実「Dance」のミュージックビデオや、網守将平「パタミュージック」のアートディレクション、砂山太一、浜田晶則の展覧会「鏡と天秤」のグラフィックデザインなど。休みの日は公園でビールを配っている。

応援コメント

本作の舞台は《スタジアム》、観客はその中に招き入れられ、
間近に迫ったオリンピックさながらの熱狂的な舞台を体験する…
と思いきや、登場するのは、忘れ去られた場所に現れる、忘れ去られた人々。
乾いた笑いの中に、都市にぽっかり現れた更地のような時空を描き出す。
意味や価値というものを脱臼させ、現代の空虚な熱狂を批評する。
太田省吾『ヤジルシ』の2020年版と言ったら言い過ぎだろうか。
作品の仕上がりに期待しています。

ロームシアター京都 プログラムディレクター橋本裕介

公演評

高嶋慈氏による公演評はこちら(2020年3月31日公開)

能勢陽子 氏による公演評はこちら(2020年3月31日公開)

主催:オル太
共催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都市
協力:東京藝術大学大学院映像研究科、RAM Association
レジデンス協力:一般社団法人HAPS、常松庵

ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム”KIPPU”とは?

次代を担う若手アーティストが京都から羽ばたく!新たな創造支援プログラムの2年目。
若手アーティストの発掘と育成を目的に、ロームシアター京都と京都芸術センターが協働して行う創造支援プログラム“KIPPU”。2年目となる今回、2019年度の参加団体募集を行い、選考を実施。衣装作家が立ち上げた舞台芸術団体「お寿司」(京都)と、巨大な彫刻やインスタレーション、集団による身体表現などを展開するアーティスト・コレクティヴ「オル太」(東京)の2組に決定いたしました。各団体のフレッシュな感覚によって、ノースホールにどのような空間が立ち上がるのか、ご期待ください。
①お寿司(2019年12月) ②オル太(2020年2月)

お問い合わせ

オル太
TEL 090-7399-6044 MAIL mail@olta.jp

チケット購入・予約

チケット料金

全席自由(日時指定)
前売一般:2,999円、前売ユース(25歳以下):2,499円、高校生以下: 999円(前売・当日共通)

※一般・ユースは、当日各500円増
※ユース、高校生以下は入場時証明書をご提示いただきます。
※車椅子でご来場のお客様は事前にオル太までご連絡ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。

先行発売日

2019年11月16日(土)
※ロームシアター京都フレンズ会員(オンライン会員)、Club会員(京都コンサートホール・ロームシアター京都共通の会員制度)・京響友の会会員

一般発売日

2019年11月23日(土)

チケット取扱窓口

  • ロームシアター京都オンラインチケット
  • ロームシアター京都チケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-746-3201(10:00~17:00、年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)]
  • 京都コンサートホールチケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-711-3231(10:00~17:00、第1・3月曜休 ※祝日の場合は翌日)]
  • オル太 チケット予約
    mail@olta.jp 
    ①氏名(ふりがな) ②当日のご連絡先 ③ご希望の日時 ④券種 ⑤枚数を明記のうえ、上記メールアドレスまでお送りください。

     

    京都芸術センター 窓口
    TEL 075-213-1000 (10:00~20:00/年中無休)

託児サービス

2月11日(火・祝)14:00の回は託児サービスをご用意いたします。

■対象年齢:生後3ヵ月~12歳まで
■料金:有料 1,000円(税込) /1公演/お子様1人あたり ※キャンセルの場合は必ずご連絡をお願い致します。 ※ご利用料金については、キャンセルの場合も発生致します事、予めご了承下さい。
■委託先:有限会社ノトス 公益社団法人全国保育サービス協会(ACSA)正会員
■保険:不測の事故に対応するために、有限会社ノトスが保険に加入しており、保険適用範囲で補償いたします。 ロームシアター京都は事故の責任は負わないことを申し添えます。
■申込方法 お問合せフォームより、下記必須事項をご入力のうえご予約下さい。

※締切:2020年2月4日(火)

お問い合わせフォームはこちら

・【ご利用希望日】公演日時
・【ご利用希望時間帯】公演名
・【お問合せ項目】お子様のお名前(ふりがな)、託児上の注意点(アレルギーなど)
※福利厚生クーポンについては、ご利用頂けません事、ご了承下さいませ。 なにかご不明点がございましたら、お電話にてお問い合わせください。

有限会社ノトス 075-341-5150(日祝除く9:00~17:00)

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