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PROGRAM公演・イベント

自主事業

レパートリーの創造

市原佐都子/Q 新作公演

2025年2月

演劇ノースホール
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  • 市原佐都子/Q 新作公演

    「妖精の問題 デラックス」(2022 年1 月)より 撮影:中谷利明

  • 市原佐都子/Q 新作公演

    「妖精の問題 デラックス」(2022 年1 月)より 撮影:中谷利明

  • 市原佐都子/Q 新作公演

    「妖精の問題 デラックス」(2022 年1 月)より 撮影:中谷利明

  • 市原佐都子/Q 新作公演

    「妖精の問題 デラックス」(2022 年1 月)より 撮影:中谷利明

次代を牽引する劇作家・演出家、市原佐都子による書き下ろし新作

「レパートリーの創造」は、2017年度から取り組んでいるプログラムです。公立劇場が主体的に作品制作に取り組み、劇場のレパートリー演目として時代を超えて末長く上演されることを念頭にプロデュースしています。第8作目は、人間の生と性に関わる違和感を大胆かつ緻密に描く、市原佐都子の新作を発表します。
市原は近年、ノイマルクト劇場(チューリヒ)との共同制作『Madama Butterfly』(2021年初演)や、「世界演劇祭2023」での『弱法師』(2023年初演)など、オペラや能で親しまれてきた演目を原案に、現代の私たちの姿として大胆に捉えなおし、社会的タブーに切り込みながら、人間の本質とは何かを問いかける話題作を発表しつづけています。
ロームシアター京都では、2022年1月に、市原の代表作のひとつ『妖精の問題』を『妖精の問題 デラックス』として新たな創作メンバーとともに再創作しました。自虐や偏見に満ち溢れた世界をコミカルに描きながら、社会の中で意識的/無意識的に目を逸らしていることがらを執拗にえぐり出した本作は、観客を捉えて離さない強烈なメッセージが潜む作品となりました。
同シリーズでの市原作品第2弾となる今作は、韓国・ソウルと日本でのフィールド・リサーチを経て書き下ろす新作です。市原にとって初めての試みでもある創作プロセスから生まれる意欲作です。

開催日時・会場

2025年2月

会場:ノースホール

公演・作品について

作・演出:市原佐都子

市原佐都子

ⒸBea Borgers

市原佐都子Satoko Ichihara

劇作家・演出家・小説家・城崎国際アートセンター芸術監督。1988年大阪府生まれ福岡県育ち。桜美林大学にて演劇を学び、2011年よりQ始動。人間の行動や身体にまつわる生理、その違和感を独自の言語センスと身体感覚で捉えた劇作、演出を行う。2011年、戯曲『虫』にて第11回AAF戯曲賞受賞。2017年『毛美子不毛話』が第61回岸田國士戯曲賞最終候補となる。2019年に初の小説集『マミトの天使』を出版。同年『バッコスの信女 ─ ホルスタインの雌』をあいちトリエンナーレにて初演。同作にて第64回岸田國士戯曲賞受賞。2021年、ノイマルクト劇場(チューリヒ)と共同制作した『Madama Butterfly』をチューリヒ・シアター・スペクタクル、ミュンヘン・シュピラート演劇祭、ウィーン芸術週間他にて上演。2023年には最新作『弱法師』を世界演劇祭(ドイツ)にて初演し、国内で高知・豊岡・東京を巡演。

レパートリーの創造について

ロームシアター京都が、2017年度から取り組んでいるプログラムで、劇場のレパートリー演目として時代を超えて末永く上演されることを念頭に、公立劇場が主体的に作品製作に取り組む事業です。また、作品創造のプロセスを通じて、俳優、ドラマトゥルク、制作者等の専門家人材の育成や観客育成のための関連プログラムを企画し、レパートリーの創造から各地域における劇場文化をつくることを目指します。

レパートリー作品特設サイト

これまでの「レパートリーの創造」
木ノ下歌舞伎「心中天の網島―2017リクリエーション版―」(2017年10月)
木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」(初演2019年2月、再演2020年10-11月)
ジゼル・ヴィエンヌ エティエンヌ・ビドー=レイ 『ショールームダミーズ #4』(初演2020年2月、再演2021年11月)
ロームシアター京都開館5周年記念事業 松田正隆作・演出「シーサイドタウン」(初演2021年1月)
市原佐都子/Q「妖精の問題 デラックス」(初演2022年1月)
松田正隆 海辺の町 二部作「文化センターの危機」〈新作〉/ 「シーサイドタウン」〈再演〉(「文化センターの危機」初演2022年2月、「シーサイドタウン」初演2021年1月、再演2022年2月)
高谷史郎(ダムタイプ) 新作パフォーマンス『Tangent(タンジェント)』(初演2024年2月)

  • 企画製作: ロームシアター京都
    主催: ロームシアター京都( 公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

  • 共同製作:Seoul Performing Arts Festival

  • 助成:
    文化庁文化芸術振興費補助金
    劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
    独立行政法人日本芸術文化振興会

お問い合わせ

ロームシアター京都 チケットカウンター  TEL:075-746-3201

チケット購入・予約

チケット料金

全席自由
料金未定

先行発売日

2024年10月5日(土)
※フレンズ会員(オンライン会員)、Club会員(京都コンサートホール・ロームシアター京都共通の会員制度)・京響友の会会員

一般発売日

2024年10月12日(土)

チケット取扱窓口

  • ロームシアター京都チケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-746-3201(10:00~17:00、年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)]
  • 京都コンサートホールチケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-711-3231(10:00~17:00、第1・3月曜休 ※祝日の場合は翌日)]

観劇サポート

■きこえない・きこえづらいお客様へ
ヒアリングループ対応のお席がございます。磁気コイル付補聴器・人工内耳を装用の方に、舞台音声を伝える機器をご用意しています(専用受信機の無料貸出)。
座席位置および台数に限りがございますので、ご予約・お問合せをお願いします。
内容を確認後、こちらから折り返しご連絡いたします。

予約・問合せ先:ロームシアター京都
申込方法:FAXもしくはEmailにてお申込ください。
FAX: 075-746-3366
Email: accessibility[at]rohmtheatrekyoto.jp ※[at]は@に変えてください
件名:「観劇サポート」
本文:①お名前 ②連絡先(あればFAX) ③観劇人数

■車椅子でご来場のお客様へ
本公演では車椅子席のご用意がございます。座席位置・提供数に限りがございますので、下記までお問合せください。なお、同伴の介助者がいらっしゃる場合もあわせてご相談下さい。
お申込・お問い合せ:ロームシアター京都チケットカウンター Tel. 075-746-3201

福祉専用駐車場、多目的トイレがご利用いただけます。また、車椅子のお貸出しも承っております。
お申込・お問い合せ:ロームシアター京都 Tel. 075-771-6051

託児サービス

■託児サービス
小さなお子さまをお連れの方も安心してゆっくりと舞台をお楽しみいただけるよう、託児サービスを実施いたします。
お申込み、問い合わせは下記までご連絡ください。

【ロームシアター京都】
Email. accessibility@rohmtheatrekyoto.jp/TEL. 075-771-6051

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内容確認後、こちらからご連絡いたします。
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