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自主事業

終了

ロームシアター京都フィルムプログラム

2023年10月13日(金)~ 10月15日(日)

美術・映像サウスホール
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    『アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険』(2009年) ARIANE MNOUCHKINE :L’AVENTURE DU THÉÂTRE DU SOLEIL © 2009 AGAT Films & Cie / Le Théâtre du Soleil / Ina / Bel Air Media / ARTE France

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    『堤防の上の鼓手 俳優によって演じられる人形のための古代東洋の物語』(2002) ©Michéle Laurent

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    『DUMB TYPE 高谷史郎-自然とテクノロジーのはざま』(2018年) ©Ideale Audience – 2018

太陽劇団(フランス) / 高谷史郎(日本) / ディミトリス・パパイオアヌー(ギリシャ)
今年度ロームシアター京都で上演を予定している、3 組の世界的アーティスト。
その先鋭的な作品世界を映像で体感できるプログラム!

創設59年目を迎えた太陽劇団の歩みをたどるドキュメンタリー作品『アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険』と22年前の太陽劇団初来日公演で上演された『堤防の上の鼓手』、ディミトリス・パパイオアヌーが“ 舞台機構” とパフォーマーを大胆に振り付けた作品『NOWHERE』、そして高谷史郎の30年以上にわたる活動を追った初のドキュメンタリー映画『DUMB TYPE 高谷史郎―自然とテクノロジーのはざま』を一挙上映します。

開催日時・会場

2023年10月13日(金)~ 10月15日(日)

会場:サウスホール

 
13日(金) 17:00   19:00    
14日(土)   13:00   17:00  
15日(日) 15:00   11:00 13:00  
29日(日)         13:00

※各回、開場は上映開始の30分前。

 

①『アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険』

②『堤防の上の鼓手 俳優によって演じられる人形のための古代東洋の物語』

③ディミトリス・パパイオアヌー『NOWHERE』ディレクターズ・カット版

④『DUMB TYPE 高谷史郎-自然とテクノロジーのはざま』

⑤京都芸術劇場 春秋座にて、太陽劇団『1789』&トーク

公演・作品について

上映作品

①『アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険』(2009年)

© 2009 AGAT Films & Cie / Le Théâtre du Soleil / Ina / Bel Air Media / ARTE France

①『アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険』(2009年)ARIANE MNOUCHKINE :L’AVENTURE DU THÉÂTRE DU SOLEIL

10月13日(金)17:00上映/10月15日(日)15:00上映

監督:カトリーヌ・ヴィルプー
上映時間:75分
フランス語上映・日本語字幕付き
カトリーヌ・ヴィルプー監督による2009年のドキュメンタリー映画。『道化たち』『キッチン』『1789』などの初期作品から、『最後のキャラバンサライ』『はかなきものたち』へと至る太陽劇団の軌跡を、作品の記録映像、稽古場や舞台裏の風景、さらにムヌーシュキンを始め、太陽劇団を支えてきた俳優らの証言を交えつつたどる。稀代の演出家ムヌーシュキンと劇団の人生そのものを描いた貴重な映像記録。
協力:NPO法人アートネットワーク・ジャパン
配給/映像提供:© 2009 AGAT Films & Cie / Le Théâtre du Soleil / Ina / Bel Air Media / ARTE France

②『堤防の上の鼓手 俳優によって演じられる人形のための古代東洋の物語』(2002)

『堤防の上の鼓手 俳優によって演じられる人形のための古代東洋の物語』(2002) ©Michéle Laurent

②『堤防の上の鼓手 俳優によって演じられる人形のための古代東洋の物語』(2002)TAMBOURS SUR LA DIGUE

10月14日(土)13:00上映

作:エレーヌ・シクスー
監督:アリアーヌ・ムヌーシュキン
上映時間:136分
フランス語上映・日本語字幕付き
2001年太陽劇団の初来日公演。古代東洋のある町では、中央を大河が貫き堤防によって生産地域や行政地域などが隔てられていた。洪水の危機が迫る中、堤防を壊すことで両岸のいずれかを救うという究極の選択がつきつけられ…。文楽のごとく俳優が黒子と共に人形として演じられる驚くべき演出。ムヌーシュキンの日本への深いオマージュが込められた作品。
配給/映像提供:© 2002 Le Théâtre du Soleil / Bel Air Media / ARTE France / CNDP/ ZDF Theaterkanal

太陽劇団

©︎Pascal Gallepe

太陽劇団Théâtre du Soleil

太陽劇団は1964年にフランスで設立。“集団創作”という独自スタイルで知られ、パリ郊外のカルトゥーシュリ(旧弾薬庫)を拠点に活動している。70年に上演されたフランス革命を題材とした『1789』は斬新な演劇手法で、世界的注目を集めた。古典から仮面劇、現代の難民問題を扱った作品まで幅広いレパートリーを持つ。2001年に『堤防の上の鼓手』(新国立劇場)で待望の初来日を果たし、アジアの人形劇、特に日本の文楽のエッセンスを大胆に取り入れた表現が話題となった。

③ディミトリス・パパイオアヌー『NOWHERE』ディレクターズ・カット版

©Marilena Staflydou

③ディミトリス・パパイオアヌー『NOWHERE』ディレクターズ・カット版

10月13日(金)19:00上映/10月15日(日)11:00上映

考案・映像化・演出:ディミトリス・パパイオアヌー
初演(舞台):2009年、ギリシャ国立劇場(アテネ)
スペシャルインタビュー映像製作:彩の国さいたま芸術劇場
上映時間:約53分(本編 約40分、スペシャルインタビュー映像 約13分)
2009年ギリシャ国立劇場のリニューアルのために委嘱された舞台作品を映像化した本作は「人間に対して挑戦してくる空間を克服することを私はいつも考えています」と語るパパイオアヌーの溢れるイマジネーションで劇場のリニューアルされた“舞台機構”とパフォーマーを大胆に振り付けた作品。ピナ・バウシュの思い出に捧げた「For Pina」のシーンも必見。本編のほか、ディミトリス・パパイオアヌーのスペシャルインタビュー映像も同時上映。

ディミトリス・パパイオアヌー

©Julian Mommert

ディミトリス・パパイオアヌーDimitris Papaioannou

1964年アテネ生まれ。舞台芸術のアーティストとして知られるようになる前には、画家や漫画製作家として国際的に認められていた。NYでダンスを学んだのち、1986年にエダフォス・ダンス・シアターを設立。以後、フィジカル・シアター、実験的ダンス、パフォーマンス・アートを融合した独自の舞台創作を展開し、2004年アテネ五輪の開閉会式の演出を手がけ、世界的に注目を集める。その後も、ギリシャ国立劇場の杮落しを飾った『NOWHERE』(09年)や初の大規模な世界ツアーを行った『STILL LIFE』(14年)、2019年に日本初上陸となった『THE GREAT TAMER』(17年)などを発表。2018年5月にはヴッパタール舞踊団の委嘱により『SINCE SHE』を振付・演出。ピナ・バウシュ亡き後、初めて新作を発表した振付家として大きな話題を呼んだ。2020年9月、コロナ禍で自身が出演するデュオ作品『INK』を創作発表。2022年にも来日し、『TRANSVERSE ORIENTATION』を上演した。

④『DUMB TYPE 高谷史郎-自然とテクノロジーのはざま』(2018年)

©Ideale Audience – 2018

④『DUMB TYPE 高谷史郎-自然とテクノロジーのはざま』(2018年)

10月14日(土)17:00上映/10月15日(日)13:00上映

★10月14日(土)上映終了後、高谷史郎と細井美裕によるトークを開催します。
監督・編集・脚本:ジュリオ・ボアト
共同脚本:エンリコ・ピトッツィ
製作:レア・バルデ、ピエール=マルタン・ジュバン
出演:高谷史郎、坂本龍一、長谷川祐子、サイモン・フィッシャー・ターナー、トマ・ドゥラメール、濱哲史、リシャール・カステリ、オリヴィエ・バルザリーニ、平井優子、アルフレッド・バーンバウム
上映時間:55分
※日本語、フランス語、英語上映
配給/ユーロスペース ©Ideale Audience – 2018
『DUMB TYPE 高谷史郎―自然とテクノロジーのはざま』は30年以上にわたる彼の活動を追った初のドキュメンタリー映画。ヤン・ファーブルなど先鋭的な舞台を手がける芸術家のドキュメンタリーで定評のあるイタリア人監督ジュリオ・ボアトが、音楽家・坂本龍一やサイモン・フィッシャー・ターナー、東京都現代美術館「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展のキュレーター長谷川祐子らへのインタビュー、そして豊富なパフォーマンスやインスタレーションの映像によって、30年以上に渡って活動を続ける高谷の進化と、その創造の原動力を解き明かす。

高谷史郎

高谷史郎Shiro Takatani

1963年生まれ。1984年からアーティスト・グループ「ダムタイプ」の活動に参加。様々なメディアを用いたパフォーマンスやインスタレーション作品の制作に携わり、世界各地の劇場や美術館、アートセンター等で公演/展示を行う。また、中谷芙二子、坂本龍一、野村萬斎、十五代樂吉左衞門・樂直入らとのコラボレーション作品も多数。

細井 美裕Miyu Hosoi

1993年生まれ。慶應義塾大学卒業。マルチチャンネル音響をもちいたサウンドインスタレーションや、屋外インスタレーション、舞台公演、自身の声の多重録音を特徴とした作品制作を行う。これまでにNTT ICC無響室、YCAM、東京芸術劇場コンサートホール、羽田空港、国際音響学会AES、愛知県芸術劇場、長野県立美術館などで作品を発表。

https://miyuhosoi.com/

⑤京都芸術劇場 春秋座にて、太陽劇団『1789』&トーク

⑤京都芸術劇場 春秋座にて、太陽劇団『1789』&トーク

関連プログラムとして、10月29日(日)13:00より京都芸術劇場 春秋座(京都芸術大学内)にて、太陽劇団初期の代表作『1789』上映と演出家アリアーヌ・ムヌーシュキンによるトークを行います。
※ロームシアター京都でのチケット取り扱いあり。
https://k-pac.org/events/9912/

  • 主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

  • 助成:令和5年度 文化庁 文化資源活用推進事業

  • KYOTO EXPERIMENT 2023 提携プログラム

お問い合わせ

ロームシアター京都チケットカウンター  TEL:075-746-3201

チケット購入・予約

チケット料金

全席自由
一般1,000円、ユース(25歳以下)500円/1プログラムあたり
※11月4日-5日太陽劇団「金夢島」/1月18日-21日ディミトリス・パパイオアヌー「INK」/2月9日-12日高谷史郎「新作パフォーマンス」の公演チケット提示の方は無料でご入場いただけます。(⑤京都芸術劇場 春秋座 太陽劇団『1789』&トークを除く)
※未就学児入場不可。

先行発売日

2023年8月19日(土)
※フレンズ会員(オンライン会員)、Club会員(京都コンサートホール・ロームシアター京都共通の会員制度)・京響友の会会員

一般発売日

2023年8月26日(土)

チケット取扱窓口

  • ロームシアター京都オンラインチケット
  • ロームシアター京都チケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-746-3201(10:00~17:00、年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)]
  • 京都コンサートホールチケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-711-3231(10:00~17:00、第1・3月曜休 ※祝日の場合は翌日)]

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