ロームシアター京都

ロームシアター京都について

京都に新たな文化芸術の拠点が誕生 2016年1月10日「ロームシアター京都」オープン

これまで50年間にわたり“ 文化の殿堂” として親しまれてきた「京都会館」は、2016年1月10日に「ロームシアター京都」として新たな一歩を踏み出します。ロームシアター京都は、文化芸術の創造・発信拠点として、文化芸術都市・京都の名を高め、京都のまち全体の発展に寄与することを目指しています。

舞台芸術公演が行われるホール以外に、パークプラザ、ローム・スクエア、プロムナードなどの賑わいを創出する新しい施設を備えることで、これまでにない開かれた場が生まれます。そのような「劇場のある空間」を中心として、人々の暮らしの感覚と芸術とが相互に繋がり、京都に新しい「劇場文化」を形づくります。

都会館の誕生

1960年4月29日、全国に先駆けた多目的な公立文化ホールとして、京都・岡崎の地に京都会館は誕生しました。当時の京都市は、財政的に非常に厳しい状況にありましたが、市民会館建設に対する市民の強い要望もあり、市民や企業からの多額の寄付金を財源の一部として建設が実現しました。
設計を担ったのは、日本を代表する建築家である故前川國男氏です。同氏は、京都会館を京都市民の、あるいは京都の青少年の一つの「生活道場」として活用していくという、当時の市長をはじめとした京都市の熱意に打たれたと述べておられます。こうして出来上がった京都会館は、岡崎地域の周辺環境との調和を考慮し、水平線を強く意識した意匠で設計されており、日本建築学会賞を受賞するなど、「モダニズム建築の傑作」として高い評価を受けています。

京都会館の誕生

都の「文化の殿堂」

京都府内唯一の2,000人規模のホールとして、開館からこれまでの間、コンサートを中心に講演会や映画の上映会などの開催を通じて、多くの市民が来場し、市民が気軽に文化芸術に触れることのできる文化施設の中心的存在として活用されてきました。まさに、京都の舞台芸術を中心とした多彩な文化活動が繰り広げられる「文化の殿堂」として、市民だけでなく、全国の著名なアーティストからも親しまれてきました。

京都の「文化の殿堂」
画像提供:永石写真事務所

整備基本計画

開館から50年あまり経ち、施設全般の老朽化やホール機能の前近代化など、利用者や来場者のニーズに応えられない状況となってきました。こうした事態に直面し、京都市では10年間近くにわたり京都会館の再整備に向けた検討を重ね、2011年6月に「京都会館再整備基本計画」を策定しました。
同計画の中では、既存の建物を出来る限り活かし、市民の思い出とともに未来へ引き継ぐことを基本としたうえで、施設水準の向上のために必要となる再整備を行うことを目的とした、次の基本方針を示しています。

基本方針
既存の建物価値を継承し、公共ホールとして建物を再生する。
「文化の殿堂」として多様な利用ニーズに応えるよう機能向上を図る。
岡崎地域の活性化や魅力の保全・創出を牽引する機能導入や環境整備を進める。

物価値の継承

再整備を行うに当たっては、現在の岡崎地域の風致・景観の向上に寄与するとともに、日本を代表するモダニズム建築として評価の高い京都会館の建物価値を検証し、実施する基本設計に反映するため、京都会館の建物価値継承に係る検討委員会を設置しました。基本設計は、現在の日本を代表する建築家の一人である香山壽夫氏が行いました。同氏は、基本設計に込めた思いとして「優れた保存再生とは、単に老朽化した部分を補修することではなく、時代ごとの新しい価値を古い価値の上に重ねてくことでなくてはならない」と述べておられます。

※当ウェブサイトでも「時代ごとの新しい価値を古い価値の上に重ねてくこと」との想いをうけ、京都会館の天井意匠からヒントを得たデザインを採用しています。

2012年6月に、基本計画に基づき、同委員会からの提言を踏まえた、「京都会館再整備基本設計」を取りまとめました。

建物価値の継承
(写真上)画像提供:永石写真事務所
(写真左下)京都会館の天井意匠 画像提供:永石写真事務所
(画像右下)天井意匠からヒントを得たデザイン

ームシアター京都としての出発

京都市の厳しい財政状況の中で再整備後の事業展開を見据えた場合、京都会館を再び「文化の殿堂」として甦らせるためには、民間活力を導入する等により、長期にわたるご支援をいただくことが必要不可欠でした。再整備事業の取組を進めるなか、京都に本社を持つローム株式会社にご協力いただけることとなり、2011年9月に「京都会館の命名権に関する契約」を締結し、この命名権対価を利用して再整備を進めることとなりました。これまで50年間にわたり「文化の殿堂」 として親しまれてきた「京都会館」は、2016年1月10日に「ロームシアター京都」として生まれ変わります。

京都の「文化の殿堂」
Photo:小川重雄

都会館のあゆみ

1960年 4月 京都会館開館 
2005年 7月 第1回京都会館再整備検討委員会(~2006年)
2011年 6月 京都会館再整備基本計画策定
  9月 ローム株式会社と京都会館の命名権に関する契約を締結
  10月 京都会館の建物価値継承に係る検討委員会(~2012年3月) 
2012年 6月 京都会館再整備工事基本設計発表
2013年 7月 ネーミングライツ名称「ロームシアター京都」発表
  9月 再整備工事着工
2015年 8月 竣工
2016年 1月 開館 

京都市は、京都会館再整備事業を進めるなか、全国において幅広い音楽文化支援活動に取り組まれており、芸術文化の振興にご理解のあるローム株式会社に、50年間にわたるネーミングライツという全国でも例を見ない形で、京都会館再整備事業にご協力いただけることとなりました。
「京都会館の命名権に関する契約」に基づき命名された、「ロームシアター京都」には、” 世界文化都市・京都から発信する「文化の殿堂」として、音楽、演劇、伝統芸能等、様々な分野の舞台芸術が披露される劇場であるように” とのローム株式会社の思いが込められています。

ローム株式会社

ローム株式会社 - ROHM Semiconductor

京都に本拠を置く総合半導体メーカーであるローム株式会社は、永年にわたり音楽芸術を支援してまいりました。
50年間、市民に愛されてきた「京都会館」の再整備にあたり、その新しいコンセプトに共感し、今後50年間のネーミングライツの形でお手伝いさせていただくことになりました。
世界水準の文化発信拠点として誕生する「ロームシアター京都」が、日本を代表する文化の殿堂として、広く愛されることを願っています。



これまでの名称 ネーミングライツ名称
京都会館 ロームシアター京都 - ROHM Theatre Kyoto
第一ホール メインホール - Main Hall
第二ホール サウスホール - South Hall
多目的スタジオ(新設) ノースホール - North Hall
会議棟 パークプラザ - Park Plaza
共通ロビー(新設) プロムナード - Promenade
中庭 ローム・スクエア - ROHM Square

劇場文化をつくる

ロームシアター京都は、文化芸術の創造・発信拠点として、文化芸術都市・京都の名を高め、
京都のまち全体の発展に寄与することを目指しています。舞台芸術公演が行われるホール以外に、
賑わいを創出する新しい施設を備えることで、これまでにない開かれた場が生まれ、
「劇場のある空間」を中心として、人々の暮らしの感覚と芸術とが相互に繋がり、京都に新しい「劇場文化」を形づくります。

“時代ごとの新しい価値を、これまで築いてきた古い価値の上に重ねていく”という、リニューアルオープンに向けた想いは、
建物の価値継承にとどまらず、ロームシアター京都で行われる事業においても同様です。
それは、伝統の継承と新たな創造を続ける文化芸術都市・京都のまちづくりの理念にもつながるものと言えるでしょう。
ロームシアター京都では、そうした考えに基づいて京都に新しい「劇場文化」を形づくるため、
「創造」「育成」「交流」「生活」の4つの要素を事業の柱とします。
それぞれが独立して行われるものではなく、各要素が循環して発展していく、有機的なサイクルを生み出していきます。

「劇場文化」をつくる 4つの要素と事業の柱

(1)創造

これまでになかった多彩な文化芸術に触れる、ともに創る

世界の人々が集い、交流する国際フェスティバルの開催や、世界一流の舞台芸術作品が鑑賞できる機会の提供等、創造的な事業を展開します。

(2)育成

文化芸術がより広く、より深く、浸透する

かつての京都会館が、多くの子どもや青少年の夢を育んできたように、ひきつづきロームシアター京都が、新たな夢を描く機会を提供します。

(3)交流

京都と世界がつながる、京都から世界へ広がる

舞台芸術作品の創造拠点である劇場等と積極的に連携し、共同制作や人材交流に取り組むなど、交流の拠点として創造・発信の機能を高めます。

(4)生活

多彩で豊かなライフスタイルをともに享受する

京都に根差した新たなライフスタイルを提案する多彩なプログラムを展開することで、劇場のある空間が「しゃれた居間」となる憩いの場を提供します。

設の概要

ロームシアター京都は国内外の大規模公演が可能な約2000席のメインホール、舞台と客席の距離が近く一体感が得られる約700席のサウスホール、小劇場やリハーサル室としての利用に適した200人規模のノースホールを備えた多目的ホールです。また、ブック&カフェ、レストランを備えるパークプラザ、野外スペースとして活用できるローム・スクエアなど、多彩な文化活動を幅広く支え、すべての人に憩いの場を提供するための多様なニーズに対応できるこれまでにない公立文化施設です。

敷地面積 13,671.50 m2
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 他
階数 地上6階、地下2階建て
建築面積 8,067.84 m2
延べ面積 21,049.18 m2
施工期間 2013年9月~2015年8月
基本設計者・監修者 (有)香山壽夫建築研究所 香山壽夫
施工者 大林・藤井・岡野・きんでん・東洋熱工業特定建設工事共同企業体

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京都コンサートホール・ロームシアター京都Clubとは?

窓口・電話でのチケット優先予約や、指定公演の割引、公演情報のご送付等、多彩な特典で幅広い舞台芸術に触れる機会を皆様へお届けします。

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  • 京都コンサートホール・ロームシアター京都主催公演のチケット先行予約
  • 指定公演チケットの割引販売
  • 公演情報等のご送付
  • 電話でのクレジット決済
    (京都コンサートホール・ロームシアター京都チケットカウンターのみ)

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年会費:1,000円(税込)

会員期間:毎年4月1日から翌年3月31日まで(2016年度のみ1月10日から2017年3月31日まで)

入会方法:京都コンサートホール・ロームシアター京都チケットカウンター、郵便振替

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  • ロームシアター京都主催公演のチケット先行予約(オンライン限定)
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    (ロームシアター京都・京都コンサートホールでの公演)
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