2022年度は木ノ下歌舞伎の新作として、チェルフィッチュの岡田利規を作・演出にむかえ、鶴屋南北の代表作「桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)」に挑みます。
古典作品にさまざまな現代的アプローチをしてきた木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一と岡田利規の両氏に、来年度の新作上演に向けて今どのようなことを考えているか、古典を題材に作品を創作することの魅力、「桜姫東文章」の解釈等について語っていただきます。
※このトークイベントは、今年度秋に開催予定の木ノ下裕一が担当する「伝統芸能入門講座」の特別編となります。
開催日時・会場
公演・作品について
プロフィール
(C)東直子
木ノ下裕一Yuichi Kinoshita
木ノ下歌舞伎主宰
1985年和歌山市生まれ。2006年、京都造形芸術大学在学中に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『夏祭浪花鑑』『三人吉三』『娘道成寺』『糸井版 摂州合邦辻』『義経千本桜―渡海屋・大物浦―』など。
2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。令和2年度京都市芸術新人賞受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。
渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。
(C)Kikuko Usuyama
岡田利規Toshiki Okada
演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰
1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。活動は従来の演劇の概念を覆すとみなされ国内外で注目される。『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞受賞。小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で第2回大江健三郎賞受賞。16年よりミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品演出を4シーズンにわたって務め、20年『The Vacuum Cleaner』がドイツの演劇祭Theatertreffenの“ 注目すべき10作品 ” に選出。『プラータナー:憑依のポートレート』で第27回読売演劇大賞 選考委員特別賞受賞。21年戯曲集『未練の幽霊と怪物挫波/敦賀』で第72回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞受賞。
申込方法
WEBフォームからお申し込みください。
申込開始:5月21日(金)10時~7月28日(水)23時59分まで
※定員を超えて申込があった場合は、その時点で受付を終了いたします。ご了承ください。
※事前予約のない方につきましても、当日受付にて、お名前・連絡先をご記入の上、入場可能です。
新型コロナウイルス感染症の感染予防に関する対策、留意点
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