2020年に生誕250年を迎えたベートーヴェンの楽曲と心象を描く
京都だけで特別に上演される日本初演のプロジェクト
開催日時・会場
公演・作品について
振付・演出:ジョン・ノイマイヤー
出演:ハンブルク・バレエ団
演奏:大阪フィルハーモニー交響楽団
©Kiran West
ジョン・ノイマイヤー John Neumeier
1942年、米国ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。生地でバレエを始め、その後シカゴで学ぶとともに、ミルウォーキーのマルケット大学に進学、ここで最初の振付作品を創作した。その後さらにコペンハーゲンやロンドンの英国ロイヤル・バレエ学校でバレエを学び、1963年にシュツットガルト・バレエ団に入団。ソリストとして活躍するとともに、振付を続けた。1969年、フランクフルト・バレエ団芸術監督に就任。1973年、ハンブルク・バレエ団芸術監督、主任振付家に就任。ハンブルク・バレエ団はドイツをリードするカンパニーに成長し、国際的な評価を獲得。振付家としては、現代的でドラマティックな作品を追求するいっぽうで、バレエの伝統を守り続けている。物語バレエの新たなヴァージョンとともにシンフォニック・バレエも、グスタフ・マーラーの音楽から、宗教曲にいたるまで幅広く手がけている。近年のハンブルク・バレエ団での初演作品に、2013 年の『クリスマス・オラトリオI-VI』、2014年の『タチヤーナ』、2015年の『ペール・ギュント』『ドゥーゼ』がある。
ダンス・マガジン賞を受賞(1983)、ドイツ連邦共和国功労勲章、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、レジオンドヌール勲章シュヴァリエを受章。2006年にはニジンスキー賞、2007年にヘルベルト・フォン・カラヤン音楽賞、2008年にドイツ・ダンス賞(ドイツ・ダンス職業協会25 周年記念特別賞)を受賞。2007年にハンブルク名誉市民、2012年11月にはロシア連邦友好勲章を授与される。2015年、稲盛財団より京都賞(思想・芸術部門)を授与された。2006年2月には舞踊とバレエ関連のノイマイヤーのコレクションを保持、公開する目的でノイマイヤー財団を創設。ハンブルク市のためにノイマイヤーのレパートリーとその関連素材の維持を行う。
©Kiran West
ハンブルク・バレエ団 Hamburg Ballet
ジョン・ノイマイヤーに率いられたハンブルク・バレエ団の名声は、本拠地ハンブルクを越えて世界にとどろいている。幾多の海外公演を通して国際的に知られる存在となり、ドイツを代表する文化大使の役割を果たしてきた。バレエ団の中核を担うのは、1973年に芸術監督および主任振付家に就任したノイマイヤーだ。彼は伝統的な古典バレエと現代的な表現を融合させて独自の振付言語を構築した、卓越した手腕の持ち主である。ノイマイヤーの発案で1973年に始まったワークショップとレクチャー・デモンストレーションも、ハンブルク・バレエ団の伝統の一翼をになっている。現在のハンブルク・バレエ団はハンブルク国立歌劇場で公演を行っているが、1989年以来、バレエ団が日々の創作の場としているのは、ハンブルク近郊に位置する「バレエ・センター」である。ドイツの著名な建築家フリッツ・シューマッハー(1869〜1947)が晩年に設計した建物を改装し、バレエ団の稽古場に加えて、付属バレエ学校と在校生のための寮が併設されている。1978年に開校した付属バレエ学校は、若年の初心者向けプログラムとプロダンサーを養成する8段階のクラスおよび、次世代のプロダンサーを訓練するシアター・プログラムと銘打たれた2年課程を有する。バレエ・センターは、2011 年にジョン・ノイマイヤーによって創設されたナショナル・ユース・バレエの拠点にもなっている。
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
お問い合わせ
ロームシアター京都 チケットカウンター TEL:075-746-3201
チケット購入・予約
チケット料金
全席指定S席20,000円、A席15,000円、B席8,000円、C席6,000円、D席4,000円、ユースS席(25歳以下)10,000円
*11月発売を予定しておりましたが、延期いたします。海外からの渡航制限の関係上、状況を見ながら発売日を決定いたします。決定次第こちらのWEBサイト等でお知らせいたします。