現代アートの祭典、ニュイ・ブランシュKYOTO。
2024年度はアーティストのローレン・トルティルによるオリジナル作品。
ソニーの初代ウォークマン発表に着想を得た、屋外での参加型サウンドパフォーマンス。
本作品「Please Listen to This」では、アーティストのローレン・トルティルがこの発表会にインスピレーションを得て、ロームシアター京都 ローム・スクエアで参加型サウンドパフォーマンスを開催します。これは、来場者と約10名のパフォーマーたちがスマートフォンとイヤホンを通じて共同で意識を集中させる感覚的な体験です。
※充電したスマートフォンとイヤホン(ヘッドホン)を各自ご持参ください。
※雨天時:一部、場所を変更して実施します。
開催日時・会場
公演・作品について
プロフィール
ローレン・トルティルLauren Tortil
サウンドアーティスト。サウンド・スタディーズやメディア考古学、政治哲学に影響を受け、音響テクノロジーのプリズムを通して聞くことや注意を払うことのプロセスに関心を抱くとともに、メディア、人間と音環境の間の相互作用にも関心を寄せています。こうしたアプローチは、図像学的研究と理論的研究という2つのリサーチに現れており、音が特にお気に入りの素材として用いられる彼女の造形表現(印刷物、インスタレーション、パフォーマンス等)を培うものとなっています。ローレン・トルティルの作品は、フランス国内ではパリのアート&リサーチ・センター《ベトンサロン》、FRACイル・ド・フランス、ポンピドゥー・センター、ルイ・ヴィトン財団、現代美術センター《ヴィラ・デュ・パルク》などの機関で、フランス国外ではジョリエット美術館(カナダ)、UAP市立ギャラリー(ポーランド)、サウンド・ギャラリー(チェコ)や第11回サンパウロ建築ビエンナーレ(ブラジル)などで紹介されています。2024年度ヴィラ九条山レジデント。
作品について
本作品は、アンスティチュ・フランセパリ本部、アンスティチュ・フランセ日本ならびにベタンクール・シュエーラー財団の支援を得て、ローレン・トルティルが2024年にヴィラ九条山に滞在した際に制作されました。また、Fondation des artistes(芸術家財団)とEur CAPSの支援も得ています。
デジタル・アプリケーションは、ドミニク・ブルアン、リズワン・パルヴィーン、ジャン=セバスチャン・ゴメスと、彼らの学生であるタニア・マハンドリー、サシャ・コスロシャヒ、ノア・アンドレの協力を得て、テレコム・パリ(フランス国立高等電気通信学校)が特別に開発したものです。
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主催:京都市、関西日仏学館
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共催:ロームシアター京都
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協力:京都芸術センター
特設サイト
お問い合わせ
ロームシアター京都 TEL:075-771-6051