劇場(シアター)に図書館(ライブラリー)が出現?
図書館(ライブラリー)が劇場(シアター)に変身?
開催日時・会場
2023年10月12日(木)~ 10月16日(月)
各日10:00-20:00 OPEN
※各日10:00から会場受付でパスポートを販売します。入室は予約不要。
※パスポート提示で入退場自由。
※読書会・トークイベント・ワークショップは要事前予約。ただし空きがある場合は当日にご参加いただけます。
会場:ノースホール
公演・作品について
この秋、ロームシアター京都ノースホールに「ライブラリー」が出現します。舞台に用いられる備品や機材など、普段は光の当たらない劇場の「もの」たちによって設けられた場内では、さまざまな本に触れ、一人で気ままに時間を過ごしたり、集まった人と言葉を交わしたり、演劇やパフォーマンスの上演を体験することができます。これらの出来事を媒介する「舞台」となるのは、場内に点在する大小さまざまな形態の「テーブル」です。テーブルを中心に人・もの・ことが集まり、タイトルが示す通り「シアター?ライブラリー?」な時間が流れます。是非遊びにいらしてください!
[構成・演出:福井裕孝]
「シアター?ライブラリー?」には、「シアター」らしき場所に「ライブラリー」がある秩序を持ってばら撒かれています。
いつもはあまり混ざり合うことのなさそうな、シアターとライブラリーで巻き起こる「場面」の一員として、本を片手に落ち着く場所を探したり、ゆったりと上演を楽しんだりして思い思いの時を過ごすことができる、そのような空間を設計しました。
[空間設計:REUNION STUDIO(木村慎弥、安川雄基、石田知弘)]
シアター?
図書空間ではじまるパフォーマンスシリーズ <予約不要>
[参加アーティスト]
内田結花 10/12(木)・16(月)
お寿司 10/12(木)・15(日)
新聞家 10/14(土)・15(日)
福井裕孝 10/13(金)・16(月)
レトロニム 10/14(土)・15(日)・16(月)
[感想シェア会 ファシリテーター]
新里直之(演劇研究者、京都芸術大学) 10/12(木)・16(月)
※日付は出演日。上演作品の詳細や時間は追ってお知らせします。
本にまつわるエトセトラ <要事前予約>
◆トークイベント
「みんなで語ろう! 家にある本を持ってきて、語り合って、また持って帰る会」
[日時]
2023年10月13日(金) 18:30~19:30
[定員]
10名程度
[ファシリテーター]
稲田ズイキ(僧侶・フリーペーパー『フリースタイルな僧侶たち』編集長)
◆読書会
[課題本]
①『「傷つきました」戦争-超過敏世代のデスロード』カロリーヌ・フレスト 著、堀茂樹 訳(2023年、中央公論新社)
②『自由が上演される』渡辺健一郎 著(2022年、講談社)
[日時]
①2023年10月15日(日)11:00~12:00
②2023年10月16日(月)18:30~19:30
[定員]
各回10名程度(先着順)
[ファシリテーター]
岡田蕗子(演劇研究者、京都芸術大学)
応募の詳細はこちら
KYOTO EXPERIMENT 2023 Super Knowledge for the Future [SKF] <要事前予約>
◆ワークショップ
「アイデンティティの「まぜまぜ」は可能か?」
ファシリテーターに美学者の吉岡洋を迎え、アイデンティティに関するトピックを参加者で話し合う。
[日時]
2023年10月12日(木)18:30~20:30
[定員]
20名(先着順)
[ファシリテーター]
吉岡洋(美学者)
詳細・申込はこちら
◆トークイベント
「ことばの混交の果てに──『クレオール主義』30年」
今福龍太著『クレオール主義』刊行から30年後の現代社会についての新たな見通しを映像や音を交えて縦横に語るトークイベント。
[日時]
2023年10月14日(土)15:30~17:00
[定員]
20名(先着順)
[ゲスト]
今福龍太(文化人類学者・批評家)
詳細・申込はこちら
ライブラリー?
劇場に集うアーティストやスタッフ、研究者、地域の人たちが選んだ本が並ぶ、5日間限定のライブラリー空間。じっくり読むもよし、ふらっと立ち読みするもよし、会期中何度でもお立ち寄りください。
司書(役):阿児つばさ(アーティスト)
サウンドスケープ音源:荒木優光(アーティスト)
○半畳スペースのオーナー募集!
オリジナルの本棚でライブラリー空間を盛り上げてくださるスペースのオーナーを募集します。本の紹介のためなら、スペースはどのように使っていただいても構いません。お手元で眠ったままになっている、おススメの本たちを、半畳(約90㎝×90㎝×高さ12㎝)のスペースに配架しませんか。
本棚イメージ図(募集スペースは赤枠部分です)
[条件]
・不特定多数が出入りする空間に配架可能な書籍(弁償ができませんので貴重な書籍はお控えください)。
・不特定多数の人が手に取ってもよい書籍。
・書籍の設営(10月11日)・撤去(10月17日)のために、会場にお越しいただけるかた。
・年齢は問いません。
・配架期間/2023年10月12日(木)~16日(月)
・配架可能な冊数/1冊~20冊程度(本の並べかたによって変動します)
[応募締切]
2023年9月30日(土) ※申込多数の場合は抽選
応募の詳細はこちら
構成・演出
空間設計
シアター?
図書空間ではじまるパフォーマンスシリーズ

Photo: SHO TAKIGUCHI
お寿司/南野詩恵Osushi Shie Minamino
1986年大阪府出身、京都府在住。劇作家・演出家・衣裳作家。2016年舞台芸術団体「お寿司」を立ち上げ、南野が作・演出・衣裳を担当し観客と上演時間・場所を共有する舞台作品を創造する。2019年京都芸術センター×ロームシアター京都 U35創造支援プログラム”KIPPU“に選出。衣裳として、2022年1月ロームシアター京都 レパートリーの創造 市原佐都子/Q「妖精の問題 デラックス」に参加。ホームページ:https://osushie.com/
シアター?
本にまつわるエトセトラ
シアター?
KYOTO EXPERIMENT 2023 Super Knowledge for the Future [SKF]
ライブラリー?
インキュベーション キョウトについて
KYOTO EXPERIMENT、京都市東山青少年活動センター、 THEATRE E9 KYOTO、ロームシアター京都の複数団体が協働し、地域の若年層が広い視点でこれからの舞台芸術を考え、志すきっかけとなるための、人材育成プログラムを実施します。ロームシアター京都では、「シアター?ライブラリー?」のほかに、若手プロデューサーによるディレクションショウケースを開催します。また、国内フェスティバルへ の若手派遣や、インターン合同説明会、ネットワーク構築のための企画などを共同で実施します。
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主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、KYOTO EXPERIMENT、京都市、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会
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助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業 (アートキャラバン2))|独立行政法人日本芸術文化振興会
事業名:JAPAN LIVE YELL project -
お問い合わせ
ロームシアター京都 TEL:075-771-6051
チケット購入・予約
チケット料金
1日パスポート100円、5日間パスポート500円、18歳以下無料※申込不要、当日精算
※一部イベントは別途参加料が必要。