PROGRAM公演・イベント
2021年08月25日更新|本公演は新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響に伴い、日程を延期いたします。延期公演は、2022年3月26日(土)~27日(日)に実施いたします。振替公演の詳細はこちら
タイ古典舞踊の技術をベースに新たな舞踊言語を開拓するピチェ・クランチェンによる、
59のポーズと動きからなる型に続く、“No.60”を見出す挑戦。
『No.60』は、タイの振付家・ダンサーのピチェ・クランチェンが20年に渡って行ってきた、タイの古典仮面舞踊劇「コーン」の振付言語に関する研究をまとめたものです。この作品でクランチェンは、仮面やきらびやかな衣装といった形式をコーンから引き剥がしつつ、タイ古典舞踊の型「テーパノン」が定め、タイの古典舞踊家なら誰もが習得する59のポーズと動きを検証していきます。そして彼は6つの新しい原則を作り出し、手書きの図とメモからなる次世代のためのマニュアルを提示します。
クランチェンは抽象化された形式的論理と、模倣にもとづく情緒的な性質というコーンの振付における二つの構成要素を分解し、『No.60』を通じて現代的な展開のための即興の可能性をも示します。古典の硬直性を解体するとともに、タイで受け継がれてきた感覚や精神を受け入れることで、伝統と革新は対立するものではなく、ひとつの循環の中に位置し、その間に複雑な対話が存在することを明らかにし、この独裁の時代における個人の思考と機動力を後押しするのです。
クランチェンは抽象化された形式的論理と、模倣にもとづく情緒的な性質というコーンの振付における二つの構成要素を分解し、『No.60』を通じて現代的な展開のための即興の可能性をも示します。古典の硬直性を解体するとともに、タイで受け継がれてきた感覚や精神を受け入れることで、伝統と革新は対立するものではなく、ひとつの循環の中に位置し、その間に複雑な対話が存在することを明らかにし、この独裁の時代における個人の思考と機動力を後押しするのです。
開催日時・会場
公演・作品について
演出・振付・出演:ピチェ・クランチェン
出演:コーンカーン・ルーンサワーン
CG アーティスト:Jaturakorn Pinpech
音楽/音響デザイン:Zai Tang
照明デザイン:Jui Hsuan Tseng
ドラマトゥルク:Tang Fu Kuen
プロデューサー/カンパニー・マネージャー:Sojirat Singholka
プロダクション・マネージャー:Cindy Yeong
初演:TPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)2020
Photo by Chanathip Keawsuk for DONT magazine
新型コロナウイルス感染症の感染予防に関する対策、留意点
新型コロナウイルス感染症の感染予防に関して、ロームシアター京都における対策、留意点をまとめています。必ずご一読ください。
新型コロナウイルス感染症対策に伴うお知らせのページ
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
委嘱・共同製作:Esplanade – Theatres on the Bay(シンガポール)
共同製作:TPAM – 国際舞台芸術ミーティングin横浜、台北舞台芸術センター
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
関連プログラム:ピチェ・クランチェンによるワークショップ
日程:12月5日(日)時間未定
会場:ロームシアター京都
お問い合わせ
ロームシアター京都 TEL:075-771-6051
チケット購入・予約
チケット料金
全席指定一般3,500円、ユース(25歳以下) 2,000円、18 歳以下 1,000円
一般発売日
2021年9月18日(土)