SEARCH
JP / EN
TOP / 公演・イベント / 自主事業ラインアップ / アンスティチュ・フランセパリ本部協力による映像展示
PROGRAM公演・イベント

自主事業

終了

KYOTO PARK STAGE 2020/OKAZAKI PARK STAGE 2020

アンスティチュ・フランセパリ本部協力による映像展示

2020年10月3日(土)~ 10月25日(日)

美術・映像プロムナード
  • twitter
  • facebook
  • アンスティチュ・フランセパリ本部協力による映像展示

    © droits réservés / Cnap

  • アンスティチュ・フランセパリ本部協力による映像展示

実験映画やアート映画の分野で短編映像の制作や支援を行うフランスの団体GREC「映像実験・研究グループ)と、CNAP(フランス国立造形芸術センター)による短編映像作品集「La première image (ラ・プルミエール・イマージュ)」の上映。両機関の選んだ10名の造形芸術作家・映像作家が、「最初のイメージ(ラ・プルミエール・イマージュ)」をテーマに制作した短編映像をご紹介します。2014年~2016年にかけて実施されたこの委嘱制作プロジェクトにおいて、参加作家は映像作品制作における各自の手法の他、各種の造形に対して広い視野を持っているかどうかという点を重視して選出されました。

【作品】「La première image (ラ・プルミエール・イマージュ)」
※10月3日開催の「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020関連イベントOKAZAKI PARK STAGE スペシャルライブ&映像上映」でも上映する作品です

開催日時・会場

2020年10月3日(土)~ 10月25日(日)

10:00~19:00 ※催物がある場合は閉館まで

会場:プロムナード

公演・作品について

参加アーティスト

マリ・アルン、イスマイル・バーリ、イシャム・ベラダ、アントワーヌ・ダニ、マイデル・フォルチュネ、アナ マリア・ゴメス、ダフネ・エレタキス、ジョアシャン・オランデール、クレマン・ポステック、ダニア・レイモンド

上映作品

1.『PARADISUS(楽園)』(9分、2015年、モノクロ)
監督:マリ・アルン ジャンル:フィクション
庭に生える木、創世記に登場する善悪の知識の木のメタファー。

Mali Arun マリ・アルン 1987年生まれ。パリ美術学校および、天津(中国)とブリュッセルで美術を学ぶ。映画の世界とコンテンポラリーアートの世界を結ぶ作品に取り組む。エクサンプロヴァンスなど、数々のフェスティバルにノミネートされる。

2.『SOURCE(泉)』(8分、2016年、カラー)
監督:イスマイル・バーリ ジャンル:実験映画
白紙の中心から円形がゆっくりと広がる。一人の男がその紙をつかみ、自身の限界に挑戦するが…

Ismaïl Bahri イスマイル・バーリ 1978年、チュニジア生まれ。フランスで活動し、世界各地の展覧会やビエンナーレに参加する。デッサンやビデオ、写真をはじめ、その他の混合物の実験的な作品に取り組む。

3.『LES FLEURS(花)』(3分42秒、2016年、カラー)
監督:イシャム・ベラダ ジャンル:ビデオアート
鉄のナノ微粒子の半球が高圧のエアジェットで攻撃され、ゆっくりと元の形を取り戻していく。

Hicham Berrada イシャム・ベラダ 1986年、モロッコ生まれ。パリ国立高等美術学校卒業後、ル・フレノワ国立現代アートスタジオで研究を続ける。2014年、ヴィラ・メディチ滞在。絶えず変化する様相を見せる化学的なアート作品を制作している。

4.『NIERIKA(ニエリカ)』(7分41秒、2016年、カラー)
監督:アントワーヌ・ダニ ジャンル:実験的ドキュメンタリー
ドキュメンタリーと映画の境界となる短編作品。

Antoine Danis アントワーヌ・ダニ 映画監督・演出家。独学で学び、2013年にGRECの協力のもと、最初の短編映画«Traversées » を発表。

5.『THE YELLOW BLIND(ザ・イエロー・ブラインド)』(7分19秒、2015年、カラー)
監督:マイデール・フォルチュネ ジャンル:実験映画
絵があり、文章がある。二人の姉妹がいる…共通の、欠けた記憶の予感。

Maïder Fortuné マイデ・フォルチュネ 1973年生まれ。パリを拠点に活動する。文学と演劇を学んだ後、ル・フレノワ国立現代アートスタジオに入り、ビジュアルアートに取り組む。(ヴィラ九条山、国際交流基金、ヴィラメディチ滞在アーティスト)

6.『A TROIS TU MEURS(死までの三秒)』(7分 50秒、2015年、カラー)
監督:アナ・マリア・ゴメス ジャンル:実験映画
テレビゲームや映画、その他のメディアの観点から、自分たちの最期の瞬間を想像し、演劇化する若者たちを描く。

Ana Maria Gomes アナ・マリア・ゴメス 1982年まれ。フランス人とポルトガル人の両親のもとに生まれ、パリを拠点に活躍する。ル・フレノワ国立現代アートスタジオ、国立高等装飾美術学校およびリヨン国立高等美術学校卒業。映画監督・ビデオ作家。フランス国内外のフェスティバルで作品が上映される。数々の賞を受賞。

7.『LES ALGUES DANS TES CHEVEUX (君の髪に絡む海草)』(7分30秒、2016年、カラー)
監督:ダフネ・ヘレタキス ジャンル:実験映画
日記のいくつかの抜粋を、アテネの街を行き交う人々が読む。ギリシャ国民投票後の日々にあるものとは。

Daphné Hérétakis ダフネ・ヘレタキス 1987年生まれ。パリ第8大学およびFresnoy でドキュメンタリー製作を学ぶ。2008年よりパリとアテネを拠点に、ドキュメンタリーの短編作品に取り組む。

8.『LE CHÊNE DE GOETHE (ゲーテの樫の木)』(12分、2016年、カラー)
監督:ジョアキム・オランデール ジャンル:実験映画
枯れ木の残痕を求めてブーヘンヴァルト強制収容所に向かう写真家の足跡をたどる。

Joachim Olender ジョアシン・オランデール 1980年生まれ。ブリュッセルとパリを拠点に活動する。ブリュッセル自由大学で法学と映画を学んだ後、2010年にFresnoyに入る。映画とエクリチュールの間を行き来する物語に興味を持つ。

9.『MILLE AUTRES RAISONS (千の他の理由)』(9分12秒、 2016年、カラー)
監督:Clément Postec クレマン・ポステック ジャンル:実験映画
一人の男性が、保護施設で過ごすいくつもの理由を語る。

Clément Postec クレマン・ポステック 1986年生まれ。映画と近代文学を学んだ後、ストラスブール政治学院卒業。他のアーティストや映画製作者による映画や現代アートのプロジェクトに携わる。

10.『LA TEMPÊTE (嵐)』(10分、2016年、モノクロ)
監督:ディアナ・レイモン ジャンル:実験映画
ある男が初めての映画上映を回想する。

Diana Reymond ディアナ・レイモン 1982年、アルジェ生まれ。マルセイユとリヨンの国立美術学校で映画を学んだ後、ル・フレノワ国立現代アートスタジオでも学ぶ。ヨーロッパ中編映画祭に参加。

主催:アンスティチュ・フランセ関西、文化庁、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
文化庁令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業「JAPAN LIVE YELL project」

協力:フランス国立造形芸術センター(CNAP)、GREC(映像実験・研究グループ)

助成:アンスティチュ・フランセパリ本部

お問い合わせ

ロームシアター京都 075-771-6051

チケット購入・予約

チケット料金

参加無料(申込不要)

関連イベント・記事