音楽監督:小澤征爾、演出:ディヴィッド・ニース、装置・衣裳:ロバート・パージオラ、管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
演目:G.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」【全4幕】新制作<原語上演/字幕付>
開催日時・会場
2021年3月19日(金)、3月21日(日)
会場:メインホール
公演・作品について
あらすじ
舞台はパリ。あるアパートの屋根裏部屋で、ボヘミアンと呼ばれる芸術家の卵たち、詩人ロドルフォ、画家マルチェッロ、音楽家ショナール、哲学者コルリーネが貧しいながらも陽気に共同生活をしていました。『ラ・ボエーム』とは、「ボヘミアン」のことです。19世紀初頭のパリに多くいた芸術家の卵たちはみな貧しく、けれども、みな希望に胸あふれ、生き生きと過ごしていました。そんな若者たちの夢と恋と友情を、このオペラは描いています。作曲したプッチーニも20代で故郷ルッカからミラノに出て、苦学に励んでいたことから、このオペラに特別な愛着があったと言われています。有名なのは、ロドルフォとミミが恋に落ちるシーン。プッチーニによる、ロマンティックなメロディーが大変魅力的な作品です。
小澤征爾音楽塾
小澤征爾音楽塾は、ローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)と小澤征爾がオペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に、2000年に立ち上げた教育プロジェクト。
恩師カラヤンの教えである「交響曲とオペラは車の両輪のようなもの」を持論とする小澤が「教えること」に生涯を捧げたもう一人の恩師 齋藤秀雄のスピリットを受け継ぎ、若い音楽家たちとともに学ぶ場として開催しています。
毎年、国内外でのオーディションで選ばれたアジア諸国(日本、中国、台湾、韓国)の若い音楽家たちでオーケストラを結成し、小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラメンバーをはじめとする演奏家のもとで指導を受け、分奏や歌手とのリハーサルを重ねながら、世界の歌劇場で活躍するオペラ歌手や演出家と共に高水準のオペラ「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」を創り上げます。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトはこれまでに17回開催され、モーツアルト:歌劇「フィガロの結婚」をはじめ、11のオペラ作品とマーラー: 交響曲 第2番「復活」を上演しています。
2000年の創立以来、半導体メーカーのローム株式会社(本社:京都市)及び公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーションに継続的に支援頂いており、2016年1月にリニュアルオープンしたロームシアター京都を制作拠点とし、京都をはじめ全国で公演を開催しています。
主催:小澤征爾音楽塾/ヴェローザ・ジャパン、京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
企画・制作:ヴェローザ・ジャパン
共催:公益財団法人ローム ミュージック ファンデーション
協賛:ローム株式会社
お問い合わせ
ロームシアター京都 チケットカウンター TEL:075-746-3201
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調整中※未就学児入場不可。