開催日時・会場
2018年11月21日(水)
18:00~21:00
会場:パークプラザ3階共通ロビー
公演・作品について
登壇者
長島確、村川拓也×林立騎、相模友士郎×細馬宏通、遠山昇司×福島幸宏、きたまり×木ノ下裕一×武田力
村川拓也Takuya Murakawa
演出家。1982 年岐阜生まれ。京都市在住。ドキュメンタリーやフィールドワークの手法を用いた作品を、映像・演劇・美術など様々な分野で発表し、国内外の芸術祭、劇場より招聘を受ける。1人のキャストとその日の観客 1 人を舞台上に招き、介護する/されることを舞台上に再現する『ツァイトゲーバー』(2011 年)、村川から事前に送られてきた手紙(指示書)に沿って舞台上の出演者が動く『エヴェレットゴーストラインズ』(2013 年)などの作品群は、虚構と現実の境界の狭間で表現の方法論を問い直すだけでなく、現実世界での生のリアリティとは何かを模索する。16 年には、文化庁東アジア文化交流使(文化庁)として中国・上海、北京に滞在した。
林立騎Tatsuki Hayashi
ドイツ語翻訳者、演劇研究者。訳書にイェリネク『光のない。』(白水社)、共編著に『Die Evakuierung des Theaters』(Berlin Alexander Verlag)。リサーチ活動にPort B『東京ヘテロトピア』など。2012-14年、アーツカウンシル東京調査員(伝統芸能分野)。古典芸能と現代芸術にかかわる論考に「あらたなる地理の可能性―許家維の映像-歴史-地理学」、「終わりのない演劇のために―木ノ下歌舞伎『心中天の網島』」など。現在、京都造形芸術大学非常勤講師、沖縄県文化振興会チーフプログラムオフィサー、東京都港区文化芸術サポート事業評価員、NPO法人芸術公社ディレクターズコレクティブ。
相模友士郎Yujiro Sagami
演出家。1982 年福井生まれ、福井市在住。2009 年に伊丹に住む 70歳以上の市民との共同制作舞台『DRAMATHOLOGY /ドラマソロジー』を発表し、翌年フェスティバル/トーキョーに正式招聘され高い評価を
得る。12 年にダンス作品『天使論』を TPAM in YOKOHAMA2012 にて発表、各地で再演を重ねる。最近の作品に、『スーパーインポーズ』(16年/まつもと市民芸術館、福井市文化会館)、ダンサーの佐藤健大郎との共同制作による『ナビゲーションズ』(14 年~ ) など。様々なコミュニティの中に入り込み、そこにいる人々と共同しながら、見るという身体的経験を問い直すような舞台作品を発表している。
きたまりKitamari
振付家、ダンサー。1983 年生まれ。京都市在住。京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科 在学中の 2003 年よりダンスカンパニー「KIKIKIKIKIKI」主宰。出演者のブログから映画、伝統芸能、クラシック音楽まで、あらゆる素材からダンスを創作するカンパニーでの作品上演に加え、多田淳之介、木ノ下歌舞伎、ディディエ・ガラスなどジャンルを越境した共同制作を国内外で積極的に展開。また、「Dance Fanfare Kyoto」など、ダンスシーンの活性化や舞台芸術における身体の可能性を追求するプロジェクトも多数開催する。08年トヨタコレオグラフィーアワード「オーディエンス賞」受賞、10年横浜ダンスコレクション R 2010 「未来へはばたく横浜賞」受賞、16 年 文化庁芸術祭「新人賞」受賞。
木ノ下裕一Yuichi Kinoshita
木ノ下歌舞伎主宰。1985年7月4日、和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『娘道成寺』『黒塚』『東海道四谷怪談—通し上演—』『心中天の網島』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』など。 2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネートされる。また、2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。平成29年度芸術文化特別奨励制度奨励者。渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、外部での古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。
主催:公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(ロームシアター京都、京都市東部文化
会館、京都市呉竹文化センター、京都市西文化会館ウエスティ、京都市北文化会館、京都市右京ふれあい文化会館)、京都市<br>
助成:一般財団法人地域創造<br>
平成30年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
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ロームシアター京都 TEL.075-771-6051