開催日時・会場
2016年5月24日(火)、5月25日(水)、5月26日(木)、5月27日(金)、5月28日(土)、5月29日(日)、5月30日(月)、5月31日(火)、6月1日(水)、6月2日(木)、6月3日(金)、6月4日(土)、6月5日(日)、6月7日(火)、6月8日(水)、6月9日(木)、6月10日(金)、6月11日(土)、6月12日(日)、6月13日(月)、6月14日(火)、6月15日(水)、6月16日(木)、6月17日(金)、6月18日(土)、6月19日(日)、6月20日(月)、6月21日(火)、6月22日(水)、6月23日(木)、6月24日(金)、6月25日(土)、6月26日(日)、6月27日(月)、6月28日(火)、6月29日(水)、6月30日(木)、7月1日(金)、7月2日(土)
会場:パークプラザ3階 共通ロビー
公演・作品について
休館日
6月6日は臨時休館日のため、展示もクローズとなります。
概要
2015年05月17日
「東京都美術館が、わたしの日常的な風景に在りはじめて、この建築の姿やかたちだけではなくて、呼吸のリズムや内包する熱量のようなもの、上野の森との関係性、特に森との距離感の調律に気を惹かれるようになった。森がみせる多様な表情、 毎日の天気や日差し、流れる季節と繰り返す樹木の繁茂と落葉、そういった森の営みと、とても密接に関わり合っているようなのだ。そして樹木たちも、前川建築を背景に嬉々として、舞でも舞っている様子にみえてくる。東京都美術館は、上野の森の住人なのだと感じるようになった。」 (『建築の建築』飯沼珠実)
飯沼にとって「建築」は、” 単なる” 建造物に過ぎず、生活のさまざまな側面に関係づけされることにより、生命すら感じさせる有機体に変化していきました。
本企画「歌う建築を聴く – architecture singing」では長年に渡り京都市民に親しまれ、本年リニューアルオープンした前川國男建築「ロームシアター京都」を撮り下ろした写真を展示します。
また京都のモダン建築、京都の迎賓館として多くの観光客を迎えてきたウエスティン都ホテル京都の数寄屋風別館「佳水園」(村野藤吾)、関西の日仏交流会館でアーティスト・イン・レジデンスの場と活用されている「ヴィラ九条山」(加藤邦男)を撮影した作品も紹介いたします。それぞれの建築作品には代官山 蔦屋書店の建築デザインコンシェルジュが解説文を寄せました。
展示は下記の日程で、来場者の憩いのスペースとなっているロームシアター京都、パークプラザ3階共通ロビーにて開催します。
新しい切り口から京都と建築の魅力を伝える機会となっております。
みなさまのご来場をお待ちしております。
飯沼珠実(いいぬま たまみ)
1983 年東京都生まれ。6 年間に渡るドイツ・ライプツィヒ、フランス・パリ滞在を経て、2013 年より
東京芸術大学大学院博士後期課程在籍。
2016 年には写真集「建築の建築 / House of Architecture」(POST 刊) を出版。
個展に「Japan in der DDR」(motto Berlin / 2016)、「三つ目の建築 – 書籍、住居そして森」(POST /
2016)、「FROM LE CORBUSIER TO MAEAKAWA」( 新宿ニコンサロン / 2015) など。
京都岡崎蔦屋書店
ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
後援
京都市
撮影協力
ロームシアター京都、ヴィラ九条山、ウエスティン都ホテル京都
展示協力
写々者 (https://www.shashasha.co/jp)、Hedgehog Books and Gallery(www.hedgehog-books.com)
クロージングイベント
本展のクロージングトークショウを行います。
2016年7月2日(土) 19:15開始
「これからの写真家、これからの書店 — 1+1=3にする」
出演:飯沼珠実(写真家)、小野友資(YUY BOOKS)
進行:三條陽平(代官山 蔦屋書店 建築・デザイン コンシェルジュ)
司会挨拶:岩澤和泉(京都岡崎 蔦屋書店 コンシェルジュ)
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お問い合わせ
京都岡崎 蔦屋書店 real.tsite.jp/kyoto-okazaki/
TEL : 075-754-0008