ベルリン芸術祭(Berliner Festspiele)ドラマトゥルク、舞台芸術部門プログラム・ディレクターである橋本裕介氏を登壇者に迎え公開シンポジウム「ヨーロッパにおける国際舞台芸術祭の機能と変化について 〜ベルリンから見える風景〜」を開催します。劇音協*が主催する関西圏で開催する公開シンポジウムとしては、2023年の文化庁本格移転後としては初開催になります。
文化庁が「クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業」を開始しました。この事業は、我が国の文化芸術の海外展開を視野に入れた若手クリエイターやアーティスト等の挑戦支援、育成体制を強化するとともに、国内活動拠点として博物館・美術館、劇場等の文化施設が新たな価値を付加できるよう機能強化し、若手クリエイター等を支える場として確立することを目的として設けられました。
こうした状況において、劇場・音楽堂等の役割の可能性を検証するとともに、会場の参加者と意見交換を実施して議論を深めます。
あわせて、劇音協加盟館だけでなく、文化行政関係者、国内外のプロデューサー、アートマネジメント人材、舞台技術者、実演家・団体等の人的交流を促進するほか、劇場・音楽堂等の公共財としての役割・機能について考える場を設けることで、わが国の実演芸術の振興に寄与することを目指します。
*「劇場、音楽堂等連絡協議会(以下劇音協)」は、劇場法の主旨に則り、文化庁等の助成金・補助金を積極的に活用する約70館の全国各地の公立の劇場・音楽堂等が、自主事業・人材養成・普及啓発・共同制作・助成制度・鑑賞サポートなどの情報共有や劇場間の連携協力を進めていく集まりです。
開催日時・会場
2024年7月29日(月)
13:30~16:30
会場:パークプラザ3階共通ロビー
公演・作品について
タイムスケジュール
13:00 開場・受付開始
13:30 開式 挨拶等
13:40 公開シンポジウム
橋本裕介 (ベルリン芸術祭(Berliner Festspiele) ドラマトゥルク )
テーマ:ヨーロッパにおける国際舞台芸術祭の機能と変化について〜ベルリンから見える風景〜
司会:矢作勝義 (劇場、音楽堂等連絡協議会会長/穂の国とよはし芸術劇場)
16:15 劇音協 活動報告
16:30 閉会
参加対象
一般(どなたでも参加いただけます)
登壇者
橋本裕介Yusuke Hashimoto
ベルリン芸術祭(Berliner Festspiele)ドラマトゥルク、舞台芸術部門プログラム・ディレクター。
1976年福岡生まれ。京都大学在学中より演劇活動を開始、2003年に橋本制作事務所を設立後、京都芸術センター事業「演劇計画」など、現代演劇、コンテンポラリーダンスの企画・制作を手がける。
2010年よりKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭を企画、2019年までプログラムディレクターを務める。2014年から2022年までロームシアター京都勤務、プログラムディレクター等を務める。2022年9月より現職。
2013年から2019年まで舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事長。令和2年度新進芸術家海外研修制度研修員として2021年3月〜2022年3月、ニューヨークに滞在、舞台芸術の資金調達に関するリサーチを実施。
編著に「芸術を誰が支えるのか アメリカ文化政策の生態系」(2023年・京都芸術大学舞台芸術研究センター編)。
お申込み
参加料:無料(要事前申込)
定員:先着50名
7月1日(月)より下記URLより申込開始
https://forms.gle/ANVRbvQpSFp8WBoC6
主催:劇場、音楽堂等連絡協議会、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
後援(予定):全国公立文化施設協会、日本芸能実演家団体協議会(芸団協)
お問い合わせ
劇場、音楽堂等連絡協議会事務局 gekionkyo@gmail.com