SEARCH
JP / EN
TOP / 公演・イベント / 自主事業ラインアップ / RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI「TIME」
PROGRAM公演・イベント

自主事業

終了

RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI「TIME」

2024年4月27日(土)~ 4月28日(日)

音楽舞踊美術・映像メインホール
  • twitter
  • facebook
2024年04月25日更新|当日券を販売いたします。詳細はこちら
  • RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI「TIME」

    左:Photo by Neo Sora © Kab Inc.  右:Photo by Sanne Peper

坂本龍一、高谷史郎(ダムタイプ)によるシアターピースの最新作「TIME」
出演に田中泯、宮田まゆみ(笙)、石原淋を迎え、初演から更なる進化を遂げる

「TIME」は2021年、世界最大級の舞台芸術の祭典「ホランド・フェスティバル」(オランダ)で世界初演。満場のスタンディング・オベーションで迎えられた。 坂本龍一が生前本作の為に全曲を書き下ろした音楽と、演者の動き、光と映像、水――。 劇場空間でインスタレーション、パフォーマンス、ヴィジュアル・アートが融合し、ふたつの夢幻が交錯するシアターピース最新作。

開催日時・会場

2024年4月27日(土)~ 4月28日(日)

4月27日(土)14:00開演
4月28日(日)13:00開演

会場:メインホール

上演時間:約80分(休憩なし)予定

公演・作品について

プロフィール

坂本龍一

Photo by Neo Sora © Kab Inc.

坂本龍一Ryuichi Sakamoto

1952年、東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、YMOの結成に参加。1983年に散開後は『音楽図鑑』『BEAUTY』『async』『12』などを発表、革新的なサウンドを追求し続けた姿勢は世界的に高い評価を得た。映画音楽では『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞、ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞、グラミー賞映画・テレビ音楽賞など多数、『The Sheltering Sky』では2度目のゴールデングローブ賞最優秀作曲賞を受賞した。『LIFE』,『TIME』などの舞台作品、韓国や中国での大規模インスタレーション展など、アート界への越境も積極的に行なった。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」を創設。また「東北ユースオーケストラ」を設立して被災地の子供たちの音楽活動を支援した。2023年3月28日、71歳で死去。

高谷史郎

高谷史郎Shiro Takatani

1963年生まれ。京都市立芸術大学 環境デザイン専攻卒業。1984年からアーティストグループ「ダムタイプ」の活動に参加。様々なメディアを用いたパフォーマンスやインスタレーション作品の制作に携わり、世界各地の劇場や美術館、アートセンターで公演/展示を行う。1998年からダムタイプの活動と並行して個人の制作活動を開始。パフォーマンス《明るい部屋》(初演:2008年 ドイツ世界演劇祭)、《CHROMA》(初演:2012年 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール)、《ST/LL》(音楽・坂本龍一ほか/初演:2015年 ル・ヴォルカン国立舞台、フランス)を制作。台北・國家兩廳院、マルセイユ・フェスティバル、シンガポール国際芸術祭などでの公演や、東京都写真美術館、東京都現代美術館、ポンピドゥー・センター・メッス(フランス)、ハウス・デア・クンスト(ドイツ)での個展等。
坂本龍一との主なコラボレーションは、1999年《LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999》の映像担当を契機に、インスタレーション作品《LIFE – fluid, invisible, inaudible…》(2007)、《water state 1》(2013)等を山口情報芸術センター[YCAM] にて制作、坂本龍一のアルバム『async』(2017)のアートワークを担当、ワタリウムでの「坂本龍一|設置音楽」展でインスタレーション《async – drowning》制作(2017)、コンサート「Ryuichi Sakamoto: async Live at the Park Avenue Armory」の映像担当(ニューヨーク、2017)、「設置音楽2《IS YOUR TIME》」展(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、2017)、ブルーレイ『async – surround』映像制作(2018)、コンサート「dis•play– Ryuichi Sakamoto with Shiro Takatani」フランス3都市ツアー(2018)、展覧会「Ryuichi Sakamoto Exhibition: LIFE, LIFE」(piknic、韓国・ソウル、2018)で共同制作インスタレーションを複数展示。坂本龍一コンサート「FRAGMENTS with Shiro Takatani」シンガポール国際芸術祭(2019)、坂本龍一の大規模個展「観音聴時」(木木美術館、中国・北京、2021)で主要な共同制作インスタレーションを一堂に展示。第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展で日本館のアーティストに選出されたダムタイプが新メンバーとして参加した坂本龍一と新作を制作(2022)、ヴェネチア・ビエンナーレ帰国展(アーティゾン美術館、2023)、坂本龍一の大規模個展「一音一時」(木木美術館、中国・成都、2023)で新作を含む主要な共同制作インスタレーションを一堂に展示、など。

田中 泯Min Tanaka

1945年生まれ。66年クラッシックバレエ、モダンダンスを学んだ後、74年から独自のダンス、身体表現を追求するようになる。本格的海外デビュー「パリ秋芸術祭『間―日本の時空間』展(ルーブル装飾美術館)78年」をきっかけにし、ゆるやかで微細な動きで身体の潜在性を掘り起こすパフォーマンスは、ダンスをはるかに越えて、新しい芸術表現として衝撃をもたらした。一方、85 年から今日に至るまで、山村へ移り住み農業を礎とした日常生活をおくることでより深い身体性を追求している。02年映画「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)初出演により、映像への出演も多く独自の演技力によって異彩を放っている。著書『僕はずっと裸だった』、共著『意身伝心』、写真集『平間至「Last Movement 最終の身振りへ向けて」(二冊組)』、写真集『岡田正人「海やまのあひだ」』、『写真集「光合成」MIN by KEIICHI TAHARA』。22年田中泯の本格的な長編ドキュメンタリー映画「名付けようのない踊り」(犬童一心監督)が公開された。www.min-tanaka.com

宮田まゆみMayumi Miyata

東洋の伝統楽器「笙(しょう)」を国際的に広めた第一人者。古典雅楽はもとより、現代音楽、オーケストラとの共演などにより、「笙」の多彩な可能性を積極的に追求している。国立音楽大学ピアノ科卒業後、雅楽を学ぶ。1979年より国立劇場の雅楽公演に出演。1983年より笙のリサイタルを行って注目を集める。古典雅楽はもとより、武満徹、ジョン・ケージ、ヘルムート・ラッヘンマン、細川俊夫など現代作品の初演も数多く、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ、シャルル・デュトワ指揮NHK交響楽団、アンドレ・プレヴィン指揮ニューヨーク・フィルハーモニック、ウラディーミル・アシュケナージ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、大野和士指揮ベルギー王立歌劇場管弦楽団、ジョナサン・ノット指揮バンベルク交響楽団、準・メルクル指揮リヨン国立管弦楽団、アレクサンダー・リープライヒ指揮ミュンヘン室内管弦楽団、佐渡裕指揮ベルリン・ドイツ交響楽団、BBC交響楽団、WDRケルン放送交響楽団ほか国内外のトップオーケストラと数多く共演。加えて、ザルツブルク、ウィーン・モデルン、ルツェルン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、パリの秋、アヴィニヨン、ダルムシュタット、ドナウエッシンゲン、タングルウッドをはじめとする各国の音楽祭への参加、ウィーン、パリ、アムステルダム、ミラノ、ニューヨークなどでのリサイタルと幅広く活躍。近年ではケージ『One9(笙独奏のための)』全曲演奏会、古典「調子・入調」全曲演奏会などでも高く評価されている。98年の長野オリンピック開会式で「君が代」演奏の模様は全世界からの注目を集めた。芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性年度賞「芸術賞」、中島健蔵賞、横浜文化賞奨励賞、日本伝統文化振興賞、佐治敬三賞、松尾芸能賞優秀賞、芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。2018年秋の褒章において紫綬褒章を受章。2021年度国際交流基金賞受賞。国立音楽大学招聘教授。

石原 淋Rin Ishihara

1994年、NHK音楽映像ドラマ『ハムレット幻蒼』で映像デビュ-。番組にダンサーとして出演していた田中泯に出会いその後、師事。1996年、田中泯演出の舞台『千年の愉楽』(原作:中上健次)にて観世栄夫と共演。その後、海外公演も含め田中泯作品に多数出演。2006年より本格的にソロ活動を開始し、田中泯の完全振付によるシリーズ作品『昭和の体重』(音楽:灰野敬二)は現在も続く代表作となった。野外公演『八月十五日のエトランゼ』出演、MV 『The Weeknd – Belong To The World』振付ほかドラマや映画でも活躍中。田中泯の唯一無二の「弟子」であると同時に、田中泯の活動全般を支えるマネージャーであり、プロジェクトを牽引するプロデューサーでもある。田中泯の「場踊り」の音をライブオペレーションするなど、演出的な活動にも携わる。

田中 泯                 ダンサー
宮田まゆみ            笙奏者
石原 淋                 ダンサー

能管:藤田流十一世宗家 藤田六郎兵衛 (録音:2018年6月)

照明デザイン:吉本有輝子
メディア・オーサリング、プログラミング:古舘健、濱哲史、白木良
衣装デザイン:ソニア・パーク
衣装制作:ARTS&SCIENCE
プロダクション・マネージャー:サイモン・マッコール
舞台監督:大鹿展明
FOHエンジニア:ZAK
撮影助手:新明就太
映像グラフィックデザイン・アシスタント:南琢也
音響エンジニア:アレック・フェルマン(KAB America Inc.)
音響エンジニア・アシスタント:竹内真里亜(KAB America Inc.)、近藤真(オフィス・インテンツィオ)
制作アシスタント:湯田麻衣(Kab Inc.)

夏目漱石『夢十夜〈第一夜〉』、『邯鄲』 英訳:サム・ベット
『邯鄲』 現代語訳:原瑠璃彦
『胡蝶の夢』 英訳:空音央

コンセプト立案協力:福岡伸一

プロデューサー:リシャール・キャステリ、空里香、高谷桜子
共同製作:ホランド・フェスティバル(アムステルダム)、deSingel (アントワープ)、マンチェスター国際芸術祭
共同制作:ダムタイプオフィス、KAB America Inc.、エピデミック
プロダクション&ツアー・マネジメント:リシャール・キャステリ、フローレンス・ベルトー(エピデミック)

広報グラフィック・デザイン:南琢也

主催: ABCテレビ、サンライズプロモーション大阪、(株)パルコ、朝日新聞社、集英社-T JAPAN 共催: ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)

特別協賛:シャボン玉石けん株式会社

お問い合わせ

キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888 (11:00~18:00※日祝休業)

チケット購入・予約

チケット料金

全席指定
S 席15,000 円、サイドS席15,000円、A 席12,500 円、3F指定席9,500円、U-18チケット3,500 円(観劇時 18 歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換)
※未就学児入場不可
※営利目的の転売禁止
※サイドS席は、端寄りのお座席の為、一部みづらい可能性がございます。予めご了承ください。

先行発売日

2023年10月22日(日)
※フレンズ会員(オンライン会員)、Club会員(京都コンサートホール・ロームシアター京都共通の会員制度)・京響友の会会員

一般発売日

2023年10月29日(日)

チケット取扱窓口

関連イベント・記事