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2021.6.17 その他

2021年度 ロームシアター京都リサーチプログラム リサーチャー決定のお知らせ

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2021年度ロームシアター京都リサーチプログラムについて、選考の結果、参加リサーチャーが決定しましたのでお知らせします。
これから一年を通してそれぞれのリサーチに取り組み、最終報告にまとめていきます。2022年3月には、公開の最終報告会を実施する予定です。

募集内容はこちら

 

テーマA:現代における伝統芸能

■柏木純子(かしわぎ じゅんこ)【新規】

演劇研究家。大阪大学演劇学研究室に所属し、学術研究、批評、教育、創作を行う。神戸大学発達科学部附属明石中学校、兵庫県立宝塚北高校演劇科と中等教育時より芸術創作教育を受け、日本大学芸術学部演劇学科演技コースに進学。創作から学問に関心を移し、「演技と衣装の関係性」について研究している。専門はフランス演劇におけるジャポニスム。

 

テーマB:子どもと舞台芸術

■小山文加(おやま あやか)【継続 ※2年目】

音楽文化研究者。東京学芸大学大学院(教育学修士)、東京藝術大学大学院修了。大学院アカンサス音楽賞受賞、博士(学術)。2012-14年度アーツカウンシル東京調査員、2015-19年東京藝術大学音楽学部助教。音楽分野の教育プログラムについて研究、「オーケストラ史にみる聴衆と芸術普及活動の変遷」(『文化経済学』6巻3号)などの論文がある。現在は、教育系NPOに勤務しながら教育福祉分野と芸術団体・劇場との連携をテーマに研究に取り組む。国立音楽大学および洗足学園音楽大学非常勤講師、港区文化芸術活動サポート事業調査員などを兼務。

 

■古橋果林(ふるはし かりん)【新規】

あらゆる人々が能動的に参加できる音楽体験の企画・構成・実演を行う。

2017年「東京文化会館ワークショップ・リーダー育成プログラム」を受講、優秀生としてカーザ・ダ・ムジカでの派遣研修に参加、ポルトガルの幼児を対象に音楽ワークショップを実施。現在、東京文化会館ワークショップ・リーダーとして、6か月の乳幼児から大人まで幅広い層を対象にワークショップを実施するほか、特別支援学校や高齢者施設等でのワークショップ実施にも力を入れている。

これまでにカーザ・ダ・ムジカのワークショップ・リーダー、ギルドホール音楽演劇学校卒業講師によるトレーニングやロンドン交響楽団レイチェル・リーチによるトレーニングを受講し、音楽ワークショップの実践を学ぶ。

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻修了。

現在、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教育研究助手。

 

テーマC:舞台芸術のアーカイヴ

■新里直之(にいさと なおゆき)【※2年目】

演劇研究。京都芸術大学大学院芸術研究科博士課程単位取得満期退学。現在、同大学舞台芸術研究センター研究補助職員。論考に「沈黙劇の背景ーー太田省吾論ノート」(『舞台芸術』23号、角川文化振興財団、2020年3月)、「アーカイヴと創造をつなぐ試みーー舞台芸術をめぐる事例から」(『Assembly』VOL.06、ロームシアター京都、2021年3月)など。本プログラムには2019年度に参加。本年度は舞台芸術アーカイヴの利活用に焦点をあてたリサーチを計画している。

 

■吉田 杏(よしだ きょう)【新規】

1988年生まれ。美術や舞台芸術作品と鑑賞者をつなぐ活動をするなかで、記録写真家や批評家、ライター、編集者など第三者の視点から切り取られたもののアーカイヴ性について思考するようになる。本プログラムでは作品によって生み出される、第三者の活動を通じたアーカイヴの可能性を探求する。作品を制作した者とは別の人間の視点を通すことでさらに立体的になっていくであろう舞台芸術作品の保存方法や、再上演への影響、鑑賞者への効果を調査、考察する。

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