若手アーティストの発掘と育成を目的に、ロームシアター京都と京都芸術センターが協働して行う創作支援プログラム“KIPPU”。4年目となる今回、2021年度の参加アーティスト募集を行い、選考の結果、下記の2名に決定いたしました。来年行われる、ロームシアター京都ノースホールでの上演をお楽しみに。
※詳細は決まり次第、ロームシアター京都、京都芸術センター、各アーティストの公式HPなどで告知いたします。
【参加アーティストおよび公演時期 *上演順に掲載】
福井裕孝(京都) 2021年7月
『デスクトップ・シアター』ワークインプログレス(2019)
1996年生まれ、京都府出身。演出家。人・もの・空間の関係を演劇的な技法を用いて再編し、その場の全体的な状況を異なる複数のスケールとパースペクティブから捉え直す。近年は、天井・周壁・床面によって仕切られた「部屋」という空間単位とその場の特殊性を所与の条件として作品の製作を行う。
敷地理(東京) 2022年2月
『happy ice-cream』(2020)YDC2020 Photo: Sugawarwa Kota
振付家・ダンサー。外側から自分を見ることが不可能な中で、物質的に自分と最も近い他者を通して自分の現実感を捉えることを主題に制作を行う。その過程で身体的臨界状態をつくり、その境界を確認し曖昧にすることに関心を持つ。最近の活動に「happy icecream」(YDC2020)、「振動する固まり、ゆるんだ境界」(TPAM2020 Fringe)など。
会場:ノースホール
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都市