自ら製作した人形を用い、美しくも不穏な予感に満ちた物語世界を構築するジゼル・ヴィエンヌ。ヴィエンヌとエティエンヌ・ビドー=レイとの共作で2001年に初演された『ショールームダミーズ』の最新版『ショールームダミーズ #4』が、2020年2月8日(土)・9日(日)にロームシアター京都にて上演されます。
この上演を前に、ロームシアター京都 プログラムディレクターの橋本裕介が、ジゼル・ヴィエンヌ作品の魅力や、京都でのオーディション、クリエーションを経て上演を迎える『ショールームダミーズ #4』について語る特別トークを開催します。
暴力や性をめぐるさまざまなタブーを取り上げつつ、生と死、欲望と破滅、秩序と荒廃といった両極の美学を探求するジゼル・ヴィエンヌ作品は、アヴィニヨン演劇祭をはじめ世界各地の芸術祭、劇場で、賛否両論を巻き起こしてきました。映像を交えながら、ヴィエンヌ独自の作品性についてご紹介します。
【日時】2020年1月21日(火)19:00-20:30
【会場】ホテル アンテルーム京都
【登壇】橋本裕介(ロームシアター京都 プログラムディレクター)
【参加費】予約不要・参加無料
【プロフィール】
橋本 裕介(はしもと・ゆうすけ)
1976年、福岡生まれ。京都大学在学中の1997年より演劇活動を開始、2003年橋本制作事務所を設立後、京都芸術センター事業「演劇計画」など、現代演劇、コンテンポラリーダンスの企画・制作を手がける。2010年よりKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭を企画、2019年までプログラムディレクターを務めた。2014年1月よりロームシアター京都勤務、プログラムディレクター。
主催:ホテル アンテルーム京都
【公演情報】
ロームシアター京都「レパートリーの創造」
ジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ 『ショールームダミーズ #4』
2020年2月8日(土)19:00 / 2月9日(日)15:00
ロームシアター京都 サウスホール
演出・振付・舞台美術/ジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ
出演/朝倉千恵子、大石紗基子、高瀬瑶子、花島令、藤田彩佳、堀内恵