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2018.6.24 公演・イベント

【速報】レパートリーの創造 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』スピンオフ!プログラム実施のお知らせ

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ロームシアター京都では、レパートリーの創造 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』公演に際して、公演の前後に作品世界が持つ広さと深さを体験いただき、より親しみを持っていただくための「スピンオフ!プログラム」を開催します。

公演と合わせてご注目いただき、ぜひご参加ください!

 

【プログラム計画】

■古典精読シリーズ「語り継がれる物語」(仮題)(9月~12月予定)

今回木ノ下歌舞伎が挑む「摂州合邦辻」は、説教節「しんとく丸」や「愛護の若」を元に、人形浄瑠璃、歌舞伎、文学、演劇と時代により形を変えながらも古来より脈々と語り継がれてきた名曲、物語です。「なぜこの物語は語り継がれてきたのか?」「語り継ぐとはどういうことか?」をテーマに、ゲストを招いた講演会、映像上映、トークを連続で開催し、公演を前に原作の作品世界を多様な角度から読み解きます。
企画・モデレーター:林立騎

 

■ポスタープロジェクト(10月~2月予定)

ユースプロジェクトメンバー(7/30〆切)と共に、木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』を楽しく分かりやすく徹底解剖するポスターを制作!隔月ペースで連続発行し、京都の街かどを中心に貼りだし、展開していきます。
編集ディレクター:島貫泰介/デザインディレクター:外山央

 

■制作発表トーク&「心中天の網島-2017リクリエーション版」上映会(10月予定)

木ノ下歌舞伎主宰で『糸井版 摂州合邦辻』監修・補綴・上演台本を手掛ける木ノ下裕一、同演出・音楽・上演台本の糸井幸之介らが、今作の見どころ等を話すトークイベントを開催し、製作発表を行います。また、合わせて、ロームシアター京都レパートリーの創造第一弾として2017年に上演された「心中天の網島―2017リクリエーション版」の公演映像のプレミア上映会も実施します。
日時:10月18日(木)
出演:木ノ下裕一(監修・補綴・上演台本)、糸井幸之介(上演台本・演出・音楽)、ほか

 

■まちあるきツアー with まいまい京都(11月予定)

古典作品で描かれる世界や物語は、いま私たちが生きる土地やその慣習に関わっていることも少なくありません。「摂州合邦辻」も例に漏れず、大阪の地を中心にその縁を感じることができる場所が今も多く残ります。今回は、京都で独自のまちあるきを企画し人気を博す「まいまい京都」とのコラボレーションで、木ノ下裕一自らがガイドを務める特別ツアーを実施します。
ガイド:木ノ下裕一 共同主催:まいまい京都

 

■ブックレット制作、発行(2019年2月)

「スピンオフ!プログラム」のレクチャーやトーク内容、公演関連のコンテンツを一冊に収めたブックレットを木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』公演に合わせて制作。公演前後の観劇体験を深めることはもちろん、これからも“一冊取っておきたい書籍”の制作を目指します。

 

■ワークショップ「古典のことばを現代語訳する」(2019年3月)

木ノ下歌舞伎の大きな特徴の一つに、木ノ下裕一の監修・補綴により、古典の台本を現代の上演版に作り直すということがあります。木ノ下裕一がそのノウハウを開陳し、古典のことばの豊かさと現代へ活かし、楽しむ方法を共に考えます。
日時:2019年3月2日(土)13:00~18:00、3日(日)13:00~18:00
講師:木ノ下裕一

 

※「古典精読シリーズ」、「制作発表トーク&上映会」、「まちあるきツアー」、「ワークショップ」の参加申込み詳細等は、改めて後日こちらのWEBサイト等でご案内いたします。

 

【プロジェクトメンバー】
島貫泰介(美術ライター、編集者)、外山央(グラフィックデザイナー、アーティスト)、林立騎(翻訳者、演劇研究者/2018年度ロームシアター京都シニアリサーチャー)、武田知也(ロームシアター京都事業担当)、本郷麻衣(木ノ下歌舞伎 制作)

 
お問合せ:ロームシアター京都 TEL.075-771-6051(担当:武田)
協力:木ノ下歌舞伎

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