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2017.10.6

ロームシアター京都「いま」を考えるトークシリーズ(全4回)開催決定!

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ロームシアター京都では、新たなトークシリーズを開始します。多様な角度から同時代の社会を知り、捉え直すためのトピックを挙げ、それにまつわるゲストを招きます。複雑化し、混迷する現代を「いかに生きるべきか」。その手がかりを探り、ともに考えるトークシリーズです。

[vol.1] テーマ:定常型・高齢化社会の“創造的”生き方を考える

ゲスト:
広井良典(京都大学こころの未来研究センター教授)
菅原直樹(「老いと演劇」OiBokkeShi主宰、俳優、介護福祉士)

第一回は日本社会が直面する超高齢化時代において、劇場が生み出しうるコミュニケーションについて考えます。ゲストに、ポスト市場化社会としての“定常型社会”を提唱し、公共・福祉・都市計画などの観点からコミュニティについて著書多数の広井良典氏(京都大学こころの未来研究センター教授)と、「老人介護の現場に演劇の知恵を、演劇の現場に老人介護の深みを」という理念のもと演劇公演などを行い、多方面から注目を集める「老いと演劇」OiBokkeShi主宰・俳優で介護福祉士の菅原直樹氏をお迎えし、社会状況と実践的な芸術活動の現在形から、劇場にたちあがる“創造的”コミュニケーションの輪郭を探ります。
第一部:広井氏によるレクチャー、第二部:菅原氏によるレクチャー&ワークショップ、第三部:両者のディスカッションの三部構成で実施します。

日時:2017年12月16日(土)16:30~19:30

会場:パークプラザ3階共通ロビー

参加料無料・事前申込制

 

[vol.2] テーマ:多数決と民主主義~「わたしたちの意思」の表現とは

ゲスト:
坂井豊貴(慶應義塾大学経済学部教授)
岡田利規(演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰)

子どもの頃から教えられる多数決。集団が異なる意見に分かれたとき、わたしたちは幾度となく、この方法でその場を解決してきました。一方で、昨年実施されたイギリスのEU離脱を問うた国民投票、アメリカ大統領選など、国論を二分しながらも多数決によって決められた結果が大きな波紋を呼び、世界中が揺れています。果たして民主主義を支えるはずの多数決という方法は、「わたしたちの意思」をどのように反映しているのでしょうか?第二回は、「多数決を疑う」(2015年)の著者で社会的選択理論が専門の坂井豊貴氏をお迎えし、多数決に関する様々な研究、理論を体感するレクチャーを実施します。後半には、演劇作家の岡田利規氏との対談を行い、「わたしたちの意思」を表現する多数決の方法と民主主義のあり方について考えます。

日時:2018年2月2日(金)14:00~

会場:ロームシアター京都内(決まり次第お知らせします)

参加料無料・事前申込制
2017年12月受付開始

 

[今後のテーマ] セクシャルマイノリティと芸術表現(仮称)/AI(人工知能)と音楽の未来(仮称)

※vol.3,4の詳細は後日発表します。

 

主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

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