搬入プロジェクト×researchlight参加アーティストによる「劇場・広場・祝祭・公共圏」を考えるクロストーク。
3月5日(土)、ロームシアター京都にて行われたオープニング事業「搬入プロジェクト―京都・岡崎計画―」の搬入本番は、多くの観客、一般参加者とともに無事物体の搬入(出)が行われました。その後、物体はプロジェクトの記録と共に3月27日(日)まで、劇場のローム・スクエア(中庭)に展示されています。一方、同日5日より始動したのが、オープニング事業KYOTO EXPERIMENT京都国際舞台芸術祭2016 SPRING公式プログラムのresearchlight「河童よ、ふたたび」です。ロームシアター京都が位置する岡崎地域で見つけた様々なもの(屋根、橋など)を原寸大でコピーした木製オブジェをランダムに配置、こちらもまたローム・スクエアに展示されています。
この2つのプロジェクトが放つ磁力は子どもを始めとする多くの人を惹きつけ、人々が集う広場として独自の「劇場文化」の形成を目指すロームシアター京都のありようを、指し示しているかのようです。
本トークイベントでは、この2つのプロジェクトとその成果についてプロジェクトを進めた当事者たちが振り返るとともに、劇場、広場、祝祭、公共圏にまつわる新たな可能性について考えます。
またとない機会ですので、ぜひ足をお運びください。
■日時:3月27日(日)17:30~19:00
■会場:ロームシアター京都 2階メインホール前共通ロビー
■出演:危口統之(演出家/悪魔のしるし)、家成俊勝(建築家/dot architects)、川勝
真一(建築リサーチャー/RAD)、本間智希(建築史・都市史研究者/RAD)
■司会:島貫泰介(ライター、編集者)
■参加費:無料・予約不要
※10:00~19:00の間、「搬入プロジェクト―京都・岡崎計画― 展示」も開催中です。併せてお楽しみください。
「搬入プロジェクト―京都・岡崎計画―」の詳細はこちら
■お問合せ:ロームシアター京都 075-771-6051(担当:武田)