このたび、アーティスト・高谷史郎を迎えて、2023年度の新作発表を目指す中期プロジェクトを始動します。プロジェ クトのスタートとなる 2021 年度は、創作の起点として、新作準備のためのトークシリーズを行い、登壇者や参加者との対話、交流を行います。2022年度には、ワークイン・プログレス公開を計画しています。
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本トークシリーズのスタートとなる第一回は、サウンドエンジニアの東岳志を迎えて、フィールドレコーディングの試聴 を交えつつ、「音」についての思考を巡らせます。
日時:2021年4月9日(金)19:00開始
会場:サウスホール
トーク出演:高谷史郎、東岳志(サウンドエンジニア)
無料、要申込 申込はこちら
定員:100名程度(先着順)
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
プロフィール
高谷史郎 Shiro Takatani
1963年生まれ。1984年からアーティストグループ「ダムタイプ」の活動に参加。様々なメディアを用いたパフォーマンスやインスタレーション作品の制作に携わり、世界各地の劇場や美術館、アートセンターで公演/展示を行う。1998年からダムタイプの活動と並行して個人の制作活動を開始。パフォーマンス「明るい部屋」(初演:2008年 ドイツ世界演劇祭)、「CHROMA」(初演:2012年 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール)、「ST/LL」(初演:2015年 ル・ヴォルカン国立舞台、フランス)を制作。マルセイユ・フェスティバル、東京・新国立劇場、台北・國家兩廳院等での公演や、ポンピドゥー・センター・メッス、ZKM(ドイツ)、シャルジャ・ビエンナーレ(UAE)などでの作品展示、東京都写真美術館での個展等。また、坂本龍一や中谷芙二子、野村萬斎、樂吉左衞門など、様々なアーティストとのコラボレーションも多数。ロームシアター京都では、ダムタイプ 新作パフォーマンス「2020」をクリエーションおよび発表(2020年/新型コロナウイルス感染症拡大防止のために上演中止、同年に記録映像の上映会及び配信を実施)。また、中高生人材育成事業「劇場の学校プロジェクト」では 2019 年度、メディア・パフォーマンス講座の講師を務めた。
東岳志 Takeshi Azuma
サウンドエンジニア
フィールドレコーディングの手法で、様々な映画や音楽、舞台の音響、録音を担当。製作をしていく中で人の身体まで考える事が必要と思い、食と自然に焦点を当て活動。2016年、鎌倉の「山と道」と共同で京都出町に「山食音」を立ち上げる。
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ロームシアター京都 TEL.075-771-6051(代表)