2019年3月23日、24日に京都市右京ふれあい文化会館ホールで上演する『あたご』は、愛宕山の裾野・清凉寺境内で継承されてきた嵯峨大念佛狂言(通称・嵯峨狂言)を題材に創作される舞踊です。
このたび、上演に先立ち、嵯峨狂言の継承者の方々をお招きし、『あたご』で振付を担うきたまりと出演者と共に、その歩き方など基本の所作を習うワークショップを開催します。およそ500年にわたり演じ継がれる嵯峨狂言と、愛宕山に向けた「奉納の舞」としていまに現れる『あたご』。自身の身体を用いて嵯峨狂言の動きを真似ることは、その500年という時間を体感するひとつの手段となるでしょう。また、このワークショップを踏まえた上演が奉納であることからも、それは未来へと向けた思索の旅ともなるでしょう。
ふるってご参加ください。
■日時:2019年 2月24日(日)14時〜16時
■会場: 京都市右京ふれあい文化会館 第1〜3会議室
■内容:
*嵯峨大念佛狂言についてのお話
*動きの実演
*面付け体験
募集要項
対象
対象年齢:18歳以上
募集人数
定員:15名程度(先着順)
参加条件
経験不問、初心者歓迎
応募方法
WEBフォームよりお申込みください。
WEBフォームはこちら
応募締め切り
2019年2月22日(金)23時59分
参加費
無料
嵯峨大念佛狂言とは
京都市街の北西に位置する清凉寺(嵯峨釈迦堂)境内で執り行われる狂言で、国の重要無形民俗文化財に指定されている民俗芸能です。すべての役者が面をつけ、台詞がなく、笛・太鼓・鉦の三つの楽器のお囃子の中で、身振り手振りだけで芝居が進行する点に大きな特徴があります。壬生寺、千本ゑんま堂とともに京の三大念佛狂言の一つで、現在は約二十番の演目が継承されています。
CIRCULATION KYOTO -劇場編 ダンス公演『あたご』
日時:2019年3月23日(土)18時/3月24日(日)15時
会場:京都市右京ふれあい文化会館 ホール
料金:一般2,500円/ユース(25歳以下)&シニア(70歳以上)1,500円 ※全席自由
詳細はこちら
主催
公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(ロームシアター京都、京都市東部文化会館、京都市呉竹文化センター、京都市西文化会館ウエスティ、京都市北文化会館、京都市右京ふれあい文化会館)、京都市
お問い合わせ
ロームシアター京都(担当:武田) TEL.075-771-6051
京都市右京ふれあい文化会館 TEL.075-822-3349