開催日時・会場
2022年3月28日(月)
18:00~21:30 終了予定
会場:パークプラザ3階共通ロビー
公演・作品について
発表者/タイトル
テーマ:子どもと舞台芸術
(1)小山文加|劇場における連携・協働の複層性-連携事業「未来のわたし」の事例研究から-
(2)古橋果林|⾳楽における参加型事業「ワークショップ」の実態-⽂化施設と芸術団体におけるワークショップを事例に-
テーマ:舞台芸術のアーカイヴ
(3)新里直之|劇場のアーカイヴを横断する-京都市内の文化施設を事例に(仮)
(4)吉田 杏|第二次創作者の表現-舞台芸術における記録写真の主体性に関する考察
メンター
吉岡 洋(京都大学こころの未来研究センター特定教授)
若林朋子(立教大学大学院21 世紀社会デザイン研究科特任教授)
【参加費】無料(事前申込優先) ※当日お席がある場合は申込無しでもご参加いただけます
【申込方法】応募フォームからお申込みください
発表者プロフィール
■小山文加(おやま あやか)
音楽文化研究者。東京学芸大学大学院(教育学修士)、東京藝術大学大学院修了。大学院アカンサス音楽賞受賞、博士(学術)。2012-14年度アーツカウンシル東京調査員、2015-19年東京藝術大学音楽学部助教。音楽分野の教育プログラムについて研究、「オーケストラ史にみる聴衆と芸術普及活動の変遷」(『文化経済学』6巻3号)などの論文がある。現在は、教育系NPOに勤務しながら教育福祉分野と芸術団体・劇場との連携をテーマに研究に取り組む。国立音楽大学および洗足学園音楽大学非常勤講師、港区文化芸術活動サポート事業調査員などを兼務。
■古橋果林(ふるはし かりん)
あらゆる人々が能動的に参加できる音楽体験の企画・構成・実演を行う。2017年「東京文化会館ワークショップ・リーダー育成プログラム」を受講、優秀生としてカーザ・ダ・ムジカでの派遣研修に参加、ポルトガルの幼児を対象に音楽ワークショップを実施。現在、東京文化会館ワークショップ・リーダーとして、6か月の乳幼児から大人まで幅広い層を対象にワークショップを実施するほか、特別支援学校や高齢者施設等でのワークショップ実施にも力を入れている。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻修了。現在、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教育研究助手。
■新里直之(にいさと なおゆき)
演劇研究。京都芸術大学大学院芸術研究科博士課程単位取得満期退学。現在、同大学舞台芸術研究センター研究補助職員。論考に「沈黙劇の背景―太田省吾論ノート」(『舞台芸術』23号)、「アーカイヴと創造をつなぐ試み―舞台芸術をめぐる事例から」(『Assembly』VOL.06)など。本プログラムには2019年度に参加。本年度は京都市内の劇場等文化施設の取り組みを対象にリサーチを行っている。
■吉田 杏(よしだ きょう)
1988年生まれ。美術や舞台芸術と第三者をつなぐ活動をする。本プログラムでは作品によって生み出される、他者の活動を通じたアーカイヴの可能性を探求する。主な寄稿に「環境に紛れ込む──小山友也について」(『パンのパン 04』)、「contact Gonzo+YCAM バイオ・リサーチ『wow, see you in the next life. (The magazine) 』vol.1〜3」ブックレビュー(ART RESEARCH ONLINE)、「「本日の『DJもしもしの幽霊について』高木薫」遠藤薫について」(「幽霊について」のレヴューまとめ)。舞台美術家コレクティブ「セノ派」やヤン・フードン、地主麻衣子へのインタビュー(Tokyo Art Beat)などがある。
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
お問い合わせ
ロームシアター京都 TEL.075-771-6051 (10:00~17:00)