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山城大督ディレクション「KYOTO RECORDS」
PROGRAM公演・イベント

自主事業

〈10周年記念事業〉

プレイ!シアター for the 10th anniversary
山城大督ディレクション「KYOTO RECORDS」

2026年1月10日(土)、1月11日(日)

ノースホール
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  • プレイ!シアター for the 10th anniversary山城大督ディレクション「KYOTO RECORDS」

レコードするテーマパークだ!

ここは、レコードするテーマパーク。
こどもからおとなまで、ひとりでも、ふたりでも、グループでも。
過去・現在・未来が交差する特別な2日間!

劇場内には多彩なアーティストやクリエイターによる、「レコードする」をテーマにした自由な発想のブースやワークショップが並びます。日々の些細な出来事、誰かと訪れた場所、忘れがたいあの味、今はなきあの風景……言葉、音、身体、光、映像を通して自身/他者の「記録」や「記憶」を辿る/巡る/作る冒険にでかけましょう。

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ディレクターメッセージ

「つづきのはじまりはじまり」

「レコード(記録)する」という行為は、今やすっかり“日常の娯楽”になりました。
写真を撮る、声を残す、誰かの動きを写すことは、自分の記憶をたどる“手がかり”であり、その先で誰かとつながるための入口にもなっています。
けれど、記録の奥にある“あの日の気温”や“誰かの声の震え”までは残らない。だからこそ人は、残らないものをどうにか残したい──という衝動に駆られるのかもしれません。
ロームシアター京都10周年を記念して開催する『KYOTO RECORDS』は、その衝動に応えるための、“いつかの私”に“きょうの私”が出会うテーマパークです。
劇場には、記念撮影をする人、ビデオレターを撮る人、体の凝りを解きほぐす人、拍手で場面をつくる人、絵本から飛び出る人、音を掬う人、漂流物で写真を撮る人、忘れた記憶を呼び覚ます人など、さまざまな「記録」の方法が並びます。
遊ぶように「記録」という行為の輪郭に、気ままに触れてみてください。

総合ディレクター 山城大督
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開催日時・会場

2026年1月10日(土)、1月11日(日)

各日10:00-18:00
入場無料(飲食ブースは有料)、申込不要
※一部ワークショップは事前申込制

会場:ノースホール

公演・作品について

参加アーティスト

★当日要申込(先着順)のプログラムは、10日・11日各日10時より各ブース前で申込受付を行います。定員に達した場合でも、ワークショップが行われている様子を見学いただけます。

Aokid(ダンサー)
一度見たら忘れられない、これがホントの飛び出す絵本⁉︎
パフォーマンス『ひらーり』:各日11:30、14:30

小倉笑(パフォーマー)
あら不思議。いつのまにか踊って覚えて参加するダンス⁉︎拍手⁉︎
①神出鬼没「おもひでらるる・ぱちぱちぱち」:各日10:00-18:00
②拍手レクチャー:各日12:20頃、15:20頃

思い出させ屋(YouTuber)
記憶の彼方にある「あの場面」を、あの手この手で鮮やかに思い出す
常時体験受付「思い出し体験」(20分程度)

池上恵一(美術家)
「凝り」はメッセージだ。「カラダ」を通して出会う「あなたの知らない世界」
①常時体験「さわれる展示」:各日10:00-18:00
②体験ワークショップ:各日10:30、13:30、15:00 
 ★当日要申込(当日先着順)、12名程度、所要時間約45分

下道基行(瀬戸内「   」資料館)
劇場が暗室に。直島に辿り着いた漂流物でできた写真機が京都に上陸
①常時展示 瀬戸内「漂泊 家族」写真館:各日10:00-18:00
②体験ワークショップ:各日11:00、13:00、14:00、16:00 
 ★当日要申込(当日先着順)、12名程度、所要時間約30分
協力:公益財団法人 福武財団

蓮沼執太(音楽家)
ロームシアター京都10周年を記念した音の風景と体験
①常時再生「ウィンウィンフィールド・レコーディング」:各日10:00-18:00
②公開収録+ミニライブ:各日16:30-17:30

山城大督(映像作家・美術家)
声と映像を残す撮影方法「VIDEO LETTERS」が、今日のあなたをレコード
①常時体験受付「レコード・パーク」:各日10:00-18:00
②常時体験受付「ビデオレターズ」:各日10:00-18:00

ゆかい(池田晶紀+池ノ谷侑花)
“ゆかい”な出張写真館があなたのシャッターチャンスを逃さない
常時体験受付「巡り堂あかるい写真館」:各日10:00-18:00

出展・スタッフ

総合ディレクション:山城大督(美術家・映像作家)
アーティスト:Aokid、池上恵一、小倉笑、思い出させ屋、下道基行(瀬戸内「   」資料館)、蓮沼執太、山城大督、ゆかい(池田晶紀+池ノ谷侑花)and more !!
空間設計:REUNION STUDIO
グラフィックデザイン:浦川彰太

チラシデータはこちら

プロフィール

Aokid(ダンサー)

Aokid(ダンサー)

14歳の頃にブレイクダンスを始め、青春における映画の影響で東京造形大学映画専攻へ。舞台芸術や美術の制作活動を開始。
東京を拠点に都市の中に様々なスケールから空間を見出しダンスなどに取り組み、その方法論を他の町や国の都市でも実践することを通して比較、検証し傾向を見つける中で制作にフィードバックを持つ。
過去への興味や未来への展望や想像から、独自のナラティブを育て話すことを面白がりたい。

https://ninjaaokid16.wixsite.com/aokid

小倉笑(パフォーマー)

小倉笑(パフォーマー)

1996年、岐阜県生まれ。2014年より京都で活動を開始。以降、Monochrome Circusや康本雅子、笠井叡、mama!milk等の舞台やコンサートに出演。2021年、創作団体「SMILE」を立上げ、舞台作品『SMILE』(2021・2022)、『A human dodging a fried oyster / 牡蠣フライを避ける人間』(2022)、『SUPER COMPLEX』(2024)などを発表。2022年より『KYOTOCultural Festival』を主催。セゾン文化財団 国際プロジェクト支援(2023-2025)、International Coproduction Fund of the Goethe-Institut.(2025)の助成を受け、Belle Santos(独)と協働で作品創作を行い『MORNING TIME / 朝の時間』(2025)を発表するなど国内外で活動。人やモノの“佇まい”に着目し、その場・時間にどう存在しているのか / 存在できるか、「佇まいと状態の変化」について身体を使って探究している。ヨコハマダンスコレクション2022コンペティションⅠにて奨励賞受賞。2025年度より京都国際ダンスワークショップフェスティバルの共同プログラムディレクターに就任。

https://smileemi.wixsite.com/smile

思い出させ屋(YouTuber)

思い出させ屋(YouTuber)

人が生きていく上で、思い出す必要がないことを思い出させます。 「初めてメガネを買った日の朝ごはん 」「5年前のデートで行ったレストランで、隣の席の人がしていたどうでもよい会話」 「街ですれ違った人の帽子のロゴ 」などが思い出せるかもしれません。人生の走馬灯の1フレームに、いかがでしょうか。

https://www.youtube.com/channel/UCCj7tBSvrrG8_aErflpNgyQ

池上恵一(美術家)

池上恵一(美術家)

子どものころ病気がちだった経験から、「人の体に生まれる凝り」や「心と体のつながり」に関心をもち、作品づくりを続けている。マッサージや手技、武術なども学び、手でふれたとき感じる記憶やエネルギーを、絵画や立体に表現している。これまで国内外で展覧会を開催。近年は、音楽家やダンサーと協働して、体を使って楽しめるワークショップも展開中。子どもから大人まで、誰もが自分の体の“おもしろさ”に気づけるような場づくりに取り組んでいる。

下道基行(瀬戸内「   」資料館)

下道基行(瀬戸内「   」資料館)

美術家、写真家。日本の国境線の外側を旅し日本植民地時代の遺構の現状を調査するシリーズ『torii』(2006-2012)など。フィールドワークをベースにした制作活動を続ける。生活のなかに埋没して忘却されかけている物語や日常的な物事を、様々な手法で編集し視覚化することで、現代の私たちにとってもいまだ地続きの出来事として再提示する。2019年ヴェネチアビエンナーレ日本館参加作家。2024年から京都芸術大学客員教授。香川県直島町在住。

蓮沼執太(音楽家)

photo by Nathalie Cantacuzino

蓮沼執太(音楽家)

1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、テレビ、演劇、ダンス、ファッション、広告など様々なメディアでの音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、プロジェクトを制作する。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

http://www.shutahasunuma.com/

山城大督(映像作家・美術家)

山城大督(映像作家・美術家)

映像の時間概念を空間やプロジェクトへ応用し、その場でしか体験できない〈時間〉を作品として展開する。2006年よりアーティスト・コレクティブ「Nadegata Instant Party」を結成し、全国各地で作品を発表。また、山口情報芸術センター [YCAM] にてエデュケーターとして、オリジナルワークショップの開発・実施や、教育普及プログラムを多数プロデュース。

https://y.twelveinc.jp/

ゆかい(池田晶紀+池ノ谷侑花)

ゆかい(池田晶紀+池ノ谷侑花)

2006年設立。写真家・池田晶紀が主宰する「写真とデザインとまちづくり」の会社。ポスター・書籍などの写真やデザインのほか、映像制作、コミッションワークなども行なう。また、写真館プロジェクト「あかるい写真館」でのワークショップや出張写真館、展覧会の企画・運営、自主出版など、写真を軸とした “ものづくり” を展開。2021年よりサウナのある文化複合施設「神田ポートビル」のクリエイティブディレクションを担当。

https://yukaistudio.com/

REUNION STUDIO

REUNION STUDIO

木村慎弥と安川雄基の共同主宰によって2022年に設立した建築設計事務所。建築の設計や現場での施工からコミュニティデザインまで、ハード/ソフトを問わず、都市と建築に関するさまざまなプロジェクトに取り組んでいる。現在のメンバーは木村慎弥、安川雄基、石田知弘の3名。

http://reunionstudio.jp

  • 主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

  • 助成:
    文化庁文化芸術振興費補助金
    劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
    独立行政法人日本芸術文化振興会

  • 協賛:株式会社サンエムカラー

  • 協力:株式会社コングレ、松井酒造株式会社

お問い合わせ

ロームシアター京都 TEL:075-771-6051

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