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三木那由他(言語哲学者)×和田ながら(演出家)トーク
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自主事業

“いま”を考えるトークシリーズ Vol.24

「理解できないあなた」とのコミュニケーションを探る
三木那由他(言語哲学者)×和田ながら(演出家)トーク

2025年3月9日(日)

パークプラザ3階共通ロビー
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  • 「理解できないあなた」とのコミュニケーションを探る三木那由他(言語哲学者)×和田ながら(演出家)トーク

対立や分断に満ちた世界で、わかりあえないままでも共存していくために
いま、求められる 日常のコミュニケーションとは?

複雑化し、混迷する現代を「いかに生きるべきか」。「“ いま” を考えるトーク」は、その手掛かりを探り、ともに考えるためのトークシリーズです。多様な角度から同時代の社会を知り、捉え直すためのトピックを挙げ、それにまつわるゲストを招きます。

第24 回は、分析哲学の視点からコミュニケーションを考察した『会話を哲学する』『言葉の展望台』等の著作で注目を集める、言語哲学者・三木那由他氏と、言葉と向き合い、身体を使って日常の細部を思考した演劇作品を発表している演出家・和田ながら氏をお迎えします。日常的な会話に着目し、言語哲学の理論を援用しながら他者とどう向き合っていくかを考えるとともに、コミュニケーションという営みを批評的に見つめ、演劇作品に取り組む演出家の視点から、コミュニケーションの面白さを探るトークを開催します。

開催日時・会場

2025年3月9日(日)

14:00開始

会場:パークプラザ3階共通ロビー

公演・作品について

ゲスト

三木那由他(言語哲学者)
和田ながら(演出家)

参加費

無料(事前申込優先)
※当日お席がある場合は申込無しでもご参加いただけます

申込方法

専用予約フォーム(こちら)あるいは FAX (075-746-3366)でお申し込みください。FAX には、お名前、参加人数、ご連絡先のメールアドレス及び電話番号をご記入ください。

プロフィール

三木 那由他

三木 那由他Nayuta Miki

大阪大学大学院講師。専門は分析哲学、特に言語とコミュニケーションの研究。著書に『話し手の意味の心理性と公共性』、『グライス 理性の哲学』(以上、勁草書房)、『会話を哲学する』(光文社新書)、『言葉の展望台』、『言葉の風景、哲学のレンズ』、『言葉の道具箱』(以上、講談社)があり、監訳書に『女の子のための西洋哲学入門』(西條玲奈との共同監訳、メリッサ・M・シュー&キンバリー・K・ガーチャー著、フィルムアート社)がある。漫画やゲームが好き。

和田ながら

Photo:Yuki Moriya

和田ながらNagara Wada

演出家/したため主宰。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院芸術研究科修士課程修了。2011年2月に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。主な作品に、作家・多和田葉子の初期作を舞台化した『文字移植』、妊娠・出産を未経験者たちが演じる『擬娩』など。美術、写真、音楽、建築など異なる領域のアーティストとの共同制作も多数。NPO法人京都舞台芸術協会理事長。多角的アートスペース・UrBANGUILD ブッキングスタッフ。

主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
令和6年度文化庁文化資源活用推進事業

お問い合わせ

ロームシアター京都 TEL.075-771-6051(代表)

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