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ホリデー・パフォーマンス Vol.16 おおしまたくろう

2024年12月15日(日)※荒天時は1月19日(日)に順延。開演時間未定

音楽ピロティ
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2024年10月23日更新|開催日・会場を次の通りに変更いたします。ご来場の方はお気をつけください。

【変更前】11月10日(日)11:00~ 3階共通ロビー

【変更後】12月15日(日)11:00~ ピロティ

  • ホリデー・パフォーマンス Vol.16 おおしまたくろう

音楽をはじめ、美術や演劇など様々なジャンルのパフォーマンスを無料でお楽しみいただけるシリーズです。日常で気軽にアートに触れる機会を創出します。

開催日時・会場

2024年12月15日(日)※荒天時は1月19日(日)に順延。開演時間未定

11:00

会場:ピロティ

公演・作品について

おおしまたくろうと申します。
身近な道具に電子回路を取り付けて手作りの音の鳴る楽器・装置を発明しています。

今回のホリデー・パフォーマンスでは、風と太陽光によって発音する装置を使ったパフォーマンスを計画しています。
表現活動を始めたころ、およそ 9 年前に太陽光を用いて発電する音響装置を制作したことがあり、今回はそれらを改造した装置を使います。

9 年 … 。活動を始めてから、そんなに時間が経ったのかと気づかされます。
時間の経過と言えば、 CD (コンパクトディスク)の耐用年数は 40 年と言われています。
最初に CD が発売されたのが 80 年代なので、最初期の CD は劣化して、気づけば再生できなくなっているようです。
CD の命は日本人の平均的な寿命より短く、最後を看取ることもできないのです。
CD の死は Compact な Die… ?
生物にもいろんな寿命があるように、 CD のようなメディアにも多様な Life Cycle があるのかもしれません。

表現活動を続けていて、自分が土を耕すミミズやワラジムシみたいだと感じるときがあります。
興味を持たれないものや忘れられたものが堆積した地層を耕して、命が育まれる土壌に還す。そんな生物のイメージです。
耐用年数という現実的な課題に直面する CD の地層を耕すことは、 2020 年代に取り組むべき面白いテーマだと思います。
今回のパフォーマンスには CD を素材にした装置も用意したいです。

まとめると、今回のホリデー・パフォーマンスでは風と太陽光によって発音する装置を使ったパフォーマンスを行います。
それは僕にとっては、忘れていた過去の時間や死にゆく(リビングデッドな)メディアを耕す行為になります。
風や太陽(もしかして雨も … )を受けて、耕された地平には何が芽吹くのでしょうか?

長くなってしまいましたが、難しく考えず、風や太陽を感じる気楽なイベントにしたいと思います。
もし、ご興味を持っていただけたのなら是非とも遊びに来てください!
野外でのイベントになりますので、防寒などの服装にはご注意ください。
会場でお会いできるのを楽しみにしています。

プロフィール

おおしまたくろう

おおしまたくろうTakuro Oshima

サウンドマン。PLAY A DAYをモットーに、日常の道具を改変した楽器の制作と、それらを組み合わせた少し不思議な音楽活動を行う。音楽や楽器の名を借りた遊びやユーモアによって社会をマッサージする。音の実験ワークショップ「SOUNDやろうぜ」主宰。近作にスケートボードとエレキギターを合体させて街のカタチを演走する「滑琴(かっきん)」、映像におけるマイキングを演奏行為と捉えてマイク奏者の動きを作曲する「擬似耳人(ぎじじじん)」など。

  • 主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

  • 助成:
    文化庁文化芸術振興費補助金
    劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
    独立行政法人日本芸術文化振興会

お問い合わせ

ロームシアター京都  075-771-6051

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チケット料金

無料、申込不要

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