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レパートリー作品とは

ロームシアター京都が、2017年度から取り組んでいるプログラムで、公立劇場が主体的に作品制作に取り組み、劇場のレパートリー演目として時代を超えて末長く上演されることを念頭にプロデュースしています。また、作品創造のプロセスを通じて、俳優、ドラマトゥルク、制作者等の専門家人材の育成や観客育成のための関連プログラムを企画し、レパートリーの創造から各地域における劇場文化を作ることを目指します。

市原佐都子/Q
「キティ」

生と性の規範を根底からくつがえす 市原佐都子が放つ“宇宙規模”の最新作

社会における不可触なタブーや性をめぐる矛盾を、大胆不敵かつ繊細に問いつづける劇作家・演出家、市原佐都子。今作では家父長制や資本主義、大量生産・消費システムのひずみから生じる不条理や滑稽、そして欲望のグローバルな均一化を、痛烈なQ(クエスチョン)に昇華して突きつける。 食べるために生殖を管理される畜産、知らぬ間にハメられてしまう性的な文脈、営利至上主義がもたらす劣悪な労働環境…。幾度もくりかえされる「かわいい」のセリフが、玉虫色に意味を変貌させる先に、果たしてユートピアはありうるのか!? 日本、韓国、香港の俳優陣がくりひろげる懸命かつ批評的ユーモア満載の今作は、現代を生きるすべての者たちへ、取り返しのつかない激震をもたらすだろう。
  • 作・演出:
    市原佐都子
  • 出演:
    ソン・スヨン、永山由里恵(青年団)、バーディ・ウォン・チンヤン(Artocrite Theater)、花本ゆか(はなもとゆか×マツキモエ)
  • 音楽:
    荒木優光
  • 衣裳:
    南野詩恵(お寿司)
  • 舞台美術:
    中村友美
  • 照明:
    魚森理恵
  • 映像:
    小西小多郎
  • ドラマトゥルク:
    熊倉敬聡
  • 宣伝美術:
    ササキエイコ
2024~2025年度

京都公演

2025年2月17日(月)~ 2月24日(月)
会場:ロームシアター京都 ノースホール
https://rohmtheatrekyoto.jp/event/119939/

企画製作: ロームシアター京都
主催: ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
協力:城崎国際アートセンター(豊岡市)
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

 

東京公演
2025年3月上旬(予定)

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