このたび、平成30年度事業におきまして、以下の公演事業の開催が決定しましたのでお知らせします。
1.ミュンヘン・カンマーシュピーレ『NŌ THEATER』作・演出 岡田利規(チェルフィッチュ)
ドイツ有数の公立劇場として知られるミュンヘン・カンマーシュピーレにて、日本人演出家としては初めて3シーズンにわたるレパートリー作品の演出を務める岡田利規(チェルフィッチュ主宰)による、2017年2月に発表された作品がついにロームシアター京都に登場!日本国内での上演はこの京都公演のみとなります。
本作で岡田が取り上げるのは、日本最古の舞台芸術「能」。その様式を用いて、資本主義に飲み込まれている現代日本の姿を描き出します。音楽は、即興演奏を行う現代音楽家・内橋和久が担当。ミュンヘン・カンマーシュピーレ劇場専属の俳優と共にドイツで創作した話題作、どうぞご期待ください。
私にとって重要なことは、能の形式がきわめて演劇的だということで、その演劇的であることの度合いは、私にとっては、たとえば能が〈日本的〉であることの度合いなどよりずっと大きい。(岡田利規)
■日時:2018年7月6日(金)~8日(日) 全3ステージ
■会場:サウスホール
■チケット料金:全席指定 一般4,500円 / ユース(25才以下)3,500円
※ユースチケットをご購入の方は、公演当日、証明書のご提示が必要です
※未就学児入場不可
チケット一般発売開始:2018年4月14日(土)10:00~
会員先行発売※:2018年4月7日(土)10:00~
※フレンズ会員(オンライン会員)、Club会員(京都コンサートホール・ロームシアター京都共通の会員制度)、京響友の会会員
チケット取扱
■ロームシアター京都オンラインチケット(要事前登録・無料) https://www.e-get.jp/kyoto/pt/
■ロームシアター京都チケットカウンター(窓口・電話) TEL.075-746-3201(10:00~19:00、年中無休、臨時休館日のぞく)
■京都コンサートホールチケットカウンター(窓口・電話) TEL.075-711-3231(10:00~17:00、第1・3月曜休※祝日の場合は翌日)
ほか
翻訳:Andreas Regelsberger
出演:Maja Beckmann,Anna Drexler,Thomas Hauser,Jelna Kuljić,Stefan Merki
音楽:内橋和久
美術:Dominic Huber
衣裳:PERRET SCHAAD
照明:Andreas Rehfeld
ドラマトゥルク:Tarun Kade
製作:MÜNCHNER KAMMERSPIELE
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
助成:ドイツ連邦共和国外務省、ゲーテ・インスティトゥート
2.ロームシアター京都 レパートリーの創造 木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』(仮)
ロームシアター京都では、2017年10月に「レパートリーの創造」の第一弾として、木ノ下歌舞伎『心中天の網島―2017リクリエーション版―』を上演しました。このたび、プロジェクト第二弾となる木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』(仮)の上演が決定!
説教節「しんとく丸」や「愛護の若」を元にし、人形浄瑠璃、歌舞伎、文学、演劇と時代により形を変えながらも古来より脈々と語り継がれてきた名曲、物語を、木ノ下歌舞伎×糸井幸之介のタッグが、現代に紡ぎ直します。
■日時:2019年2月10日(日)~ 11日(月・祝)
■会場:サウスホール
作:菅専助、若竹笛躬
監修・補綴:木ノ下裕一
上演台本・演出・音楽:糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)
企画制作:ロームシアター京都、木ノ下歌舞伎
製作:ロームシアター京都
共同製作:穂の国とよはし芸術劇場PLAT 、KAAT神奈川芸術劇場
※豊橋、横浜公演あり
【豊橋公演】2019年2月15日(金)~16日(土)穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
【横浜公演】2019年3月14日(木)~ 17日(日)KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
「レパートリーの創造 木ノ下歌舞伎『心中天の網島―2017リクリエーション版―』」 (c)Takuya Matsumi