ロームシアター京都の「劇場の学校」では、3つのコース「演劇」「舞踊」「メディア表現」だけでなく、中学生から18歳(高校3年生まで)の方なら、どなたでも参加いただけるオープンクラスも開講しています。1日限りの多彩な講座・ワークショップのなかで、気になるクラスを1つから、お申込みいただけます。
①オープニングレクチャー「現実(リアル)のウソと芸術(アート)のホント」
②講座「絵を読む-メディアとしての交通標識、マンガ、絵画-」
③講座「違うからだ、同じダンス?」
④講座「演劇の時間《いまはむかし》と《むかしはいま》」
⑤講座&ワークショップ 伝統芸能入門「能楽-和の世界-」
⑥ワークショップ「快音採取-身のまわりの音をあつめて、音楽をつくるー」
※本内容は、新型コロナウイルス感染拡大の状況によって変更になる場合があります。
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
後援:京都市教育委員会
募集要項
対象
中学生1年生~18歳(高校3年生まで)
※「演劇」「舞踊」「メディア表現」の各コースを受講していなくても参加いただけます。
募集人数
①②③④:定員はありません
⑤伝統芸能入門(8/19):定員25名(先着順)
⑥「快音採取-身のまわりの音をあつめて、音楽をつくる-」(9/11):定員20名(先着順)
応募方法
メール oubo@rohmtheatrekyoto.jp
※件名「劇場の学校 オープンクラス」でお送りください。
○次の①~⑤と、参加希望のオープンクラスを明記ください。
① 氏名(ふりがな)
② 生年月日/学校名/学年
③ 住所
④ 電話番号
⑤ 保護者の氏名、緊急連絡先
〈参加希望のオープンクラス〉
※お申込みいただいた個人情報は個人情報保護規程に従い厳重に管理し、本事業実施のためのみに使用いたします。
※受講に際して支援が必要な場合は、お問い合わせください。
応募締め切り
2022年9月10日(土)23時59分
参加費
1回500円
※「劇場の学校」メディア表現・舞踊・演劇の各コースの受講生は無料です。
実施期間
①オープニングレクチャー「現実(リアル)のウソと芸術(アート)のホント」
7月18日(月祝)10:30~12:00
講師:吉岡洋(美学者/哲学者、京都芸術大学文明哲学研究所教授)
②講座「絵を読む-メディアとしての交通標識、マンガ、絵画-」
7月18日(月祝)14:00~15:30
講師:佐藤守弘(視覚文化/メディア研究:同志社大学文学部教授)
③講座「違うからだ、同じダンス?」
7月21日(木)15:00~16:30
講師:中島那奈子(ダンス研究/ダンスドラマトゥルク)
④講座「演劇の時間《いまはむかし》と《むかしはいま》」
7月22日(金)15:00~16:30
講師:長島確(ドラマトゥルク/翻訳家)
⑤講座&ワークショップ 伝統芸能入門「能楽-和の世界-」
8月19日(金)11:00~12:30
講師:豊嶋晃嗣(能楽師 金剛流シテ方)、宇髙竜成(能楽師 金剛流シテ方)
定員:25名(先着順)
※足袋をご持参ください。
⑥ワークショップ「快音採取-身のまわりの音をあつめて、音楽をつくるー」
9月11日(日)15:00-17:00
講師:江南泰佐(音楽家)
定員:20名(先着順)
よくある質問
これまでに寄せられた問い合わせをもとに作成した「Q&A」をご覧ください(PDF)
プロフィール
吉岡 洋 Hiroshi Yoshioka
京都芸術大学文明哲学研究所教授。
京都大学文学部・同大学院修了(美学芸術学)。甲南大学、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)、京都大学文学部、こころの未来研究センター教授を経て現職。著書に『情報と生命』(新曜社、1993年)、『〈思想〉の現在形』(講談社、1997年)など。批評誌『Diatxt.』(ダイアテキスト)1~8号の編集、「京都ビエンナーレ2003」のディレクターをつとめた他、「SKIN-DIVE」展(1999)、「京都ビエンナーレ2003」、「大垣ビエンナーレ2006」などの展覧会を企画。映像インスタレーション作品「BEACON」プロジェクトチームメンバー。文化庁世界メディア芸術コンベンション(ICOMAG)座長(2011-2013)。『ヨロボン』(2008)『有毒女子通信』(2009-)『パラ人』(2014-2015)など地域性・自主性の強い出版活動の企画・編集も行ってきた。
佐藤 守弘 Morihiro Sato
同志社大学文学部美学芸術学科教授。視覚文化/メディア研究専攻。
アメリカ、コロンビア大学修士課程修了、同志社大学大学院文学研究科博士後期課程退学。博士(芸術学)。京都精華大学デザイン学部教授などを経て現職。写真を中心に、アートやデザインの周縁にある身近なイメージやモノ——鉄道写真、遺影写真、小学生の版画などなど——に興味を持っています。最近は20世紀後半のポピュラー文化、サブカルチャーに関する文章もよく書いています。単著に『トポグラフィの日本近代――江戸泥絵・横浜写真・芸術写真』(青弓社、2011)、共編著に『学校で地域を紡ぐ——『北白川こども風土記』から』(小さ子社、2020)、共著に『開封・戦後日本の印刷広告 『プレスアルト』同梱広告傑作選〈1949-1977〉』(創元社、2020)など。
詳しい経歴は http://web.kyoto-inet.or.jp/people/b-monkey/intro.html
ⓒTAIFUN
中島 那奈子 Nanako Nakajima
ダンスドラマトゥルク、ダンス研究。
老いと踊りの研究と創作を支えるドラマトゥルクとして国内外で活躍。
プロジェクトに「イヴォンヌ・レイナーを巡るパフォーマティヴ・エクシビジョン」(京都芸術劇場春秋座2017)、レクチャーパフォーマンス「能からTrio Aへ」(名古屋能楽堂2021)。
2019/20年ベルリン自由大学ヴァレスカ・ゲルト記念招聘教授。編著に『老いと踊り』、近年ダンスドラマトゥルギーのサイト(http://www.dancedramaturgy.org)を開設。
2017年アメリカドラマトゥルク協会エリオットヘイズ賞特別賞。日本舞踊宗家藤間流師範。8月21日に京都で公開ショーイングを予定。
長島 確 Kaku Nagashima
ドラマトゥルク/翻訳家
演劇やダンスの創作の現場でアーティストと組んで企画を考えたり、リサーチをしたり、台本を翻訳したり、パンフレットを編集したりする仕事(ドラマトゥルクといいます)をしてきました。この10年余はアートプロジェクトにも関わるようになり、演劇のアイデアや技術を劇場の外に持ち出すことにも興味をもっています。最近のプロジェクトに「まちと劇場の技技(わざわざ)交換所」、著書に『アトレウス家の建て方』『つくりかた研究所の問題集』(共著)、翻訳書にベケット『いざ最悪の方へ』『新訳ベケット戯曲全集』(監修・共訳)ほか。フェスティバル/トーキョー18-20ディレクター、東京芸術祭のディレクターの1人、東京藝術大学特任教授。
豊嶋 晃嗣 Koji Teshima
能楽 金剛流シテ方
昭和48年3月10日、広島県生まれ。
幼少の頃より、祖父・豊嶋豊、父・豊嶋敬三郎より手解きを受ける。その後、伯父・豊嶋三千春、先代金剛流宗家・金剛巌、及び当代金剛流宗家・金剛永謹に師事。5歳で初舞台。以後、子方として様々な舞台に出演。平成7年に慶應義塾大学を卒業し、京都に移り、能楽を続ける。「石橋」・「乱」・「望月」・「翁」・「道成寺」・「安宅」などを開曲。
自己の芸道の鍛錬はもとより、京都を拠点に、各地に活動を広め次世代能楽会の牽引役として責務を担う。既存の分野や流派を超え、全く新しい創作やコラボレーションを行うなど、能楽の新しい可能性を模索するために意欲的に挑戦。
(一社)日本能楽会会員。(公社)能楽協会会員。平成11年度 北九州市民文化奨励賞。平成26年 重要無形文化財総合指定保持者認定。平成28年度 京都市芸術新人賞。平成29年度 京都府文化賞奨励賞。
🄫Stephane Barbery
宇髙 竜成 Tatsushige Udaka
能楽師シテ方金剛流
昭和56年生まれ
二十六世金剛流宗家・金剛永謹、及び父・宇高通成に師事。
初舞台は3歳。子方時代を経て、プロの能楽師となる。
舞台活動の傍ら、初心者にもわかりやすく楽しめる「能楽ワークショップ」を企画し、フランス、韓国、アメリカなど海外でもワークショップを行う。
平成27年より自主公演「竜成の会」を主宰。平成29年よりYoutube「竜成の会」チャンネルで動画配信を開始し、より幅広く普及活動に勤める。令和元年「関蝉丸神社芸能大使」に任命される。現在京都を中心に活動中。
江南 泰佐 Taisuke Enami
音楽家。
昔からラジオやCDで音楽をよく聞いていました。それが10代後半になると人の声、足音、身体の気配さらに雨音や空調の音など身の回りにある様々な音がとても気になり出しました。今ではアニメーション作品、映像作品、舞台に楽曲を提供したり、ソロで演奏をしたり、ラジオ番組でDJをしたり、既存の楽器を使わない大所帯非楽器アンサンブルPOLY!を結成したり美術館や屋外で音の展示をしたりと音と音楽にまつわる活動をしています。
お問い合わせ
〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13
ロームシアター京都「劇場の学校」係
e-mail:oubo@rohmtheatrekyoto.jp
電話:075-771-6051(10時~17時)
担当:木原・齋藤