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募集終了 募集期間:2021年7月26日〜2021年9月10日

ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム「KIPPU」参加アーティスト募集

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ロームシアター京都と京都芸術センターが協働して行う創造支援プログラム“KIPPU”、2022年度の募集を開始します。京都芸術センターは2000年の開設以来、「制作支援事業」※1を通して、多くのアーティストの制作活動を支えてきました。そしてロームシアター京都は、2016年にリニューアルオープンし、文化芸術の創造・発信拠点として京都に新たな「劇場文化」を形づくることを目指しています。

本プログラムでは、創作に専念できるスタジオ(制作室)と、舞台設備・技術の備わった劇場の提供を通じて、舞台機構の活用や、客席数や作品サイズの拡大等に挑戦するアーティストを募集し、新たな才能が京都から国内外へ羽ばたくことを期待しています。

※1. 京都芸術センターの制作室について
京都芸術センターでは、芸術の新たなあり方を求める芸術家(団体)の活動を支援するため、制作支援事業として12室の「制作室」を無償で提供しています。
http://www.kac.or.jp/program/21908/

主催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

募集要項

応募締め切り

2021年9月10日(金)23時59分

これまでの採択団体

2018年度 ブルーエゴナク(福岡)、安住の地(京都)、akakilike(京都)
2019年度 オル太(東京)、お寿司(京都)
2020年度 中川裕貴(京都)、シラカン(神奈川)、スペースノットブランク(東京)
2021年度 福井裕孝(京都)、敷地理(東京)

応募資格

・京都で1ヶ月以上創作し、舞台芸術作品を上演することに意欲があること
・代表者あるいは主たるアーティストが概ね35歳以下の個人及び団体
・過去に3作品以上、上演経験があること
・舞台芸術のジャンルは問いません
・新作、再演など形態は問いません
・居住地、活動拠点は問いません

条件

制作 京都芸術センター・制作室
・使用料はかかりません。
・公演日の最長3ヵ月前から使用可。最短でも1ヶ月程度は使用すること。
※選考後、日程(A)については2021年12月末まで、日程(B)、(C)については2022年6月末までに使用期間・日時を調整のうえ決定します。
上演 ロームシアター京都・ノースホール ※2
・以下のいずれかの日程で、ロームシアター京都ノースホールで上演できること。(以下の日程には、仕込、リハーサル、本番、撤去すべて含みます)

(A) 2022年6月28日(火)~7月3日(日)
(B) 2022年12月6日(火)~12月11日(日)
(C) 2023年2月7日(火)~2月12日(日)

※2. ロームシアター京都 ノースホールについて
地下2階に位置し、約150~200人収容の仮設客席を設けることができます。仕様や設備は、ロームシアター京都WEBサイトよりご確認ください。また、新型コロナウイルスの影響で、収容人数が変動する場合がございます。こちら

・会場費、付属設備利用料はロームシアター京都が負担します。
・公演終了後、広報費の一部として入場料売上の10%を、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団 予定)にお支払いいただきます。
・公演のクレジットは、主催:応募者・団体、共催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化財団)とします。
・京都芸術センターおよびロームシアター京都が提供する上記の条件以外にかかる公演に必要な業務・費用は、すべて公演主催者(応募者)の負担となります。
・新型コロナウイルスの影響等の不可抗力により、公演が難しい場合、延期措置など応相談となります。

その他のサポート

・制作協力(応募者の制作体制や課題に応じて、アドバイス、コーディネートします)
・上演作品に対する批評家などによる批評文
・広報協力(広報計画、プレスリリース、広報媒体への掲載等)

採択数

2件(予定)

応募方法

下記の①~④をメールで提出してください。
① 所定の応募用紙
以下よりダウンロードしてください
Word PDF
② ノースホール使用プラン
以下よりダウンロードしてください
Word PDF
③ 予算書
④ 活動資料(A4サイズ、様式任意)
・上演予定あるいは過去の作品映像(ウェブサイトURL等)
・これまでの活動内容がわかる資料(過去の公演チラシ、批評、舞台写真等)

募集期間

2021年7月26日(月)~2021年9月10日(金)

審査基準 

ア 活動内容が具体的であること
イ 活動計画が当該アーティストの過去の実績から推測して実現可能であること
ウ 活動の目的及び内容が現在の京都の舞台芸術状況にとって先駆性を提示できること
エ 京都芸術センター制作室で制作を行う必然性があること

選考手順 

応募

書類審査

通知:9月下旬

面談(書類審査通過者のみ):10月15日(金)、10月16日(土)

最終決定
*書類選考の結果は応募者全員にメールにて通知いたします。
*面談はオンラインで行う可能性があります。なお通信料等は応募者の負担となります。

決定時期 

2021年10月下旬(予定)

応募先

京都芸術センター KIPPU係
E-mail:studio@kac.or.jp
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

これまでKIPPUに参加した団体によるコメント

集団に属していない、交友関係も広くない自分にとって、どこで誰とつくるのかということは常に重要な問題で、だからこそ、信頼できる人や場所と出会えることをとても幸せに思っています。去年応募したのは、応募書類に書いたようなこともそうですが、何よりロームシアター京都と京都芸術センターと一緒にやりたいと思ったからです。KIPPUに期待する内容はそれぞれだと思いますが、信頼できる環境を求めている人たちに届くといいなと思います。是非!!
福井裕孝(2021年度採択)
 

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私は音や音楽にまつわることに関係していて、いつも音の鳴る場所のことを考えています。音が鳴るということはそこに大気や気流があり、もっというと、音を鳴らした(私の場合はチェロを鳴らした)向こう側が「開かれている」必要があります。
1年前の夏、私はこの企画を通じコンサートを開催しましたが、その時も場所は開かれていました。開く/閉める、粗/密が雰囲気の多くを占める中、KIPPUは様々な調整を乗り越え、私に場所と時間を提供してくれました。
現在のシチュエーションを大きな壁と捉えることもできます。しかし壁は「反響」をもたらすものでもあると私は考えます。KIPPUが開いた扉の先に横たわる現実の壁。そこで反響する音/声/息遣いを聴けたことは大きな財産になりました。そしてそのチャンス(偶然)は今もまだ開かれています。
中川裕貴(2020年度採択)
 
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“KIPPU”
片道です。
締め切りは2021年9月10日(金)23時59分
33歳の時にラッキーで受かりました。
これで最後だと思って作品を創りました。
最後なんだからロームシアターと心中で良いや
この人生で菠薐心中をやれて幸せだったとお稽古場で噛み締めました。
お寿司ってなに?
もう戻れない。
動き出した場所でした
多くのバックアップがあります。
素晴らしき出会いもあります。
次へと進む一歩となります。
無謀な挑戦で良いと思います。
恥ずかしい思いをできるうちに
私、今も負け戦から始めます。
迷った時には自分の感覚を信じないと嘘です
南野詩恵(お寿司、2019年度採択)
 
──────────────────
2018年度のKIPPUに参加しました。
〈整備された創作環境〉と、若い世代の皆様にはややハードルの高い〈ノースホールでの上演〉がセットになっているKIPPUでは、参加されるいずれの団体にとっても、おそらく小さくないハードルとチャレンジがある公演になるのではと想像します。
ブルーエゴナクもまさしく『sad』では様々なチャレンジの末、個人的にとても意義深い上演に至りました。
代表作であり以降の作風や手法を方向付けた『sad』は、KIPPUという企画でしか生まれ得なかった作品だと感じています。
穴迫信一(ブルーエゴナク、2018年度採択)

お問い合わせ

京都芸術センター(担当:吉峰、遠山)
TEL:075-213-1000 E-mail:studio@kac.or.jp
ロームシアター京都(担当:眞鍋)
TEL:075-771-6051