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募集終了 募集期間:2020年2月1日〜2020年3月20日

地域の課題を考えるプラットフォーム  公開勉強会「“みんな”のロームシアター京都をめざして」

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地域の課題を考えるプラットフォーム  公開勉強会「“みんな”のロームシアター京都をめざして」

2016年1月にリニューアルオープンしたロームシアター京都には、舞台作品の鑑賞だけでなく、併設しているブック&カフェ、レストラン、休憩スペースなども、毎日多くのみなさまにご利用いただいております。これからもずっとまちの劇場として、多くの人々に親しんでいただくために、オープンから4年目となるいま、これからの劇場の在り方について考える公開勉強会を行います。全3回を通して、本当の意味で“みんな”のロームシアター京都になるために何が必要なのか、参加者やゲストのみなさんと考え深めていきます。

*「地域の課題を考えるプラットフォーム」とは
ロームシアター京都が2017年度から実施しているプロジェクト。劇場が舞台芸術のためだけに存在するのではなく,地域生活に根ざした多様な人々をつなぐハブとしての役割を果たすべく,芸術文化の視点から地域コミュニティの活性化を図ることを目的としています。

司会:長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院 助教)
   奥山理子(みずのき美術館 キュレーター)

第1回 “みんな”の公演って? ―インクルーシブなコンテンツを考える
障害のある人が創作に関わる事例を手がかりにして、多様な人々が関わる公演のあり方を考えます。
日 程:2020年3月2日(月)18:00~20:00  
会 場:ロームシアター京都 パークプラザ 3階共通ロビー
ゲスト:永山智行(劇団こふく劇場代表・劇作家・演出家)
    岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家 常務理事)
    西野桂子(NPO法人音の風 代表理事)

第2回 “みんな”の劇場って? ―劇場へのアクセシビリティを考える
文化施設や文化事業に対して、より多くの人たちにアクセスしてもらうために必要なことを考えます。
日 程:2020年3月8日(日)10:30~12:30  
会 場:ロームシアター京都 パークプラザ 3階共通ロビー
ゲスト:鈴木一郎太(株式会社大と小とレフ 取締役)
    吉野さつき(愛知大学文学部メディア芸術専攻 教授)
    本橋仁(京都国立近代美術館 特定研究員)

第3回 “みんな”の客席って? ―多様な観客へのアプローチを考える 
市民参加型の舞台芸術の事例を通じて、舞台に観客が関わることや、劇場に来られない人たちにとっての劇場について考えます。
日 程:2020年3月21日(土)15:30~17:30  
会 場:ロームシアター京都 パークプラザ 3階共通ロビー
ゲスト:文(NPO法人DANCE BOX事務局長)
    岸本匡史(公益財団法人としま未来文化財団 事業企画担当マネージャー)
    柿塚拓真(日本センチュリー交響楽団 コミュニティプログラム担当マネージャー)

定員:各回50名

対象:ご興味のある方はどなたでも

参加料:無料/事前申込優先(当日お席がある場合は申込無しでもご参加いただけます)

申込方法:WEBフォーム(こちら)あるいはFAX(075-746-3366)でお申し込みください。
FAXには①参加希望日 ②お名前 ③参加人数(4名様まで)④ご連絡先のお電話番号をご記入ください。

※全回、手話通訳があります。
※参加に際して支援が必要な方はロームシアター京都までお問い合わせください。

主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
助成:2019年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創生事業
協力:一般社団法人HAPS

プロフィール

永山智行(劇団こふく劇場代表・劇作家・演出家)

2006年から約10年間、宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター。2007年から「みやざき◎まあるい劇場」で障害者も一俳優として参加する作品づくりを行い、質の高さと活動の社会的な広がりの両面から高く評価されている。

岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家 常務理事)

奈良のたんぽぽの家で、障害のある人の芸術文化活動の支援に取り組む。表現活動を仕事につなげる「Goodjob!プロジェクト」や、関西を中心とした地域でのアートプロジェクト、パフォーミングアーツのプロデュースなどを担っている。

西野桂子(NPO法人音の風 代表理事)

博士(文化政策学)、京都市岡崎いきいき市民活動センターセンター長。音楽を活用した社会課題の解決に向けてさまざまな事業に取り組み,市民活動としての音楽の在り方を提案している。

鈴木一郎太((株)大と小とレフ 取締役)

20代をアーティストとしてロンドンで過ごしたのち、障害福祉と社会をつなぐ文化事業に携わる。現在は、ソフト・ハードを扱う会社を立上げ、依頼主の思いを整理し展望を見出す手助けをしている。

吉野さつき(愛知大学文学部メディア芸術専攻 教授)

英国シティ大学大学院でアーツ・マネジメントを学ぶ。公共ホール勤務等を経て、教育、福祉などの場で芸術を用いた活動に携わる。障害と舞台芸術に関わる調査研究や活動普及のための事業評価などに関わっている。

本橋仁(京都国立近代美術館 特定研究員)

建築史家、博士(工学)。2017年より同館で見えない方、見えづらい方と一緒に新しい美術鑑賞プログラムの開発に携わる。ロームシアター京都の協力のもと、建築を楽器に見立てる「建築楽器」のワークショップなどもおこなう。

文(NPO法人DANCE BOX 事務局長)

神戸市長田区の小劇場を拠点に、コンテンポラリーダンスを軸とした事業を展開。ダンスと身体、表現と社会、人と地域と劇場が繋がり拡がることを考え続け、障がい者や様々なルーツの人とのプロジェクトもおこなう。

岸本匡史 (公益財団法人としま未来文化財団 事業企画担当マネージャー)

劇団制作を経て、2012年より豊島区立の劇場「あうるすぽっと」にて企画制作を担当。日・英・バングラデシュの障害者によるプロジェクトを実施中。シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)理事。

柿塚拓真(日本センチュリー交響楽団 コミュニティプログラム担当マネージャー)

相愛大学音楽学部卒業。日本センチュリー交響楽団では就労支援と音楽創作のプログラム、高齢者と即興的な音楽創り、プロのアーティストと障がいのあるアーティストが共演する舞台などのマネジメントやプロデュースを担当。

長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院 助教)

博士(学術・東京藝術大学)。障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した実践と研究を行なう。芸術活動の担い手育成や市民創作ワークショップをフィールドとした活動も実践している。

奥山理子(みずのき美術館 キュレーター)

ソーシャルワーカーの母の影響で幼少期より福祉関係者と多く出会う。12歳で、母が絵画教室で有名な「みずのき」の施設長になったことを機に、福祉とアートとの横断的交流が始まる。現在、HAPSの「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」にも携わる。

お問い合わせ

ロームシアター京都  
TEL.075-771-6051(代表) FAX.075-746-3366 e-mail:oubo@rohmtheatrekyoto.jp

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