多様な角度から同時代の社会を知り、捉え直すためのトピックを挙げ、それにまつわるゲストを招く連続トークシリーズ<「いま」を考えるトークシリーズ>。今年度よりロームシアター京都の機関誌「ASSEMBLY」と連動した内容で実施し、Vol.9、10では二回にわたって「観光と芸術」について検討を深めます。
Vol.9では、オーバーツーリズムに伴うモビリティや都市の在り方の未来、また人や物質の移動に関するデータマイニングを活用したアートや新たな表現形態の可能性についてディスカッションします。都市計画、ツーリズムやまちづくりに関する専門家の阿部大輔氏と、パフォーマンス集団contact Gonzoとして身体の接触と移動をテーマに作品を発表している塚原悠也氏を迎え、文化的・身体的アプローチから、観光とモビリティをめぐるあらたなアートの輪郭を探ります。
日時:2020年1月11日(土) 14:00開始(13:30開場)
会場:パークプラザ3階共通ロビー
ゲスト:阿部大輔(龍谷大学政策学部教授)、塚原悠也(アーティスト、contact Gonzo、KYOTO EXPERIMENT共同ディレクター)
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
助成:2019年度 日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業
協力:京都岡崎 蔦屋書店
募集要項
募集人数
定員:各回80名
応募方法
専用予約フォーム(こちら)あるいは FAX (075-746-3366)でお申し込みください。FAX には、参加希望日、お名前、参加人数(4名様まで)、ご連絡先お電話番号をご記入ください。
申込開始日:2019年12月9日(月)10:00~
応募締め切り
2020年1月10日(金)23時59分
参加費
無料(事前申込優先)
※当日お席がある場合は申込無しでもご参加いただけます
プロフィール
阿部大輔 Daisuke Abe
1975年ホノルル生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程・博士課程修了。カタルーニャ工科大学バルセロナ建築大学校博士論文提出資格(DEA)取得。博士(工学)。政策研究大学院大学、東京大学都市持続再生研究センターを経て、現在、龍谷大学政策学部教授。著書に『バルセロナ旧市街の再生戦略』(学芸出版社)、共編著に『小さな空間から都市をプランニングする』(同)、『アーバンデザイン講座』(彰国社)などがある。
Photo by Takuya Matsumi
塚原悠也 Yuya Tsukahara
1979年、京都生まれ大阪在住。関西学院大学大学院文学部美学専攻修士課程修了。2006年パフォーマンス集団contact Gonzoの活動を開始。殴り合いのようにも、ある種のダンスのようにも見える、既存の概念を無視したかのような即興的なパフォーマンス作品を多数制作。またその経験をもとに様々な形態のインスタレーション作品や、雑誌の編集発行、ケータリングなどもチームで行う。2011-2017年度、セゾン文化財団のフェロー助成アーティストとして活動。京阪なにわ橋駅併設アートエリアB1共同ディレクター。2020年よりKYOTO EXPERIMENT プログラムディレクター。
お問い合わせ
ロームシアター京都 TEL.075-771-6051(代表)