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<つむぎのステージ>
ニットキャップシアター 
朗読&トーク「新聞『土曜日』を読む・みる・語る」
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〈10周年記念事業〉

プレイ!シアター for the 10th anniversary
<つむぎのステージ>
ニットキャップシアター 
朗読&トーク「新聞『土曜日』を読む・みる・語る」

2026年1月11日(日)

演劇パークプラザ3階共通ロビー
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新聞『土曜日』にのっている記事と広告から、昭和初期の京都の街並みにせまるイベント。

今から約90年前の昭和初期。京都の喫茶店には「土曜日」というミニ新聞が置かれていました。紙面には、シネマのこと、ファッションのこと、満洲のこと、戦争のこと、そして市内の喫茶店やレストラン、洋服店の広告もありました。 発行人の齋藤雷太郎は小学校卒の学歴しかもたず、本業は映画俳優でした。そんな彼がつくった新聞「土曜日」は京都を中心に人気を集め、最盛期の部数は8000部をこえたそうです。
「土曜日」とは、どんな新聞でどんな記事が載っていたのでしょうか。 ニットキャップシアター『土曜日の過ごしかた』公演(2026年2月)に先駆け、その関連企画として、モチーフである新聞『土曜日』の魅力を、俳優による記事の朗読と、ゲストによるトークでお伝えします。

開催日時・会場

2026年1月11日(日)

13:15~14:45(約90分)
無料、申込不要

会場:パークプラザ3階共通ロビー

公演・作品について

出演者

朗読:ニットキャップシアター劇団員
トーク井上史、山下賢二(予定)、ごまのはえ

詳細

■使用書籍
「復刻版「土曜日」」(三一書房 、1974年刊行)

井上 史

井上 史Inoue Fumi

編集・ライター
1957年京都生まれ。同志社大学大学院文学研究科修了。新聞社、編集プロダクション勤務ののち、生協運動史編さんに従事。共編著に『キネマ/新聞/カフェー――大部屋俳優・斎藤雷太郎と「土曜日」の時代』(中村勝著、ヘウレーカ)、『大学の協同を紡ぐ――京都の大学生協』(コープ出版)、『頼もしき隣人 能勢克男――反ファシズム統一戦線派のあしあと』(ヘウレーカ)などがある。 

 

 

山下賢二

山下賢二Yamashita Kenji

ホホホ座座長
1972年、京都生まれ。2004年に「ガケ書房」をオープン。2015年4月1日、「ガケ書房」を移転・改名し「ホホホ座」をオープン。
著書に『君はそれを認めたくないんだろう』(トゥーヴァージンズ)、『ガケ書房の頃 完全版』(ちくま文庫)、『喫茶店で松本隆さんから聞いたこと』(夏葉社)、『やましたくんはしゃべらない』(岩崎書店)、共著に『ホホホ座の反省文』(ミシマ社)、編著として『わたしがカフェをはじめた日。』(小学館)などがある。来年、渡米しない予定。

ごまのはえ

撮影:脇田友

ごまのはえ Gomanohae

劇作家、演出家、ニットキャップシアター代表。
1977 年大阪府生まれ。1999 年、自身が劇団代表となって「ニットキャップシアター」を設立。以来、京都を創作の拠点に日本各都市で公演をおこなっている。楽器や仮面など様々な表現手段でイマジネーションあふれる表現を追求する一方、「街の記憶」をテーマに地域の歴史や文化を題材にした創作もおこなっている。2004 年『愛のテール』で OMS 戯曲賞大賞受賞。2005 年自身の故郷大阪府枚方市を題材にした『ヒラカタ・ノート』で OMS 戯曲賞特別賞および新・KYOTO 演劇大賞受賞。2022 年サハリン ( 樺太 ) の 100 年の歴史を描いた『チェーホフも鳥の名前』で希望の大地の戯曲賞「北海道戯曲賞」大賞を受賞。

  • 主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市

  • 助成:
    文化庁文化芸術振興費補助金
    劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
    独立行政法人日本芸術文化振興会

  • 協賛:株式会社サンエムカラー

  • 協力:
    株式会社コングレ
    松井酒造株式会社

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