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PROGRAM公演・イベント

自主事業

サファリ・P 第11回公演『悪童日記』

2025年6月6日(金)、6月7日(土)、6月8日(日)

演劇ノースホール
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  • サファリ・P 第11回公演『悪童日記』

    撮影:松本成弘

サファリ・Pの代表作。双子の目を通して見える、戦争と孤独。

既成戯曲や小説の物語に底流する作者の生い立ちや時代背景を紐解き、パフォーマーの身体と最小限の舞台美術、最小限のテキストから、舞台作品へと昇華することに定評のある「サファリ・P」が、ロームシアター京都に初登場します。 『悪童日記』は、2017年の初演以降、何度も上演を重ねてきた、「サファリ・P」の代表作のひとつです。 5つの無機質な台と5人の俳優、抑揚を排除した言葉で、小説で描かれる双子の日記の「文体」そのものの舞台化を試み、上演のたびに話題を呼んでいます。 2025年版では、新たなキャストと新演出により、物語が持つ無機質な印象を、小説同様に徐々に覆し、作者アゴタ・クリストフの体験した戦時下の片田舎の風景と、それによって浮かび上がる人間の孤独をリアルに立ち上げます。 出演は、サファリ・Pの芦谷康介、佐々木ヤス子、達矢に加え、ダンサー・振付家・写真作家と多面的な活動を行なっている辻本佳、ダンサー・振付家としての確かな実力を持ち『透き間』(2023)で少女から老婆まで演じ分け話題となった森裕子を迎えます。女性キャスト2名という『悪童日記』の上演歴でも初の試みで、京都・愛知・そして待望の東京公演を行います。

開催日時・会場

2025年6月6日(金)、6月7日(土)、6月8日(日)

6日(金)19:00
7日(土)13:00
8日(日)13:00

会場:ノースホール

公演・作品について

あらすじ

幼い双子は日ごとに激しさを増す戦争から逃れるため、住み慣れた家とお母さんから離れ、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開する。双子は戦争によって炙り出された人々の浅ましい言動から己の心身を守るために様々な訓練を行い、そのときに起きた事実を、それに対する感情を一切排してただ記録していく。

キャスト・スタッフ

原作:アゴタ・クリストフ『悪童日記』(ハヤカワ文庫)
翻訳:堀茂樹
脚本・演出:山口茜
出演:芦谷康介、佐々木ヤス子、達矢(以上 サファリ・P)、辻本 佳、森裕子(Monochrome Circus)
作曲:増田真結
舞台美術:夏目雅也
照明:池辺茜
音響:森永恭代
映像:竹崎博人(creative studio Flat box)
衣装デザイン:佐々木ヤス子
舞台監督:大鹿展明
演出助手:村田瞳子
演出部:松本晋輔
宣伝デザイン:山口良太 (slowcamp)
日英翻訳:柴田惇朗
映像撮影:中谷利明
制作:水戸亜祐美(合同会社syuz’gen)、合同会社stamp

プロフィール

山口茜(上演台本・演出)やまぐちあかね

劇作家、演出家。合同会社stamp代表社員。2003年、第10回OMS戯曲賞大賞を受賞。2007年、若手演出家コンクール2006最優秀賞を受賞。2007年から2009年までの2年間、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてヘルシンキ(フィンランド)に滞在。帰国後、活動を再開する。2012年文化庁芸術祭新人賞を受賞。2013年、龍谷奨励賞を受賞。2015年、利賀演劇人コンクール優秀演出家賞一席受賞。アトリエ劇研アソシエイトアーティスト(2015年度〜2017年度)、セゾン文化財団シニアフェロー(2016年度〜2018年度)、龍谷大学非常勤講師(2010年〜)、メニコン シアターAoi芸術監督(2023年〜)。

サファリ・P

2015年7月、利賀演劇人コンクール2015にて『財産没収』(作:テネシー・ウィリアムズ)を上演。優秀演出家賞一席を受賞。メンバーは芦谷康介、達矢、佐々木ヤス子、池辺茜、森永恭代、山口茜の6名(2023年10月現在)。パフォーマー(俳優・ダンサー)・技術スタッフ(照明・音響)・演出部(演出家・ドラマトゥルク)からなる劇団。
これまでは、主に既成戯曲・小説から作品を立ち上げてきた。物語に底流する作者の生い立ち、時代背景などを重視してテキストを紐解き、その中から選び抜いた最小限のテキストを抽出。パフォーマーに俳優とダンサーが混在していることを活かし、身体と最小限の舞台美術、最小限のテキストのみを使用し、文字だけで立ち上がっていた原作世界の、意外な、しかし間違いなくそこにある要素を立ち上げることを得意とする。
2019年6月、FEMART Festival 7thに招待され、ODA Theatre(コソボ共和国プリシュティナ)にて『悪童日記』を上演。2019年10月、瀬戸内国際芸術祭秋会期にて『悪童日記』を上演。

  • 主催:合同会社stamp

  • 共催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)

他地域の公演

愛知公演 2025年6月14日~15日 会場:メニコン シアターAoi
東京公演 2025年12月19日~21日 会場:すみだパークシアター倉

お問い合わせ

『悪童日記』制作部
TEL:03-4213-4290 (合同会社syuz’gen 平日10:00-18:00)
MAIL:seisaku★stamp-llc.com
※★を@に変え、お送りください

 

チケット購入・予約

チケット料金

前売
一般早割:4,000円(4月30日までに予約した方が対象)
一般:4,500円
U18:1,000円
障がいのある方とその介助者*:2,500円(同伴の介助者一名無料)※要証明書
*ロームシアター京都お取扱い分は電話予約のみ。

当日
一般:5,500円
U18:2,000円

※未就学児入場不可

先行発売日

2025年3月8日(土)
※フレンズ会員(オンライン会員)、Club会員(京都コンサートホール・ロームシアター京都共通の会員制度)、京響友の会会員

一般発売日

2025年3月15日(土)

チケット取扱窓口

  • ロームシアター京都オンラインチケット
  • ロームシアター京都チケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-746-3201(10:00~17:00、年中無休 ※臨時休館日等により変更の場合あり)]
  • 京都コンサートホールチケットカウンター[窓口・電話 TEL.075-711-3231(10:00~17:00、第1・3月曜休 ※祝日の場合は翌日)]

観劇サポート

本公演では、お客様の観劇に際して以下のサポートのご用意をしております。ぜひご活用ください。

■車椅子でご来場のお客様へ
本公演では車椅子席のご用意がございます。座席位置および台数に限りがございますので、下記までお問合せください。なお、同伴の介助者がいらっしゃる場合もあわせてご相談下さい。
お申込・お問い合せ:『悪童日記』制作部
TEL:03-4213-4290 (合同会社syuz’gen 平日10:00-18:00)
MAIL:seisaku@stamp-llc.com

福祉専用駐車場、多目的トイレがご利用いただけます。また、車椅子のお貸出しも承っております。
お申込・お問い合せ:ロームシアター京都 Tel. 075-771-6051

託児サービス

■託児サービス
小さなお子さまをお連れの方も安心してゆっくりと舞台をお楽しみいただけるよう、託児サービスを実施いたします。
お申込み、問い合わせは下記までご連絡ください。

【ロームシアター京都】
Email. accessibility★rohmtheatrekyoto.jp
※★を@に変え、お送りください
TEL. 075-771-6051

お問合せの際に、以下の通りお知らせください。
内容確認後、こちらからご連絡いたします。

件名:「託児について」
①お名前 ②ご連絡先 ③お申込公演名/ご質問等

 

■ポータブル字幕機サービス(日本語、英語)のご案内
[ 要予約|無料・定員制 ]
上演中、セリフや音響の情報をお客様のお手元でご覧いただけるタブレットを使用したポータブル字幕機の貸出しを行っております。必ず事前にご予約をお願いいたします。
・台本の事前貸出サービス(日本語のみ) [無料]
聴覚障害のある方、聞こえにくい方を対象に、上演台本(PDF)の事前貸出を行います。上演台本データは、各公演の公演終了日まで閲覧いただけます。ご希望の方は、チケット購入時にお知らせいただくか、ご観劇日とお名前を記載の上『悪童日記』制作部までお問合せください。
・車椅子をご利用の方、盲導犬をお連れの方など、ご来場、ご観劇に関して心配事やサポートの必要がある方は、『悪童日記』制作部までご相談ください。
・受付にて筆談ボードでの対応可能