ロームシアター京都

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ロームシアター京都セレクション

寒川晶子ピアノコンサート
~未知ににじむド音の色音(いろおと)~

2016年9月24日(土)

終了しました
  • photo:Takashi Arai

    photo:Takashi Arai

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    photo:Takashi Arai

「ド」音のなかでグラデーションを作る。
色鉛筆の1色の中で変化を見るかのように、水墨画のように。
本来決められたピアノの調律法とははるか遠く逸脱したアイデアの中で、
ピアノの弦特有の響きと余韻を残したまま、
これまで聞いたことのなかった膨張音、ノイズを引き出しています。
微妙なピッチに人の声や息が重なるようで安心感と持続音を生み出す
その響きに、空間はじわじわと包み込まれていくでしょう。
「音に溶けて」はド音ピアノのソロで、「にじませ震わせ」はド音ピアノに加えて
アクースモニウム演奏の国内における第一人者である檜垣智也氏との共演で、
「響紡ぎ織」は伊藤悟氏による音の織機も加わった3人の演奏で、
より立体的な音とコラボレーションを演出します。

公演情報

公演日時

2016年9月24日(土)
開演時間 18:00

会場

サウスホール

出演

ド音ピアノ:寒川晶子
アクースモニウム:檜垣智也
音の織機:伊藤 悟

演奏曲目

「音に溶けて」
Vol.1(浮浮)、Vol.2(霞弦)
演奏:寒川晶子

 

「にじませ震わせ」
演奏:寒川晶子/檜垣智也

 

「響紡ぎ織」
演奏:寒川晶子/檜垣智也/伊藤悟

お問合せ先

ロームシアター京都チケットカウンター

TEL.075-746-3201(10:00~19:00、年中無休)

チケット情報

チケット料金

S席(1階席):一般料金¥3,000/学生¥1,500
A席(2階席):一般料金¥2,000/学生¥1,000

発売日

2016年5月28日(土)
≪フレンズ会員・Club会員・京響友の会会員 先行発売≫2016年5月21日(土)

チケット取扱窓口

関連イベント

ポストパフォーマンス・トーク

終演後、寒川晶子、檜垣智也、伊藤悟、小沼純一(音楽・文芸批評)によるポストパフォーマンス・トークを開催予定です。

8/27(土) プレイベント 「寒川晶子 トイピアノ・ミニコンサート」

9月24日(土)の公演のプレイベントとして、8月27日(土)に「寒川晶子トイピアノ・コンサート」を開催します。9月のコンサートで披露される、「ド音ピアノ」の演奏とはまた一味違った、「トイピアノ」の可憐で涼しげな音色に耳を傾けてみませんか?9月のコンサートの魅力についてのお話も交えながらのミニコンサート。是非お立ち寄りください!

日時:2016年8月27日(土)16:00~16:40
会場:パークプラザ 1階ロビー(京都岡崎 蔦屋書店 インフォメーション前)
料金:無料、予約不要
主催・お問合せ:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団) TEL:075-771-6051

★8月6日(土)~9月24日(土)まで、京都岡崎 蔦屋書店内(ピアノコンサートセレクト本コーナー)で、関連書籍の販売を行います。

演奏楽器について

「ド音ピアノ」とは、88 鍵ある鍵盤の音全てをドの音に特殊調律し直したピアノ。 ドとド#の間という非常に狭い音程の中を十二分割した微分音程で、各音域とすべての弦を調律する。 普段の生活の中で無意識に耳にしている微妙な音程をピアノで表現することによって、 静かににじんでいくような音のひろがりを体感することができる。 「アクースモニウム」とは、スピーカーのために作られた電子音響音楽をコンサートで発表するための 多次元立体音響装置。 会場内に配置された複数のスピーカーを、ミキサーでリアルタイムに操作( 演奏) する事によって、 さまざまな音響空間が自由に表現できることから、「スピーカーのオーケストラ」とも称される。 「音の織機」とは、布を織りながら音の紋様を奏でる機。 そんな世界でも珍しい織機が中国雲南省のタイ族に伝わっていた。 かつて、結婚前の女は人となりを想い人に伝えるため、故意に機の平衡を崩し、 身体動作や足捌きを工夫して音をつくっていた。 老人たちと協働で再生し創造したこの織機は、記憶や感性のアッサンブラージュを奏でる。

寒川晶子さんからのメッセージ

「ド」の音の中で少しの高低差をつけた特殊なピアノは何かのパーツでしかなくなった感じがあり、このピアノでどのように音楽を作っていこうと、そんな思いを抱いた時もありました。 でも、自然のノイズに近い音が鳴り、うねりも発するこのピアノの音に耳を傾けると、とにかく繊細で美しい音に癒されました。何か特別なドラマを演じるのではなく、素朴な日常を描いているような気持ちで演奏しています。 コンセプトからは想像するのが難しいですが、意外性のある美しさを、是非会場にてお聞きいただきたいです。 また、この特殊ピアノの響きをソロでお聞きいただいた後は、檜垣智也さんの電子音響が加わりより独創的なコラボ演奏の展開へと、プログラム最後には伊藤悟さんの日本初演になる音の織機演奏も加わり、三者三様の稀なパフォーマンスを繰り広げる予定です。 寒川晶子

山下洋輔さんからのメッセージ

寒川晶子さんと交流があり、以前に「ド音ピアノ」の演奏を体験されたことのある、ジャズピアニストの山下洋輔さんから、今回のコンサートに寄せたメッセージが届きました!(※この公演に出演はいたしません) 寒川晶子さんの演奏を最初に聴いたのは2009年、粟津潔さんのお別れ会だった。一柳慧先生の「タイム・シークエンス」という最大難曲の名曲を素晴らしいドライブ感で易々と弾いてしまった。思わず演奏後の晶子さんに近寄って行って話しかけ、楽譜を見せてもらったりした。翌年には「ド」の音だけのピアノを弾くというすごい試みに立ち会う事が出来た。いやーすげえな〜、おもしれえな〜、とすっかりトリコになってしまったジジイであります。 その演奏に接することの出来るロームシアター京都の聴き手の皆様がうらやましい。あいにく当日「追っかけ」はできないが、唯一無二の素晴らしい時間と空間が出現することは間違いない。それを必ずどこかで共有しております。 山下洋輔

託児サービスのご案内

■開設日時:2016年9月24日(土)17:15~20:00 ■託児人数:10名様程度を予定 ■対象年齢:生後3ヵ月~12歳まで ■場所:ロームシアター京都内 ※セキュリティ確保のため、お申込者のみにご案内します。 ■委託先:有限会社ノトス 公益社団法人 全国保育サービス協会(ACSA)正会員 ■料金:有料 1,000円(税込)/1回 /お1人あたり ■申込受付開始:2016年8月20日(土)12:00より ■申込締切:2016年9月21日(水)16:00まで ※定員になり次第、締め切らせていただきますのでお早目にお申込みください。 ■保険:不測の事故に対応するために、有限会社ノトスが保険に加入しており、保険適用範囲で補償いたします。ロームシアター京都は事故の責任は負わないことを申し添えます。 お申込みについては、本ページの最下部をご参照ください。

プロフィール

寒川晶子 | Akiko Samukawa

寒川晶子

1982 年京都市生まれ。18 歳まで京都市にて過ごす。フェリス女学院大学音楽学部卒業。これまでにピアノを黒川浩氏、中川賢一氏らに師事する。音楽による空間づくりに積極的に取り組み、現代美術作品とのコラボレーションやプラネタリウムを舞台にした演奏会など、自らも創作に関わりながら演奏を行う。2010 年に全鍵盤を「C」(ド)音に特殊調律したピアノを使用し各界から注目を集め、ファッションショーでの生演奏や小学校での芸術教育授業に招聘されるなど、その斬新な試みに高い評価を得た。また、2013年9 月に禅と茶文化で著名な京都・大徳寺塔頭王林院にて、トイピアノによる演奏会を行うなど、日本文化を意識するようになる。2015年より現代音楽を下地にピアノと織物を繋ぐ演奏会を伊藤悟、野中淳史と展開。博多織に関わる作曲家の藤枝守氏ともピアノと織物の長期プロジェクトを計画している。女子美術大学アートプロデュース表現領域非常勤講師。

檜垣智也 | Tomonari Higaki

檜垣智也

1974年生まれ。愛知県立芸術大学大学院修了。九州大学大学院芸術工学府芸術工学専攻博士課程後期単位修得退学。博士(芸術工学)。フランス留学中に電子音楽の作曲とアクースモニウムの演奏で注目を浴びる。フランス国立視聴覚研究所音楽研究グループ、カールスルーエ・アート・アンド・メディア・テクノロジー・センター、ハーバード大学、ケルン大学など主に欧米の音楽祭、大学、研究所からの招待公演が多い。作品はフランスやドイツの国営ラジオから頻繁に放送されている。代表作の「囚われた女」は第18回文化庁メディア芸術祭アート部門の審査委員会推薦作品へ選出。アクースモニウムを日本へ本格的に導入し、教育、研究にも力を注ぐ。九州大学大学院、愛知県立芸術大学大学院、大阪芸術大学、相愛大学、同志社女子大学、京都造形芸術大学、名古屋芸術大学、フュチュラ(フランス国際電子音楽祭)などで後進の指導にもあたっている。

伊藤 悟 | Satoru Ito

伊藤 悟

中国雲南省の少数民族やタイ王国北部に伝わる民族芸術について研究する人類学者(博士)であり、タイ族の老人たちより学んだ「ひょうたん笛」など民族楽器の演奏家。雲南大学在籍時、ひょうたん笛演奏家の哏徳全氏との出会いを機に、その演奏・制作技術を習得。雲南少数民族音楽について、雲南芸術学院の張興榮教授に師事し、フィールドレコーディングなどに従事した。ひょうたん笛に関する論文や演奏は中国でも高い評価を受けている。近年はタイ族の晩相牙女史と共に民族芸術の復興と伝承に取り組む。また、文化や生活を記録する民族誌映画を国際映画祭にて発表している。『こころを架けることば』(2011年) がモスクワ国際民族誌映画祭にて最優秀賞を受賞。2015年より日本学術振興会特別研究員。

クレジット

主 催

京都市
ロームシアター京都
(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)

協 力

紫紘株式会社
鈴木良(一般社団法人日本ピアノ調律師協会会員)

助成

平成28年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業

その他

PR映像

公演チラシ

こちらからご覧いただけます(PDF)

メディア情報

音楽情報誌「ぶらあぼ」8月号(7/18発行):寒川晶子インタビュー記事掲載

月刊誌「Leaf」10月号(8/25発売):コンサート情報掲載

カルチャーWEBマガジン「REALKYOTO」:寒川晶子&檜垣智也インタビュー記事掲載

カルチャーニュースサイト「CINRA.NET」:寒川晶子&山下洋輔インタビュー記事掲載

託児サービスのお申込み

■申込方法

①WEBでの予約 https://puchiputte.net/inquiry/

上記アドレスにアクセスし、必須事項をご入力のうえご予約下さい。

②メールでの予約

申込みメールアドレス:info@puchiputte.net

※サブジェクト(件名) :「ロームシアター京都『寒川晶子ピアノコンサート』託児予約」と記載をお願いします。

③お電話での予約 075-341-5150(日祝除く 9:00~18:30)

 

※②③については以下の項目をお伝え下さい。

1)保護者氏名(よみがな)・連絡先(携帯電話番号含む)

2)子どもの人数・年齢・名前(よみがな)・性別

3)託児上の注意点(アレルギーなど)

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