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募集終了 募集期間:2024年2月11日〜2024年3月22日

2023年度 ロームシアター京都リサーチプログラム最終報告会 参加者募集

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2023年度 ロームシアター京都リサーチプログラム最終報告会 参加者募集

ロームシアター京都では、プログラム策定のためのリサーチ、舞台芸術に関わる研究・批評分野と実践の場をつなげる若手人材の育成を目的に、2017年度よりリサーチプログラムを実施しています。最終報告会では、2023年度のリサーチャー5名が、重点テーマである「現代における伝統芸能」「子どもと舞台芸術」「舞台芸術のアーカイヴ」および自由テーマについて、それぞれのリサーチ成果を発表します。

【日時】2024年3月22日(金)12:30~16:30 終了予定
【会場】パークプラザ3階共通ロビー、ローム・スクエア
【参加費】無料(事前申込優先) 
※当日お席がある場合は申込無しでもご参加いただけます
【申込方法】
応募フォームもしくはFAX (075-746-3366)でお申し込みください。FAX には、参加日、お名前、参加人数、電話番号をご記入ください。

【発表者】※発表順ではありません。

テーマA:現代における伝統芸能
荻島 大河「伝統芸能としてのVTuber文化‐型(かた)の起源から探る仮説史と文化本意‐」

テーマC:舞台芸術のアーカイヴ
立花 由美子「再演のためのパフォーマンスアーカイヴを考える」

自由テーマ:舞台芸術のチケット価格戦略
小倉 千裕「日本の演劇における前売券を割り引く商習慣の継承要因の分析」

自由テーマ:京都におけるマダン劇
権 祥海「マダン:民衆が共集する広場」

自由テーマ:テーマB(子どもと舞台芸術)とC(舞台芸術のアーカイヴ)の横断型
橋爪 皓佐「劇場・小学校でのワークショップを通した記譜の拡張性の考察:自己伝達からはじめる音楽作り」

【メンター】
吉岡洋(京都芸術大学文明哲学研究所教授)
若林朋子(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授、プロジェクト・コーディネーター)

【コメンテーター】
大野はな恵(早稲田大学総合研究機構 招聘研究員)

【発表者プロフィール】
■荻島 大河(おぎしま たいが)
1991年生まれ。和光大学表現学部総合文化学科にて神話学・宗教学を応用した鷹狩文化研究を実施。成果を学生研究助成金論文2011「宮内省の隼」同上2012「中世から近世におけるヨーロッパ文学の放鷹文化表現について」として発表。卒業後は犬牽文化研究を開始、2014年より一般社団法人岐阜県美濃柴犬保存会から美濃柴犬を迎え入れ鷹犬復元開始。成果を比較神話学研究組織2014「猛禽類の記号を持つ犬から読み解く鷹犬の地位」同上2017「犬飼/犬牽の信仰:鷹犬が内包する死と畏怖のイメージ」同上2018「忘れられた犬牽の神‐鷹書に伝わる獺丸説話との比較から読み解く」として発表。2020年には京都芸術大学共同利用・共同研究にて「失われた犬牽の芸能犬‐始原演劇の復元に挑む」実施。2021年には星海社より『江戸のドッグトレーナー 犬牽の伝統に学ぶストレスフリーな愛犬生活』出版。

■立花 由美子(たちばな ゆみこ)
静岡大学講師。1989年生まれ。2014年慶應義塾大学文学研究科美学美術史学専攻修了、2016年ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン修士課程(博物館学)修了。大英博物館での研修を経て帰国後、神奈川県立近代美術館非常勤学芸員を経て、2018年から2021年まで金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター。これまでの主な企画に「一桌多椅 More than one table」(2018年、東アジア文化都市「変容する家」パフォーマンスプログラム)、「私たちの、私たちによる、私たちのための美術館」(2020年)、「コレクション展1 Inner Cosmology」(2021年)、主な論考に「インタープリテーション:「みる」人とつくる展覧会」(『国立新美術館研究紀要』、2018年)など。

■小倉 千裕(おぐら ちひろ)
1993年生まれ。同志社大学大学院経済学研究科応用経済学専攻博士前期課程修了。在学中は、「日本の演劇における前売券を割り引く商習慣」をテーマに研究を行い、自らも演劇と歌の領域で舞台に立つことを両立する生活を送る。修了後は、演出・制作にも活動を広げ、主宰する俳優組合わざおぎるどで、日本の近代戯曲を中心に公演活動を開始。2019-22 年 株式会社 OSK日本歌劇団 広報宣伝担当として勤務し、公演のキャッチコピーやあらすじの執筆、フライヤー・公演プログラムのディレクションに携わる。現在は、俳優・シンガーとしての当事者意識を持ちながら、俯瞰と実践を行き来する形で研究と表現活動に取り組んでいる。大阪アーツカウンシル アーツマネージャー、KYOTO EXPERIMENT 2023 広報。

■権 祥海(ごん さんへ)
キュレーター。1990年生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻博士課程修了。現代美術と舞台芸術を横断するキュレーション、プラットフォーム運営、執筆活動を主軸に、パフォーマンスにおける共集性、個人や共同体のトランスナショナルな歴史実践を捉える。2022-23年国際交流基金舞台芸術国際共同制作オブザーバー、さいたま国際芸術祭2023現代美術コーディネーター。現在、みなと芸術センターアソシエート・リサーチャー、パフォーマンスプラットフォームStilllive共同代表。主な企画に「覚醒と幻惑:見えないものとの対話」(ゲーテ・インスティトゥート東京、2022年)、研究に「東アジアにおける歴史実践としてのパフォーマンス-イム・ミヌク、高山明(Port B)、ワン・ホンカイを中心に-」(博士学位論文、2022年)など。

■橋爪 皓佐(はしづめ こうすけ)
作曲家。クラシックギター奏者。
ベルギー・ブリュッセル王立音楽院作曲科・ギター科学士課程修了後、京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程作曲・指揮専攻(作曲)を、英国王立音楽大学への派遣留学を経て修了。関西を拠点に、音をシェアする空間の枠組みを再考、再構築することを主なテーマとし、音楽的な技法による新たな形の公演や展示の制作を行う。ロゼッタ(現代音楽アンサンブル/アートコレクティブ)を主宰し、公演制作を行うほか、近年は領域横断的な活動にも注力し、「のせでんアートライン2021」でインスタレーション作品を発表、国際芸術祭「あいち2022」にパフォーマーとして参加。作曲家としてはソロ・室内楽器楽作品を中心に委嘱を受け、現代ギター社などから楽譜が出版されている。京都市立芸術大学芸術資源研究センター非常勤研究員、京都女子大学非常勤講師。2022年、2023年アーツサポート関西一般助成対象者。

主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会

お問い合わせ

ロームシアター京都 TEL:075-771-6051

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