MENU
ロームシアター京都 開館5周年|ROHM Theatre Kyoto 5th Anniversary
人生のなかに
いつもある劇場
1960年に生まれた京都会館は、
2021年1月10日に
ロームシアター京都としての
開館5周年を迎えます。
ロームシアター京都開館5周年記念事業
2021年
1月10日(日)~3月28日(日)
京都に「劇場文化をつくる」ことを目指し、2016年1月にオープンしたロームシアター京都は、
早くも2021年1月に開館5周年を迎えます。
そこで2021年1月〜3月の期間は「ロームシアター京都開館5周年記念事業」と題し、
これまで培った経験とネットワークを総動員して、特色ある事業を展開します。
1
シリーズ 舞台芸術としての伝統芸能 Vol.4
雅楽 ~現代舞踊との出会い
日本の伝統音楽“雅楽”と現代舞踊が出会い、伝統を更新する。
開館5周年を寿ぐ、華やかなコラボレーション!
ロームシアター京都の開館5周年記念日を華やかに彩るスペシャルなコラボレーション公演。2017年度から始まった伝統芸能の継承と創造を目指すシリーズ「舞台芸術としての伝統芸能」第4弾です。古典作品はもちろん、現代作品の演奏にも積極的に取り組む雅楽演奏団体・伶楽舎に、りゅーとぴあ専属舞踊団Noism Company Niigataとその芸術監督である金森穣氏をコラボレーターに迎え、新しい“雅楽”のかたちを探ります。それは「雅楽」の新たな魅力を引き出し、京都らしい「温故知新」を体現する舞台となるはずです。前半は伶楽舎および京都の雅楽団体・音輪会による雅楽演奏、後半はNoism0と伶楽舎によるコラボレーションを行います。
2
京都市交響楽団×石橋義正
パフォーマティブコンサート「火の鳥」
ロームシアター京都でしか体験できない、新しいオーケストラコンサート!
2021年は、イーゴリー・ストラヴィンスキーの没後50年。彼が活躍した時代のロシアにおいて、当時最先端の才能とコラボレーションを行い、あらゆる芸術運動に影響を与えたのが、バレエ団「バレエ・リュス」です。その精神にインスパイアされ、音楽・舞踊・美術を融合させたこの“パフォーマティブコンサート”は、「火の鳥」の他5つの名曲それぞれに、個性的な演出を凝らします。京都が世界に誇るオーケストラ京都市交響楽団と、京都を拠点に活躍する映像作家で演出家の石橋義正を中心に多彩なアーティストたちが結集し、ロームシアター京都が培ったスピリットを注ぎ込み、今までにないオーケストラコンサートを生み出します。
桂 福団治 / 笑福亭 仁智 / 桂 文之助 / 桂 枝女太 / 林 家染左
3
第354回市民寄席
京都会館時代から続く恒例の落語会。
祝いの口上を含む、華やかな番組をお送りします!
1957年にスタートし、京都では恒例の落語会として長く親しまれてきた「市民寄席」。 幅広い世代に笑いを届ける上方落語の生の迫力と寄席の雰囲気をご体験ください。 また第354回はロームシアター京都開館5周年記念事業として、祝いの口上を含む、華やかな番組をお送りする予定です。
イラストレーション:カナイフユキ
4
レパートリーの創造
松田正隆作・演出『シーサイドタウン』
松田正隆が10年ぶりに京都で演出作品を上演。
出身地・長崎をめぐる物語を、レパートリー作品として創作します。
時代を超えて末永く上演される劇場のレパートリー演目を製作することを念頭に、2017年から継続して取り組むプロジェクト「レパートリーの創造」。第四弾は、長らく京都を拠点に活動を続けてきた劇作家・演出家の松田正隆に、ロームシアター京都の新たなレパートリー作品を委嘱します。 自身が代表を務めるマレビトの会では、新しい演劇のつくり方を探求し、近年では実験性の強い作品を発表してきた松田が、今回は自身の出身地である長崎を題材に、満を持して新作戯曲を書き下ろします。後進育成、若い世代との共同作業にも積極的に取り組む松田との共同創作や、すでに実施した出演者の公募/オーディションを通して、新たな才能との出会いを生み出していきます。 また、創作のプロセスを記録・公開し、作品が出来ていく過程も共有することで、劇場で作品を創ることの意味や魅力をお伝えしていきます。
©小池アイ子
5
KYOTO EXPERIMENT
京都国際舞台芸術祭 2021 SPRING
新たなプログラムもスタート——
世界各地の実験的な舞台芸術を紹介するフェスティバル
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭は、2010年より毎年京都市内で開催している国際舞台芸術祭です。国内外の「EXPERIMENT(エクスペリメント)=実験」的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐことを目指すフェスティバルです。演劇、ダンス、音楽、美術、デザイン、建築などジャンルを横断した実験的表現が集まり、そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、新たな可能性をひらいていきます。
撮影:桂秀也
6
シリーズ 舞台芸術としての伝統芸能
Vol.3 人形浄瑠璃 文楽
伝統芸能の継承と創造を目指すシリーズ第三弾は、文楽。
木ノ下歌舞伎主宰・木ノ下裕一をスーパーバイザーに招き、「87年ぶりに蘇る大曲」と「三世桐竹勘十郎の若き日の新作」、文楽の豪華二本立てを企画!
現代を代表する人形遣いのひとり、三世桐竹勘十郎を筆頭に、この企画だけのスペシャルな座組が実現!かつてポピュラーでありながら、昭和に入り上演が途絶えていた『木下蔭狭間合戦「竹中砦の段」(このしたかげはざまがっせん たけなかとりでのだん)』。人形浄瑠璃として、87年ぶりに待望の完全復活上演。
『端模様夢路門松(つめもようゆめじのかどまつ)』は、桐竹勘十郎による珠玉の新作。三人遣いの人形に憧れる、いつもは端役の“つめ人形”が主役。文楽の舞台裏で繰り広げられるパロディ要素がたっぷりの作品。初心者から見巧者まで楽しめるスペシャルな2本立てをお見逃しなく!
※2020年2月に新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止となった公演の上演が決定しました。
『端模様夢路門松(つめもようゆめじのかどまつ)』は、桐竹勘十郎による珠玉の新作。三人遣いの人形に憧れる、いつもは端役の“つめ人形”が主役。文楽の舞台裏で繰り広げられるパロディ要素がたっぷりの作品。初心者から見巧者まで楽しめるスペシャルな2本立てをお見逃しなく!
※2020年2月に新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止となった公演の上演が決定しました。
©︎Kiran West
7
ハンブルク・バレエ団 映像上映会
①「ベートーヴェン・プロジェクト」②「ゴースト・ライト」
ハンブルク・バレエ団の近年の新作を豪華2本立てで映像上映
2021年3月に公演を予定していた、ハンブルク・バレエ団による公演は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止となりました。代わりに、今回京都で上演を予定していた演目「ベートーヴェン・プロジェクト」と、コロナ禍に生まれた2020年9月の新作「ゴースト・ライト」の2本立てで、映像上映会を開催することが決定しました。