室内オペラ「サイレンス」公演評
無言でもなお…
文:白石美雪
by ROHM Theatre Kyoto
音楽学、音楽評論。専門は20世紀前衛音楽史および近現代の日本の作曲家研究。ジョン・ケージを出発点に20世紀の音楽を幅広く研究するとともに、批評活動を通じて、現代の創作や日本の音楽状況について考察してきた。近年は明治期から昭和期に至る日本の音楽評論の成立を研究している。朝日新聞で音楽会評を、『レコード芸術』誌で月評を執筆。横浜市文化財団主催「ジャスト・コンポーズト」シリーズの選定委員。武蔵野美術大学教授。単著に『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』(武蔵野美術大学出版局、第20回吉田秀和賞受賞)、『すべての音に祝福を』(アルテスパブリッシング)、編著書に『音楽論』(武蔵野美術大学出版局)。
文:白石美雪