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コロナ禍のロームシアター京都における映像作品の取組紹介

2021.11.1 UP

昨今の新型コロナウイルス感染拡大のなか、ロームシアター京都においても、多くの催し・公演が中止や延期の決断を余儀なくされました。
※参考:新型コロナウイルス感染症対応に伴う中止公演について(2021年)
 しかしそうした公演の主催者・アーティストの皆さん、そしてロームシアター京都自身も、この逆境に立ち向かい文化芸術活動を継続すべく、劇場の空間やリソースを用いた作品を創作・発表しています。
 この記事では、ロームシアター京都自主事業に関わりのあるアーティストにより2020〜21年度内に発表されたものを中心に、コロナ禍における表現として様々な映像作品を紹介します。

※今後も随時更新する予定です。

原 摩利彦|弦楽五重奏を迎えたパフォーマンス映像作品 Marihiko Hara《For A Silent Space 2021》

京都を拠点に国内外問わず活躍する音楽家、原 摩利彦が、9月にロームシアター京都で開催を予定していた公演《For A Silent Space 2021》が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったことを受け、25分の映像作品を公開した。初公開となる弦楽五重奏を迎えた編成で、最新アルバム『Passion』や2017年の前作『Landscape In Portrait』の収録曲など6曲のパフォーマンスが披露されている。

Marihiko Hara《For A Silent Space 2021》

演奏曲目:
Passion
Sanson Yojo (山村余情)
Mémoire
FAKESPEARE Main Theme
Inscape
Vita

出演:
〈作曲、ピアノ、シンセサイザー〉
原 摩利彦
〈演奏〉
ヴァイオリン:須原杏、銘苅麻野
ヴィオラ:角谷奈緒子
チェロ:吉良都
コントラバス:千葉広樹

主催:night cruising

予定されていた公演
9/4(土) Marihiko Hara《For A Silent Space 2021》at.ロームシアター京都 ノースホール(開催中止)

 

KYOTO PARK STAGE 2020 ダンス映像製作アクション!

コロナ禍により失われた文化芸術体験の機会を全国規模で取り戻すとともに、人々の創造・参加・鑑賞を後押しするために、JAPAN LIVE YELL projectが実施されました。(2020年8月~2021年3月、主催:文化庁/公益社団法人日本芸能実演家団体協議会/27都道府県の実施主体)このプロジェクトに参画したロームシアター京都は、ローム・スクエア(中庭)を会場とする「OKAZAKI PARK STAGE 2020」や、「ニュイ・ブランシュKYOTO 2020」を中心に、京都市内のさまざまな“広場(PARK)”を“舞台(STAGE)”に変え、多様な人々をつなぐハブとなるイベント、KYOTO PARK STAGEを開催しました。
 このKYOTO PARK STAGEでチャレンジしたひとつの試みが「ダンス映像製作アクション!」です。≪観光・教育・福祉≫をキーワードに、現代ダンスのアーティストに依頼し、3つの映像が誕生しました。

きたまり『あたごサン』

愛宕神社(京都市右京区)を目指す道中に出会う京都の豊かな自然や歴史遺産を背景に巻き起こるできごと。嵯峨狂言に伝わる演目「愛宕参り」「釈迦如来」「餓鬼相撲」のエッセンスを織り交ぜオリジナルストーリーをつむいだ、振付家・きたまりによる初監督ロードムービー。

きたまり&木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎)によるオーディオコメンタリー付きもあります。ゆかいなふたりの掛け合いをお楽しみください。

北尾亘×京都市錦林児童館

ダンスカンパニーBaobab(バオバブ)の振付家・ダンサー、北尾亘さんを講師に、ロームシアター京都の近くにある京都市錦林児童館に通う子どもたちを対象にダンスワークショップを実施しました。北尾さんと子どもたちの出会いから生まれた、ダンスの時間を映像にまとめました。「かくれんぼ」から始まる、劇場を目いっぱい楽しんだダンス!

東野祥子×あおい苑(社会福祉法人葵友愛会)

ANTIBODIES Collectiveの振付家・ダンサー、東野祥子さんを講師に、あおい苑(社会福祉法人葵友愛会)に通う人々を対象にダンスワークショップを実施しました。東野さんと皆さんの出会いから生まれた、ダンスの時間を映像にまとめました。あおい苑はミュージックベルの演奏活動に力を入れられており、その音色を活かしたシーンも登場します。

 

プレイ!シアター at Home 2020

ロームシアター京都の毎年恒例の夏休みイベント「プレイ!シアター」。2020年8月開催の同企画は、「プレイ!シアター at Home 2020」と題してオンライン開催しました。
 おうちにいながらでも劇場で遊んでいるように楽しむことができる仕掛けとして、多彩なアーティスト・団体によるオリジナルの映像を制作。そのうちの2作品をご紹介します。

京都の期待の若手アーティストによるオリジナルコンテンツ
nidone.works presents3タククイズ番組『シアタークエスぽん!』

ロームシアター京都の裏側がわかるパペットvs視聴者のオリジナルクイズ番組。

 

京都芸術大学アートプロデュース学科 ARTZONEによるこども番組
「たりらりらりら」

京都芸術大学アートプロデュース学科による、映像を通じて楽しく愉快でちょっぴり不思議な出来事をみんなのお家の中にお届けする番組。

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