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機関誌『ASSEMBLY(アセンブリー)』第二号

[特集]集まりの現在

2018.12.21 UP

今号より特集を設け内容を拡充。初回はこの機関誌の名称とも関わる「集まりの現在」を特集します。
今日における人々の集まりの多様な試みと実践を通じ、劇場やそこで行われる文化イベントを批評的にとらえ直します。さらに、ブックガイドやアーティスト・インタビュー、そしてレビューなどを通じ、現在の文化状況を横断的に紹介することによって、当劇場で行っている「リサーチプログラム」および「トークシリーズ」の実践を広い視点から見つめます。ここで展開される批評的視点が、この劇場の行く先を示す羅針盤となり、多くの人と共有できることを企図しています。

 

ASSEMBLY|アセンブリー|京都に劇場文化をつくる| 02
・無料配布
・発行:平成30年12月21日
・配布場所:ロームシアター京都館内、地域文化会館、市内図書館、京都コンサートホール、京都芸術センター、全国の劇場・美術館(予定)、ほか
※施設によって、早期に配布を終了している場合があります。予めご了承ください。

誌面の内容はこちらからご覧いただけます(PDF)
『ASSEMBLY アセンブリー|京都に劇場文化をつくる』02 [特集]集まりの現在(16MB)


【コンテンツ】

■[特集]集まりの現在
▷[対談|津田大介×小山田徹] 集まりは可能か? 往来する自由がもたらすもの
▷[「 集まり」を考えるための5つの場] 
―Theatre E9 Kyoto
―京都市立芸術大学ワークショップシリーズ
―臨済宗建仁寺塔頭 禅居庵
―かねよ寄席[日本一の鰻・京極かねよ]
―DIAMONDS ARE FOREVER
▷泥仕合の彼方―ドイツの公共劇場はどこへ向かっていくのか?|文=ウルリケ・クラウトハイム

■リサーチプログラム 2017年度最終報告会レポート
■「いま」を考えるトークシリーズ2017年度抄録
■[Book Guide]コミュニティのややこしさと向き合う2冊|文=家成俊勝
■[Artist Pickup]茂山童司/和田ながら|したため
■[連載]
脱領土化/再領土化から〈破片〉的へ―あるいは、10年代の上演系芸術を俯瞰する 第一回|文=内野儀
■[Review]
▷三輪眞弘+前田真二郎|モノローグ・オペラ『新しい時代』|文=北野圭介
▷シリーズ 舞台芸術としての伝統芸能 vol.1「一居一道」 |文=林立騎
■時評|文=島貫泰介

※本誌はロームシアター京都自主事業として2017年度より実施しているプログラム「リサーチプログラム」、「いまを考えるトークシリーズ」と連携する機関誌です。「リサーチプログラム」に参加するリサーチャーによる寄稿などを掲載しています。

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[訂正とお詫び]
2018年12月発行の弊誌vol.2におきまして、以下の誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

26ページ、「リサーチプログラム2017年度最終報告会レポート」本文
誤)浅海健(九州大学院人間環境学府)の「主体性尺度」に
正)心理学者の浅海健一郎が1999年に発表した「主体性尺度」に

32ページ、「『いま』を考えるトークシリーズ2017年度抄録」内の「AI(人工知能)と音楽の未来」開催日
誤)2018年3月17日(土)
正)2018年3月24日(土)

37ページ、「Artist Pickup 02 和田ながら[したため]」掲載図版クレジット
誤)こまばアゴラ劇場(東京、2018年月)
正)こまばアゴラ劇場(東京、2018年8月)

以上

  • 島貫泰介 Taisuke Shimanuki

    美術ライター/編集者。1980年神奈川生まれ。現在は京都と別府を拠点に活動。『CINRA』『Tokyo Art Beat』『美術手帖』などで執筆・編集・企画を行う。2022年からは、DIYなアートイベント「湯の上フォーエバー!」を別府市内で主催している。

  • 橋本裕介 Yusuke Hashimoto

    1976年福岡生まれ。京都大学在学中の1997年より演劇活動を開始、2003年橋本制作事務所を設立後、京都芸術センター事業「演劇計画」など、現代演劇、コンテンポラリーダンスの企画・制作を手がける。2010年よりKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭を企画、2019年までプログラムディレクターを務める。2013年から2019年まで舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事長。2014年1月〜2022年8月までロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)事業課担当課長兼管理課担当課長。

  • 松本花音 Kanon Matsumoto

    横浜市出身、京都市拠点。広報・PRプロデューサー、アートプロデューサー。
    早稲田大学第二文学部卒業後、株式会社リクルートメディアコミュニケーションズにて広告制作や業務設計に従事。2011-13年国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」制作・広報チーフ、株式会社precogを経て2015-23年ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)所属。劇場の広報統括と事業企画担当として劇場・公共空間やメディアを活かす企画のプロデュース・運営統括を多数手がけた。主な企画に「プレイ!シアター in Summer」(2017-22年)、空間現代×三重野龍「ZOU」、岩瀬諒子「石ころの庭」、VOUとの共同企画「GOU/郷」、「Sound Around 003」(日野浩志郎、古舘健ほか)、WEBマガジン「Spin-Off」など。
    2024年よりブランディング支援、PRコンサルティング等を行う株式会社マガザン所属・SHUTL広報担当。舞台芸術制作者コレクティブ一般社団法人ベンチメンバー。
    Instagram @kanon_works

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