ロームシアター京都では、プログラム策定のためのリサーチ、舞台芸術に関わる研究・批評分野と実践の場をつなげる若手人材の育成を目的に、「ロームシアター京都リサーチプログラム」を2017年度より実施しています。初年度となった2017年度のリサーチテーマは、「古典芸能と現代演劇」、「子どもと舞台芸術」としました。このテーマでのリサーチに関心のある人材を募集し、メンターおよび劇場職員、事業に関わる関係者とのミーティング、リサーチ、ディスカッション等を通じて、調査研究に取り組んでいただきました。本書は、これらの調査研究について取りまとめたものです。
「ロームシアター京都 リサーチプログラム 紀要―2017年度報告書」
・無料
・発行:平成30年11月
・執筆者:2017年度リサーチャー(林立騎、清水久莉子、浜上真琴、大野はな恵)、メンター(吉岡洋、若林朋子)
報告書の内容はこちら(PDF)からご覧いただけます
【コンテンツ】
ロームシアター京都リサーチプログラム概要
リサーチャープロフィール
テーマA:古典芸能と現代演劇
古典芸能を巡るリサーチのアーカイブ
〜問題提起、フィードバック、視察、ヒアリング、モデル化の過程〜 林立騎
テーマB:子どもと舞台芸術
公共劇場に人々は何を求めているのか~鑑賞に留まらない地域に開かれた場として~ 清水久莉子
自由な表現の場を守るための新しいアプローチとしてのチルドレンズ・チョイス・アワード 浜上真琴
チルドレンズ・チョイス・アワードを通じた子どもの変容に関する実証的研究 大野はな恵
メンター寄稿
「馴染む」ことの両義性
吉岡洋
思考と実践の行き来
若林朋子
最後に
リサーチャープログラムに参加して
事業資料
2017年度リサーチャー募集概要