ロームシアター京都 〈レパートリーの創造〉
ジゼル・ヴィエンヌ
エティエンヌ・ビドー=レイ
『ショールームダミーズ #4』
2020.2.8 [sat] 19:00 / 2.9 [sun] 15:00
ロームシアター京都 サウスホール
自ら製作した人形を用い、美しくも不穏な予感に満ちた物語世界を構築するジゼル・ヴィエンヌ。暴力や性をめぐるさまざまなタブーを取り上げつつ、生と死、欲望と破滅、秩序と荒廃といった両極の美学を探求するその作品は、アヴィニヨン演劇祭をはじめ世界各地の芸術祭、劇場で、賛否両論を巻き起こしてきた。
今回、ロームシアター京都であらたに制作されるのは、エティエンヌ・ビドー=レイとの共作で2001年に初演された『ショールームダミーズ』の最新版。マゾッホの小説『毛皮を着たヴィーナス』をモチーフにした本作は、マネキンとダンサーが共存する空間で、規範と欲望、快楽の関係を紐解こうとするもの。今回ははじめて出演者を女性に限定し、ステレオタイプの“男女”から離れた、より自由な眼差しでクリエーションに臨む。
生命を持たない“あるがまま”のマネキンに対し、社会の中で互いに関係することを求められる“生身”の人間たち。彼女らが舞台上で繰り広げる物語は、観る者を思わぬ深淵へと誘うだろう。
ロームシアター京都が、2017年度から取り組んでいるプログラムで、公立劇場が主体的に作品製作に取り組み、劇場のレパートリー演目として時代を超えて末永く上演されることを念頭にプロデュースします。また、作品創造のプロセスを通じて、俳優、ドラマトゥルク、制作者等の専門家人材の育成や観客育成のための関連プログラムを企画し、レパートリーの創造から各地域における劇場文化をつくることを目指します。
演出・振付・舞台美術/ジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ
出演/朝倉千恵子、大石紗基子、高瀬瑶子、花島令、藤田彩佳、堀内恵
音楽/ピーター・レーバーグ
照明/アルノー・ラヴィッセ、パトリック・リウー
振付・演出アシスタント/仁田晶凱
音響/瀧口翔
衣装スタイリスト/Ryang
宣伝写真/金成基、松見拓也
舞台監督/川村剛史(ロームシアター京都)
制作/長野夏織、齋藤啓、寺田貴美子(以上ロームシアター京都)、川崎陽子
チケット(全席指定): 一般4,000円/ユース(25歳以下)2,000円[発売中]
■9月21日[土] 一般発売開始
■9月14日[土] フレンズ会員(オンライン会員)・Club会員・京響友の会会員先行発売
*ユースチケットをご購入の方は、公演当日、証明書のご提示が必要です。
*未就学児入場不可。12歳以下は保護者同伴の上、ご来場ください。
*演出の都合上、開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。
■ロームシアター京都 オンラインチケット
※24時間購入可、要事前登録(無料) https://www.e-get.jp/kyoto/pt/
■ロームシアター京都 チケットカウンター
TEL.075-746-3201(窓口・電話とも10:00~19:00/年中無休 ※臨時休館日を除く)
■京都コンサートホール チケットカウンター
TEL.075-711-3231(窓口・電話とも10:00~17:00/第1・3月曜日休館 ※休日の場合は翌日)
■チケットぴあ
TEL.0570-02-9999 [Pコード:497-347] http://t.pia.jp/
■ローソンチケット
TEL.0570-084-005 [Lコード:52973] http://l-tike.com/
■e+(イープラス)
http://eplus.jp/showroomdummies-4/
[ 託児サービス(要事前予約)]
詳細はロームシアター京都ウェブサイトでご確認ください。
[ お問い合わせ ]
ロームシアター京都チケットカウンター TEL.075-746-3201
演出・振付・舞台美術
1976年生まれ。哲学を学んだ後、フランス国立高等人形劇芸術学校に在学。振付家、演出家、パフォーマー、美術家として活躍。小説家のデニス・クーパーとのコラボレーションのほか、写真やインスタレーション作品も積極的に発表している。2018年には、KYOTO EXPERIMENT で鮮烈な印象を与えた『CROWD』で、フランスの批評家協会賞の最優秀賞を受賞。
演出・振付・舞台美術
1975年生まれ。ベルギーのサン=リュック美術学院、リエージュ王立美術アカデミー、フランスの国立高等人形劇芸術学院で学ぶ。振付家・演出家の活動の他に、ドローイングや彫刻も制作。2000年にマルセル・ブルースティン・ブランシェ職業財団賞を受賞。最初の舞台作品をジゼル・ ヴィエンヌと共に手掛ける。
出演
東京藝術大学大学院卒業。2014年よりパフォーマンスの制作を始める。現在、俳優としてフリーランスで関東を拠点に活動中。2017年、MEDIA PRACTICE16-17にて『日々淡々とその日にそなえる』『そのあとふりかえる、わたし、別のわたし、別のだれか』を発表。2017年よりチェルフィッチュ『三月の5日間 リクリエーション』に参加。2019年、MEDIA PRACTICE 18-19にて『流れうつるわたしの複数』を発表。
※オーディションにより選抜
出演
5歳よりバレエを始める。2005年、フランス、マルセイユ国立バレエ学校に入学し、首席で卒業。2006年、Cellule d’Insertion Professionnelle に所属し、マルセイユバレエ団やBallet D’Europe で経験を積む。2009年、CCN Ballet De Lorraine (ロレーヌバレエ団)に入団。その後ウィリアム・フォーサイス、トワイラ・サープ、マース・カニンガム、ジゼル・ヴィエンヌ、マーサ・グレアムなど多種多様な振付家の作品を踊る。現在はフリーランスダンサーとしてフランスを拠点に多数のプロジェクトに参加している。
出演
幼少よりモダンバレエを始め、後に橘バレエ学校にてクラシックバレエを学ぶ。Austria Ballet Company-Tokyoを経て、現在は骨で動ける身体を探し、コンテンポラリーダンサーとして関西を拠点に活動中。こうべ全国洋舞コンクールモダンダンス部門1位受賞。青木尚哉、中村恩恵、近藤良平等の作品に出演。自作自演も発表する傍ら、白井晃演出、森山開次振付『Lost Memory Theatre』『夢の劇』、CM等に出演し、踊りを通して演劇やメディア活動での表現も探求している。
※オーディションにより選抜
出演
NY、カナダ、ヨーロッパなどでトレーニングを積み、2012年に英国 Rambert School を卒業。カンパニーデラシネラ、印象派、NODA・MAP、I COULD NEVER BE A DANCER ほか多数の作品に出演。舞台だけではなく大学や美術館、世界遺産でのパフォーマンスのほかに、海外フェスティバルに招聘されるなど幅広く活動。現在フリーランスとして関東を拠点に活動中。PV・映画、舞台等の振付も行う。
※オーディションにより選抜
出演
5歳よりバレエを始める。法村友井バレエ学校で法村牧緖らに師事。高校卒業後にスイスのルードラべジャールバレエ学校に入学しクラシックバレエや、グラハムテクニックをミシェルガスカールらに師事。卒業後ポルトガルのkale companhia de dancaに入団。退団後Noism準メンバーとして活動。現在フリーランスとして関西を拠点に活動中。
※オーディションにより選抜
出演
大阪ダンス&アクターズ専門学校卒業。2年間ニューヨークに留学。日本に帰国後、ニューヨークで学んだモダンダンス、コンテンポラリーダンスをベースに自分のスタイルを追求している。現在フリーランスとして関西を拠点に活動中。また、フィルムカメラで自身が撮影した写真の展示活動も行っている。
※オーディションにより選抜
ロームシアター京都
〒606–8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13
京都市営地下鉄東西線:「東山」駅下車1番出口より徒歩約10分
京阪電鉄:「神宮丸太町」駅下車2番出口より徒歩約13分
市バス32・46系統、京都岡崎ループ:「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ
市バス5・100・110系統:「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩約5分
市バス31・201・202・203・206系統:「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩約5分
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